ピッコマで独占配信中のマンガ「ラスボスの私が主人公の妻になりました」(原作:Winterleaf先生、作画:Jeokbal 先生、文:Furik 先生)23話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
フィオナに、許可もなく屋敷を彷徨くのかと言い放つ伯爵夫人。
メイを通じて夫人の本心を知り、改めてこの家での全てを捨てると決意するフィオナ。
その夜、フィオナはアヴェルに「退職金」要求の手紙を書きます。
アヴェルに呼び出されたシグレンは自分の道を決定します。
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ラスボスの私が主人公の妻になりました
23話のネタバレ
退職金の活用方法を検討するフィオナ
以前仰っていた退職金を、今いただくことは出来ますか
手紙を読んだアヴェルはフィオナに返事を寄越します。
そこには、申し出を承諾することに加え、代わりにその件を終えたらタウンハウスを見に行って欲しいと言う文が添えられていました。
手紙の内容と「お父さん」と呼べとは書かれていないことにほっと胸をなでおろすフィオナ。
原作でアヴェルとは敵同士だったため、今の関係が変な感じに思えていたのでした。
フィオナの言う退職金とは グリーン家の情報のこと。
入手も済んだことだし、この件を片付けたらゆっくりしようフィオナは思うのでした。
そろそろ小説が始まる頃が近づいているー
シグレンは北部の呪われた龍を討伐して英雄となり、皇族は世論と体裁を熟慮し彼を皇子とする 。
そんなシグレンに加えアヴェルも首都に戻る頃。
その後は待ちに待ったユニスの登場!
シグレンの自分に対する言動から、多少展開に心配はあるものの、フィオナはユニスの姿を想像し、きっと可愛いんだろうなあと頬を緩ませるのでした。
そのためにも何より今は・・・
「退職金」によりグリーン家が麻薬売買に手を染めたと言う情報を入手したフィオナは、これをどう活用するかを検討します。
麻薬取引により莫大な収益を得たグリーン家。当然、帝国に置いて麻薬に関することは全て違法行為。
得たお金や貴金属は国が没収し、取引を行った者だけでなくその一族までも罰せられてしまうことになる。
ひとつ気がかりがあるとすれば、夫人とゼン。彼らはこの事実を知らないとフィオナは考えます。
頭を悩ませながら策を練ると、既に崖っぷちの方から着手しようと決意するのでした。
まずは崖っぷち、次男のゼンから
次男、ゼンの元を訪れたフィオナ。
わざわざここに来た理由はと尋ねられると、後継者問題についてお話があると答えます。
お前にその権利はないと口にするゼンですが、フィオナが自分はお兄さまが皇位を継ぐべきだと考えていると述べると驚きつつも耳を傾け始めるのでした。
フィオナは言います。魔導師一族のグリーン家では最も優秀な魔道士が伯爵の地位に就任すべきだ、と。
そしてため息まじりに困った様子を見せると、長男だからといってカインデルお兄様が伯爵になるのはいかがなものかと言うのでした。
しかし実はゼンも問題を抱えていることをアヴェルからの情報でフィオナは知っていました。
彼にはギャンブルで作った多額の借金があり、爵位継承で得る財産を返済に当てたいと考えていたのです。
その借金を立て替えている人物こそが実はアヴェルであり、ヘイロンを発つ前にそれを処理する権限を与えられたフィオナ。
(でもこれはまだ秘密のこと)
フィオナの考えを聞いたゼンは、お前の言っていることが正しいと言いつつ、やはり「長男」に重きを置かれるため簡単な問題ではないと悩ましげな様子を見せます。
すると、カインデルお兄様のお部屋でこんなものを見つけましたと言って小さな赤い巾着を取り出すフィオナ。
それを開いたゼンは目を見開き、麻薬だ!と声を上げます。
昨日使用人が見つけたものだと言ってフィオナは顔を多い、カインデルが麻薬に手を出していたことを嘆く演技をします。
すごい情報を手に入れた!
お前のおかげで早く方がつきそうだ!
ゼンは使用人の名前を尋ねますが、その前に・・とフィオナはある1つの願いを聞いて欲しいと言います。
フィオナからゼンへの願い事
それは、ゼンが後を継いだら自分を戸籍から抹消して欲しいと言うもの。
口をあんぐり開け、それではお前がそんなのではと尋ねるゼンですが、そもそも自分はこの願いを聞き入れたもらうためにグリーン家に戻ったのだとフィオナは言います。
それなのに皆私を遺産目当てで戻ってきたと勘違いしている・・・
本当は最後に皆さんの顔を見にきただけだと、俯き、演技に拍車のかかるフィオナ。
更には今後、生い立ちのことで世間に白い目で見られたくもなく、この家にいるだけで私は皆さんに迷惑をかけてしまうと思うと涙を流すのでした。
主演女優レベルの演技に感化されたゼンはお前の気持ちがよく分かると言い、自分が伯爵になった暁にはフィオナを開放すると約束するのでした。
(よく言うわよ!私を戦場に追い出したのに!)
心の声を胸に止め、買収した使用人の名前を教えるフィオナ。
彼らはカインデルの部屋の掃除中に麻薬を見つけたものの、その現場をフィオナに見られてしまったとゼンに報告する予定なのでした。
今後の展開を思いながらテラスでお茶を飲んでいると、大声が響き渡ります。
予想通り始まった兄弟の言い争いは日に日に激しさを増し、嫌気のさした伯爵夫人は不在がちに、ゼンはカインデルの罪を誇張して噂を流し始めたのです。
あっと言う間に噂が広まると、親戚たちもカインデルが後継者であることに疑問を抱き始めました。
結果、カインデルは調査と言う名目で連行され、兄弟の争いは一件落着となったのです。
ついに私の出番が来たわ!
フィオナは立ち上がると「退職金」の入った封筒を見つめ、グリーン家の違法事業の告発文書を帝国の財務省に送りつけようと考えます。
今にも崩れ落ちそうなグリーン家を支える一番大きな柱を攻撃し、一気に崩壊させてやろう
そう考え、静かに微笑むのでした。
ラスボスの私が主人公の妻になりました
23話の感想
幼かった少女が立派になって戻ったかと思えば、壮大な復讐劇が!
グラングランのグリーン家にフィオナの一手は見逃せないものがありますね・・
ちょっぴり心配なのがユニス。
フィオナは天使で可愛らしいユニスを想像していますが、一体どんな人物なのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、ラスボスの私が主人公の妻になりました23話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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