ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)37話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
バルテスの元を訪れ、正式には手に入らない情報だと封筒をチラつかせるバシリ。
バルテスがそれを購入すると、後で調査中に捕まえた虫をプレゼントすると言います。
一方、カリンヌの部屋に行き彼女にも報告書を渡すバシリ。
真相を知った彼女に更なる依頼や疑問を投げかけますがー
殺人鬼の子を産んだ 37話のネタバレ
カリンヌなりの思いと願い
私のことを愛していない相手に、そういうことはしたくなかったのですー
愛・・?
カリンヌの言葉に目を見開いたバシリは思わず聞き返します。
するとカリンヌは、今更バルテスに事実を打ち明けても迷惑なだけだと言います。
自分が独断でしたことの責任を彼に負わせたくないし、もとよりバルテスは私には勿体無い人だ、と。
それゆえ彼に話すつもりはなかったけれど、いつかはきちんと打ち明け謝らなくてはいけないと思っていると締め括るのでした。
ついてはいけない嘘をついてしまった
でも、今更後悔しても仕方がない・・・
そしてカリンヌは、いつかバシリが自分のことを助けてくれると言ったことに触れます。
どんなことでも遠慮なくどうぞ。
バシリがそう答えると、もし私とニテンスが追い出されてしまったらニテンスを安全な所に連れて行って欲しいと言います。
少し黙ってから、カリンヌはどうするのかと尋ねるバシリ。
自分はどうなってもいい。力無く答えるカリンヌに、ニテンスのいない人生に生きる意味があるのかとバシリは聞きます。
そして、もしニテンスがあなたを必要としなかったらどうするのかと尋ねると、考えたこともなかったと答えるのでした。
あなたの心残りはニテンスだけなんですね
太閤閣下もあなたの生きる糧にはなれない
そう言って笑うバシリ。
それはどういう意味でしょうかとカリンヌが言い終えるより早く、よく考えて置いて欲しいと言います。
そしてあなたが必要とあらば、いつでも助けますのでと言うと窓に足をかけ、外へと飛び降りて行ったのでした。
!!!
窓辺から地面を覗き込み、あっと言う間に消え去るバシリを見つめるカリンヌ。
そして少し視線をあげると、ニテンスと別れてこの屋敷を離れたら、自分に生きている意味などあるのだろうかと考えるのでした。
カリンヌの元に訪れたバルテスは夢を聞かれー
その時、不意にドアをノックする音がしてそちらを見ると、扉を開けるバルテスの姿がありました。
思わず名前を呼ぶと、何をしていたのかと聞かれます。
バシリさんが来たので少し話していた、と隠す事なく答えるカリンヌ。
そして机の上の封筒を示し、この前依頼したものを届けに来たのだと言いました。
あなたも会っていたのでしょう?
そう聞かれると、バルテスは封筒からカリンヌへと視線を移し、そうだと答えます。
そして、なんの話をしていたのかと言うバルテスに、ニテンスと離れたらどうやって生きていくのかと聞かれたと言うカリンヌ。
・・答えられなかった
彼女にその訳を尋ねると、カリンヌは穏やかな表情になってこう言いました。
私のたった1つの望みは、既にあなたが叶えてくれた、と。
あの家から出ることだけをひたすら願っていたと言うカリンヌ。
その願いに加え、ニテンスを安全に育てたいと言う願いもあなたが叶えてくれたのだと。
そしてバルテスに対しカリンヌは、あなたには願い事や夢があるかと尋ねます。
そうだな・・・
バルテスは少し考えると、適当に自分の義務を果たして領地を守ることかな・・?他は休暇には狩りや旅をして過ごす以外、特に望みはなかったと言います。
でも今は、いつもそばにカリンヌとニテンスがいて欲しいと思っているー
そう言って向き合うと、カリンヌの手をそっと握るバルテス。
カリンヌはバルテスを見上げ、私にそばにいて欲しい・・?とドキドキしながら尋ねるのでした。
遂に真実を知るバルテスですが・・・
熱のこもった視線を返すバルテス。
そしてそっとカリンヌの頬に触れると、そなたが何をしようとそばにいてくれることが俺の望みだとハッキリと伝えるのでした。
だから俺には何も隠さず素直になって欲しい
そなたのことが知りたい・・・
真剣な眼差しになり、バルテスはカリンヌのことをもっと理解したいと思いを告げるのでした。
俺に話してないことがあれば、全て話して欲しい
バルテス・・・
彼の手を握り返し、切なそうな視線を受け止めるカリンヌ。
(・・・どうして?)
カリンヌはその手を離し少しだけ顔を背けます。
実はカリンヌの部屋の扉を開けようとした時に、中から話し声が聞こえてきたのです。
!!
どうしてこの様な選択をしたのかと尋ねるバシリの声。
それに対しカリンヌは、私を愛していない相手にそういうことはしたくなかったと答えています。
思わずドアノブを握りしめたまま、扉を開けることを躊躇うバルテス。
会話は続き、心臓がドクンと大きな音を立てます。
そしてバルテスは遂に知ってしまったのです・・
3年前の彼女がカリンヌ本人だったという事をー
3年前、あんなに堂々としていた彼女が今はすっかり別人の様・・
そして俺に全てを隠した。
バルテスは思いました。
今まで自分なりに出来る限り頑張ってきたのに、今も彼女は俺の事を信用していないのだと。
俺に話していないことは無いか?
そう言うと、頼むから言ってくれと強く願いカリンヌを見つめるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 37話の感想
遂に・・!
3年前の女性はカリンヌだったことを知るバルテス。すごい衝撃を受けたでしょうね!
同時にやはり、ここまで一緒に暮らしても打ち明けてもらえなかったことはショックでしょうし相当モヤモヤするだろうなあと思いました。
ついてはいけない嘘をついたと思っているカリンヌ。
そしていつか全てを話し謝ると言っていましたが、今がそのタイミングではないでしょうか?
今後の2人の展開が気になります!
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ37話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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