ピッコマで独占配信中のマンガ「悪女を殺して」(原作 Your April先生、漫画 Haegi先生)41話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
私の目を逃れられると思うな
そう告げる侯爵に、私はあなたの娘ではないからこれ以上あなたに合わせる気は無いと言うエリス。
権力のため娘の気持ちを無視していると言い放ちます。
一方、ドレスの一件やエリス憎む気持ちを露わにする皇后。
エリスは皇太子と縁を切りたいと言います。
→→ 前話、「悪女を殺して」ネタバレ40話はこちら
悪女を殺して 41話のネタバレ
エリスの申し出に「許可」を言い渡す皇后
公私多忙な皇后に代わり、ヘレナを指導すると言うエリス。
皇后が直々にあの子を指導すれば、周囲の関心を引き良くない噂が広まる懸念があると伝えます。
すると皇后は沈黙し、エリスは心の中で許可をするよう強く念じるのでした。
エリスにはヘレナと2人きりになる時間が必要で、この小説を終終わらせるためには彼女を殺さなければならないのでした。
(そうしたら死刑になる)
「指導」は小説にはないシーン。因果律を気にかけていると、皇后がやはりあなたは息子には似合わないと言います。
アレクトには彼に従順な者が必要だから・・
皇后が「指導」を許可するとエリスはカップを置いて席を立ち、ペコリとお辞儀をします。
(いよいよ次の段階に行けるー)
ならば1日も早く始めたいとここに来たついでにヘレナに会い、教育時間を決めようと考えるエリス。
すると目の前に鏡を見つけます。
!!
近寄って覗き込むとメデイアがスーッと姿を現し、無事に戻ったのですねと声をかけてきました。
エリスはこの場所で長話は出来ないから用件だけ言うよう伝えます。
すると、方法を見つけたのですぐにお店にきて欲しいと言います。
店に足を運ぶなり、エリスはたとえ小説の世界であっても、人を殺すくらいなら魔女として火あぶりにあった方がマシだと考えていました。
そして席につくなり、向かいに座るメデイアはふわりと何かをくるんだ布を宙に浮かせ、開けてみるようにと促します。
エリスがそれを取り出すと、中から剣が出てきました。
この剣でヘレナを・・・
手に入れるのはとても大変だったと言うメデイア。しかしエリスは剣を見るなり、これでは封筒さえ切れなそうだと言います。
メデイアは、手にする人の意志で姿が変わる剣だと説明すると、この剣でその体の主が殺すべき人を刺すのですと言いました。
ヘレナを・・・
そう言って剣をマジマジと眺めるエリスに、そうです、ベッタリと血がつく程にと答えるメデイア。
エリスが刃も無いただの鈍器ではないかと言うと、メディアはその女の命を奪うという心を持たないといけないのだと告げます。
うっかり殺人をしなくて済むのではと考えてしまっていたエリスはゴクリと唾を飲み、毒殺ならまだしも直接刺すなんて罪悪感は雲泥の差だと思うのでした。
そして涙を流しながら謝罪するヘレナの顔を思い浮かべ、あれが最後の会話になるのかと考えます。
俯きながら、絶対にこれで刺さなくてはいけないのかと聞くと急に弱気な態度を見せるエリスにどうしたのかと尋ねるメデイア。
元の世界に帰るためには何だってやると言っていたから、やっとここまで調べてきたのに・・・
そしてエリスを見据えると、あの子が好きになったのかと聞きます。
笑わせないでと答えるエリスですが、悩んだこともない質問に苦しみ、自分を救うために罪なき人を犠牲にしていいのか、その人はどれだけ悔しいことだろうと思うのでした。
エリスは考えます。
今が苦しくてもきっといつかは幸せになると信じるヘレナのこと、彼女はきっと生きていたいはずだ、と。
そして彼女にはその資格が十分にある・・
でも、私は私が一番大切なの。
そして両手に乗せられた剣を見つめていると、メデイアが手のひらからボンっと小瓶を出し、もう1つ必要な供え物は涙だと言うのでした。
・・涙? 何の・・・?
そう尋ねるエリスにそれは答えられないと言い、代わりにあなたは賢いから分かるはずだと告げるメデイア。
何の涙なのかを考えて、これに入れてください。
そう言うとニコリと笑ってエリスのおでこをつつくのでした。
とにかくエリスが目の敵の皇后
場面は再び皇宮
皇后とエリスが話していたシーンに戻ります。
皇后は、昨日アレクトが私を訪ねレディ・ミジェリアンではなくヘレナと結婚したいと頼んできたと言います。
そして、このままではあなたが皇太子妃の座を逃すのではないかと心配していると言うのです。
レディ・ミジェリアン、あなたのためを思ってのアドバイスだけれど・・・
アレクトはあなたをどうしても女性として見れないと言うから、道端の娼婦の格好をして誘惑してみて。それで子供でもできれば彼はあなたを気遣うかもしれないわ!
あなたの顔はヘレナの美貌に比べられるものではないけれど、どうにか耐えられるわ。
その辛辣な言葉に皇后の両脇に跪く侍女はクスッと笑います。
しかしエリスはニコリと笑うと手を胸に当て、陛下の忠告は胸に留めておきますと言ってお礼を述べるのでした。
すると少し黙って、つまらなそうに下がって良いと言う皇后。
去っていくエリスの後ろ姿をみながら、ドサっと椅子の背に持たれると、ヘレナに会いたいわねと呟き、彼女を呼んでくるようにと周囲に命じるのでした。
悪女を殺して 41話の感想
皇后が恐ろしすぎますね・・・
あなたを思ってのアドバイス、この内容も、それを聞いてクスクス笑っている侍女も完全におかしいし。
こんな人たちに好かれ、囲まれてもピュアでいられるヘレナがすごいなと思いました。
そして、剣でヘレナの命を奪うことになったエリス・・
思いがけずこの世界に来てしまい、やり場の無い悲しみも気持ちも背負ってきて、どうにか元の世界に戻れる方法がこれでは葛藤しますよね・・・
気になることが色々ありますが、また来週、読み進めていこうと思います。
まとめ
今回の記事では、悪女を殺してネタバレ41話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「悪女を殺して」ネタバレ42話はこちら
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