ピッコマで独占配信中のマンガ「ラスボスの私が主人公の妻になりました」(原作:Winterleaf先生、作画:Jeokbal 先生、文:Furik 先生)7話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
小説の始まる6年前に主人公シグレンと出会ってしまったフィオナ。
世界の救世主を死なせてはいけないと連れ帰り、医者に見せます。
命には別状無し。
意識を取り戻すと警戒と不快をあらわにするシグレン。
ここにきた経緯を聞くも、俺に構うなとピシャリと拒絶します。
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ラスボスの私が主人公の妻になりました 7話のネタバレ
初代石ころと二代目石ころ
何するんだよ!!
思わず叫んでしまうほど、ちょっと触れただけでズキズキと痛むシグレンの体。
フィオナは今のあなたは重病人だと一喝すると、痛むところがあればすぐに教えてと言うのでした。
シグレンはプイッと顔を背け、初対面なのにこんなお節介をするのはおかしいと言いました。
するとフィオナはあなただって助けてくれたじゃないとにっこり笑うのでした。
何を言ってるんだ?俺はそんなことー
シグレンが言いかけた時、扉が開くとアヴェルがスタスタと部屋に入ってきました。
そしてフィオナを見るなり、男を連れ込むのは100年早いと言い放つのでした。
男の「子」ですと冷静に返すと屁理屈を言うな!とアヴェル。
(なんだか機嫌が悪そうね?当たり障りのないようにしよう)
用件を尋ねるフィオナに、こいつの話を聞いたんだと言ってシグレンに笑いかけると、少し目を離した隙に二代目の石ころが転がり込んでくるとはな! と言い放つアヴェル。
(初代の石ころは私・・!?)
そう思いながらもシグレンの負った大怪我の話をし、ここで治療を受けてもらっていたとフィオナは説明するのでした。
シグレンに部屋を準備するアヴェル
うちの領地のガキじゃなさそうだな
アヴェルはシグレンに所属を尋ねます。
すると、シャルルの傭兵ギルドだと答えるシグレン。
その名前を聞き、アヴェルは近頃のギルドにはこんなガキもいるのかと呟きます。
その横でひっそりと、私戦場にも行ってますよと心の中でツッコミをいれるフィオナ。
アヴェルとシグレンの間にバチバチとした火花が見えたような気がして、フィオナはひそひそとこの人はアヴェル・ヘイロン公爵様だと耳打ちします。
(公爵・・この人も俺の敵か・・・?)
シグレンが無言で俯き考えていると、またも人差し指で触れようとするフィオナ。
それをひょいと交わしやめろ!と言うシグレンですが、緊張している?眉間にシワが寄っているよと楽しげに返されます。
アヴェルは腕組みをしてその様子を見つめると、大きな手でフィオナの頭をガッと掴み、チビには100万年早い!と言い放つのでした。
そしてひょいっとフィオナを抱き上げてしまいます。
髪の毛の色が同じせいか、最近この様に抱き上げられた姿を見たメイドたちは、まるで親子のようだとニコニコと微笑ましそうにします。
そんなことを思い起こしながら、フィオナはアヴェルにこの方が治るまでここにいてもらってもいいですか?と尋ねるのでした。
頼みごとをされるのは初めてだな。
アヴェルはそう答えると、部屋を準備させるから治るまではいてもらえと、内容が気に食わないとしつつもそれを承諾します。
部屋の用意と聞いて感激するフィオナですが、シグレンはカアッと顔を赤らめ、一緒に使う気だったのかと慌てた様子を見せます。
そしていくらお嬢様だからといって、世間知らずにも程があるとビシッとフィオナを指さすのでした。
母の言葉と生きる意味
初対面での盛大な嫌われっぷりと、世間知らずだという誤解。
だからといってシグレンに私がここにいる理由を教える必要はありません。
ただシグレンが健康に育ち、いずれはヒロインと恋に落ち、世界を救うことができればそれで良い。
フィオナはその全ての過程を保護者目線で見守り、応援するつもりだったのです。
アヴェルに軽々と抱き上げられたフィオナは、シグレンへの配慮にお礼を伝えると、ご機嫌な様子で私もお仕事頑張ります!と言うのでした。
無理をされても困るから頑張るな。
口調はぶっきらぼうながらも、フィオナはアヴェルはだいぶ丸くなったこと感じるのでした。
一方、ベッドに横になったシグレンは生きるのよという母の言葉を思い出していました。
そしてぎゅっと目をつぶると、彼の母カリアは息を引き取る寸前まで愛する息子を心配していたことが思い出されます。
その言葉は呪文のようにシグレンの頭から離れなくなり、彼女の命が尽きた後、彼は望み通り危険の少ない地域に向かったのでした。
北へ北へと移動し命の危険はなくなったものの、今度は食べることへの不安や心配が付き纏いました。
幸いなことに雑用係を募集していた傭兵ギルドに所属が決まり、餓えは免れたものの、その環境は過酷なもので、シグレンはわけもなく大人の傭兵達に殴られていました。
傷だらけの体。
それでも生きると言い聞かせますが、理由のない暴力が毎日続くと、シグレンは生きる意味が分からなくなるのでした。
ラスボスの私が主人公の妻になりました 7話の感想
「過去」は現在の性格形成のエッセンス・背景に過ぎないと言って小説の設定を詳細にしなかったフィオナですが、シグレンにはこんなに過酷な過去があったのですね。
フィオナは家族からよそ者扱いされ、シグレンは母親には愛されたけれど他からは暴力まで震われていた。
ヘイロンの公爵、アヴェルがどの様な人かはまだ分かりませんが、大きくあたたかい心の持ち主なのではと感じます。
軽々とフィオナを抱え上げてしまう所も父親の様なボスの様な、なんとも言えない繋がりを感じました。
小説ではアヴェルがシグレンの師匠になる様ですが、このあたりの展開やストーリーが個人的に気になっています。
まとめ
今回の記事では、ラスボスの私が主人公の妻になりました7話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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