ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)38話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
今更真実を打ち明けても迷惑でしょう
でもいつかはそれを打ち明け謝りたいと言うカリンヌ。
そしてバシリに、もしここを追い出されたらニテンスを安全な所に連れて行って欲しいと頼みます。
偶然話を聞いてしまったバルテスは3年前の女性がカリンヌだと知り、彼女に問いかけます。
殺人鬼の子を産んだ 38話のネタバレ
ついにカミングアウトするカリンヌ
頼むから言ってくれ
強く願いカリンヌを見つめるバルテス。
その様子からまさか真実を知っているのかと感じます。
(それとも探っているの?)
(分からない・・・)
カリンヌは途端に恐怖に襲われ、ドレスの裾をギュッと掴みます。
そして、真実を伝えることが怖くてたまらないものの、これ以上ごまかすことは出来ないと思うのでした。
カリンヌは少し黙って目を閉じると、バルデスにごめんなさいと謝りました。
切なそうにこちらを見つめるバルテス。
どこから話せば良いのか分からない・・
そう切り出すと、遂に・・あなたと初めてあったのは3年前だとカミングアウトしたのです。
首都の市場の街角でー
その言葉を聞き、そなただったのか、とバルテス。
カリンヌはただただ申し訳なさそうに再び目を閉じます。
その姿に、あんなも長い期間必死で探し求めていた人物が目の前にいると言うのに、バルテスは心が痛くて仕方がありません。
ごめんなさい・・ バルテス。
本当にごめんなさい・・
謝って欲しいんじゃない。
本当のことが知りたかっただけなんだ。
バルテスはカリンヌの手を取るとギュッと握りしめます。
苦しさで今にも心が崩れてしまいそうなカリンヌですが、それでも覚悟を決め、ニテンスはあなたの子供だと言いました。
真実を述べ、再び謝ると申し訳なさそうに俯いてしまいます。
立っているのも辛くなってしまいカリンヌはベッドにヘタッと腰掛けると、話し始めます。
あの夜のこと
あの夜あなたに出会ったのは偶然だった。
そして、子供を作るために屋敷を出たことは間違いないと続けたのです。
どうしてもプボ伯爵と縁談したくなかった
それであなたを利用したの・・
ごめんなさい・・・
カリンヌの言葉に、俺も同意したではないかと返すバルテス。
!!!
俺が同意したことだ
改めて言うとバルテスはカリンヌの隣に座り、自らの判断で君を助けると決めたんだと伝えます。
しかし罪悪感からカリンヌは体を外側に向けてしまいます。
バルテスは彼女に寄り添い、そなた1人でしたことではなく一緒にしたことだと訴えかけます。
そして体ごと向き合うと、責任は共にあるのに何故そなただけのせいになるんだ?と両手で頬を挟み、しっかりと目線を合わせて伝えるのでした。
・・・。
何も言えず、バルテスから与えられる温かさに涙ぐむカリンヌ。
しかしスッと手を伸ばしバルテスの胸をそっと押し退けると、あれはしてはいけないことだったと言います。
自分のせいでニテンスにも許されない罪を犯してしまった
カリンヌは今にも泣き出しそうな顔をしてバルテスに背を向けます。
こんな話がしたかったわけではない、バルテスは俺を見て欲しいと言いますがカリンヌは両手で顔を覆い、放っておいてと言うのでした。
崩れ落ちていくカリンヌを包み込むバルテス
私は自分のことが許せないの・・
あなたに優しくしてもらう資格は無いわ
そんなカリンヌに手を差し伸べようとした時、あなたに会ってはいけなかったと言う言葉を聞き、バルテスはショックを受けます。
俺と出会ったことを後悔しているのかと真意を尋ねるバルテス。
・・後悔しているわ
そう言って黙り込んでしまうカリンヌに、バルテスは返す言葉を失い肩を落としてしまうのでした。
しかし、涙を流しながらいっそ死んでしまった方が良かったと言うカリンヌの言葉に、バルテスは思わず肩を掴んでこちらを向かせるとベッドに押し倒します。
!!
泣きながら心を閉ざすカリンヌをこちらを向かせ両腕の間に閉じ込めると、そなたの命はそんなにも軽いものなのかと言います。
そして、俺もニテンスもそなたにはどうでも良い存在なのかと問いかけます。
私は・・・
バルテスを見つめ涙を流しながら何か言おうにも、どうしたら良いのかわからないカリンヌ。
カリンヌ、自分を苦しめるな。
強く訴えたかと思うと悲しげな表情をするバルテス。
そしてバルテスは、カリンヌが自分を粗末にすることが自分にとってはとても辛いことだと言いました。
思わず身を起こし、どうしてなのかと問うカリンヌ。
理由は1つだろう?
バルテスはしっかりとカリンヌの目を見つめると、そなたのことを愛しているからだと伝えます。
驚いたカリンヌが聞き直すと、愛おしさが止まらないと言った表情で、ああと一言答えます。
怒っていないの?
まだ涙が止まらないカリンヌの問いに、怒っているけれどそなたにではないと答えると、バルテスは腕に閉じ込め、しっかりと抱きしめるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 38話の感想
バルテス、なんていい人なんだろう(涙)
1人でずっと秘密を抱えてきたカリンヌですが、一番大切な人にそれを話せ、何より受け止めてもらえて本当に良かったです!!
ショックを受け自分も傷つきながらも、それ以上に罪悪感と苦しさでいっぱいのカリンヌを抱きしめ、愛で包みこむバルテス。
これは2人で一緒に行ったことだと言ったところも良かったです!
私もこんな人と出会って守られてみたい!と思ってしまいました^^
このまま絆を深め、素敵な展開を迎えることを期待したいと思います!
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ38話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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