ピッコマで独占配信中のマンガ「ラスボスの私が主人公の妻になりました」(原作:Winterleaf先生、作画:Jeokbal 先生、文:Furik 先生)18話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
5年後、新人兵を育成するフィオナの横には心身ともに逞しく成長したシグレンの姿も。
城壁を守る仕事で既に遊んで暮らせる程の蓄えが出来たフィオナ。
あとはシグレンをユニスを見届けるだけ。
養子にすると言うアヴェルの提案を断ると、フィオナに自由を与えると言います。
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ラスボスの私が主人公の妻になりました
18話のネタバレ
アヴェルのあたたかさに今更気が付くフィオナ
お前に自由をやろうと思う
フィオナに語りかけるアヴェル。
お前はまだ若く、好きな場所で何でも望むことが出来るし、その魔法の実力があれば首都で大金持ちとして暮らすことも出来ると言います。
さらには、生い立ちが気になるのならヘイロンの名で後見人になると言い出すのでした。
意外な配慮にフィオナは驚いた様子を見せますが、あくまでも妥当な報酬を支払おうとしているだけだとアヴェルは言います。
それなら貰ってきましたけど?と言うフィオナに、それは単なる労働に対する賃金で、それとは別物だと言います。
ここまで温かい心の持ち主だったとは・・
今更それに気がつき、血も涙もないと思っていたと心の中で反省するフィオナ。
そして一呼吸置くと、アヴェルは一通の手紙を差し出し、お前の実家からだと伝えました。
(グリーン伯爵家・・・)
幼かったフィオナを家族でグルになり、戦場に送り込んだ人たち・・
一切連絡のなかった5年間。それが今更手紙をよこすなんてとフィオナは怪訝そうにします。
中を見ていないから俺にもわからないと言ってアヴェルは椅子から立ち上がると、少し間を置いて、お前が望むならお前をここに送った家族を潰すことも出来ると言います。
そして 弱点は把握済みだとニヤッと笑うアヴェル。
正直興味がないというフィオナに、まあお前はそういう性格だろ。俺なら吹き飛ばすがなとあっさり返すと、フィオナは黙って封筒を見つめるのでした。
実家からの手紙に書かれていたこと
(そろそろ小説が始まって、ユニスも登場する頃ね)
となれば、自分が時雨のそばにいても面倒なだけかもと考えるフィオナ。
そしてアヴェルにお礼を言うと、ありがたく思うならお父さんと読んでみると呼ばれ、笑ってそれは遠慮すると返し部屋を後にするのでした。
部屋に帰ったフィオナはベッドに寝転び、封筒から手紙を取り出します。
しかし想像もしない内容だったのです。
「フィオナの死亡確認がしたい」
!?
文章を要約すると、現在グリーン伯爵が危篤状態であるため、遺産に関する手続きを進める必要がある。
そのため、グリーン家の血族であるフィオナの死亡を確認する文書が欲しいーと。
5年前、フィオナをグリーン家から追い出した彼らにとってはあの日が事実上の死刑宣告だったという事であり、遺産問題が浮上してようやく私を思い出したのだろうと理解するフィオナ。
(相変わらずね)
グリーン家の遺産に興味もなければ、お父様お看取りたい気持ちもない。
それよりもアヴェルが自由をくれると言ったタイミングでこんな手紙が来るなんて・・・
フィオナは考えます。
もし私が首都に戻ればまたあの人達に邪魔者扱いされる。
そして戸籍に名前が持ってる以上は、死亡確認が出来なければいずれ私の存在に気がつくだろう、と。
今更エネルギーを使ってアヴェルの言うような復讐はしたくはないし、貴族という地位があるため人を傷つけることは考えられない。
一番平和でシンプルな方法は・・・一度だけ出向いて相続放棄の書類にサインすること。
窓をぼんやり見ながら1度くらい須藤をのんびり歩きたい気持ちがあったと考えるフィオナ。
そこに扉をノックする音が聞こえます。
そこには話を聞いたシグレンが
そこにはシグレンがおり、中へどうぞと言うもののここで話すと言います。
少し前まではベッドの上で話せたのに・・すっかりよそよそしいと内心シュンとするフィオナに、シグレンはお前がもうすぐここから出て行くかもしれないと聞いたと言いました。
そのつもりと答えると、どこに行くのかと尋ねるシグレン。
するとフィオナは父親が危篤であることを知らせ、まずはグリーン家のある首都に行こうと思っていると答えました。
捨てられてもお父様と呼ぶんだな・・
他に呼び方の無いフィオナは笑って頷くと、看取ったら帰ってくるのかと聞きます。
せっかくだから街を見たいと言うフィオナに、それも悪くないなと言いつつ、じゃあ何時頃戻るんだと聞くシグレン。
その言葉にハッとし、フィオナは戻って来るつもりはないのと説明しました。
!!!
明らかなショックと悲しみの表情を浮かべるシグレン。
思わず大声でどういう事かと問いますが、フィオナは文字通りだと至って冷静に答えます。
理由は?
そう聞かれ、私がここにいる理由が無いからーと答えるフィオナ。
5年間、シグレンと友達として過ごし物語が始まる直前である今、もう彼にしてあげられることは何もないとフィオナは思ったのです。
少し話そう・・そう言ってフィオナの両肩に手を乗せるシグレン。
これは決定事項だというフィオナに、そんな大事なことをどうして相談しなかったんだと詰め寄ります。
アヴェルに自由にしていいと言われたと答えると、クソジジイ呼ばわりし、それより5年も一緒に過ごして寂しいとは思わないのかと言います。
もちろん寂しいし・・手紙を書くねと言うフィオナに、そんな問題じゃないと感情をあらわにするシグレン。
どんな問題なのかと聞かれると、お前が帰ってこないこと、それを勝手に決めたことが問題だと言います。
食い下がるシグレンに、ついにフィオナはまさか私達が一生一緒にいられると思っていたのかと口にするのでした
ラスボスの私が主人公の妻になりました
18話の感想
未来を知るフィオナにとっては、ユニスとシグレンが出会うまでの友情だと始めから割り切れていても、シグレンにとってはたった1人の身近な友達だったかもしれませんよね。
一生一緒とは言えなくても、友達と思っていたのに大事なことを知らされなかったと言うだけでもショックだと思います。
フィオナの部屋に入らずあえてドアの所で話すこと自体、彼女を女の子として見ていますし、今は一番大きな存在かしれません。
フィオナの最後の一言はかなり痛烈でしたが、この先どうなってしまうのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、ラスボスの私が主人公の妻になりました18話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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