ピッコマで独占配信中のマンガ「悪女は今日も楽しい」(原作 Niniyang先生、絵 stew.J 先生、文 SWE先生)13話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
ベッドに寝かされたハビーが目を覚ますと、家や家族について尋ねるレイリン。
好きな様に新しい生活を送って良いと言いますが、ここに置いて欲しいと泣きつかれ承諾します。
お互いに名乗り握手をすると嬉しさでヒョウの姿になるハビー。
レイリンは思わずギュッと抱きしめます。
悪女は今日も楽しい 13話のネタバレ
レイリンが小説の世界に来て一週間が経ちました。
今日はいよいよ父との対面です。
呼び出しの理由はノニウェル地区での散財が原因でしょうか?
確かに使い過ぎてしまったとレイリンは1人反省します。
屋敷を歩き大きな扉の前まで来ると、中から使用人がお入り下さいと声をかけます。
慌ただしい様子の執務室。
その中で腕を組み、片手を顎にやりながら彼らを見据える男性の姿が。
男性は挨拶をするレイリンの姿を見るなり、突然うるうると瞳を潤ませパパのことを怒っているかと聞きます。
そう、この男性こそがカンドミオン公爵家の当主、帝国一の隊商を率いる大富豪のレイリンの父なのでした。
娘の名前を呼びながら両手を広げスタスタとこちらに歩いてくる姿に、こんなにも親バカな人物だったのかと少々たじろぐレイリン。
そしてぎゅーっとハグをすると元気にしていたかい?と満面の笑顔を見せるのでした。
お父様と呼ぶレイリンに対し、自分から会いに来ないなんて「パパ」は寂しいと呼び方にも言及します。
レイリンは咄嗟に「パパ」の仕事の邪魔になってはいけないと思ったと返すと、可愛い娘の話を聞く時間はいつだってある!と笑顔になるのでした。
そして、先日お金を使いすぎたから怒られるのかと思ったとレイリンが打ち明けると、 楽しそうに笑い声を響かせながら、価値を見出したところにお金を使ったのならそれで良いと語る父。
一筋縄ではいかないギルドマスターを僅か20億ジェニーで動かし、たった30億ジェニーでカンドミオンの名誉を守ったー
パパはそれだけの価値があると思ったよ
なんだか都合よく言われているような気がして、背後にいる秘書たちの視線を痛いほど感じるレイリンですが、同時に自分の一挙一動全てがお見通しなのだと理解します。
肝心なのはお金をどう使うかだと言う父。
そんなとても優しい父親が常に多忙を極めているのは、妻の死、そして悲しみを忘れようとして仕事に没頭してきたからかもしれないと思うのでした。
反面、これほどの財力や権力を手に入れたのに今の地位に満足しているのかが気になります。
レイリンは父に、更に上を目指したいとは思わないのかと尋ねました。
すると、公爵家には代々伝わる教えがあるという父。
「苦労ばかりでお金にならないことはしてはいけない」
先にそれを答えたレイリンに覚えていたんだねと言うと、昔から商人の家系のカンドミオン家がもし最高権力者となれば万人に尽くすとなると言います。
つまりそれは金も断念することになる。商いが生業の自分達にはそれは到底無理なことだと言うのでした。
貴族としての権利と義務は別
何よりも「その座」はお金にならない!
父はそう話すと、私はなにせ筋金入りの商人の血筋だと満足気にうっとりした表情で言い放つのでした。
次にレイリンは、なぜ私と皇太子の婚約を許可したのかと尋ねます。
一人っ子の私が皇妃になれば誰もカンドミオンが継げなくなると続けると、親戚づてに代わりの跡継ぎを探してきたが、気に入る者がいなかったと答える父。
と言うかそもそも、自分には皇太子以外に釣り合う人はいないと泣きながら我を通したのはお前じゃないか。
その言葉にレイリンは、記憶をすっかり忘れ墓穴を掘ってしまったとアタフタします。
そして小説の中のレイリンに対し、皇太子にあれほど冷たくされているのに結婚するなんて、このままいけば激務に追われるだけの日々よ!と客観視します。
(一生遊んで暮らせるのに、結婚なんて絶対ご免だわ!)
意を決したレイリンは、父に婚約を破棄すると伝えます。
更に、跡継ぎということを忘れ余計なことに意地を張っていた事。私にふさわしい結婚相手なんかいるわけがない。
ならばいっそ私だけを大切に出来る、聡明で仕事のできる人を見つけ一緒にこの家を継ぎたいと言うのでした。
ここまで聞くと父は、考えを変えたのは皇太子の浮気のせいかと言います。
(アイリスとのこと、知っていたのね)
すると、悪魔のような表情でボソッと女を片付けて行ってもいいぞと呟く父。
しかしレイリンは、これは負け惜しみではなくカンドミオンの存在が自分にとっていかに大きいか分かったからだと述べ、やっぱり私もカンドミオンの人間なのよとドヤ顔で言い放つのでした。
そして、苦労ばかりでお金にならないことは私もご免だわと不敵に笑うレイリンは、家柄で皇太子を縛っていた婚約がたとえ破断しても、公爵家に損はないと考えるのでした。
それじゃあこれで。
レイリンが挨拶をして部屋を出ていくと、その様子を父はじっと眺めていました。
扉を開けるとそこにはそこにはハビーが座っており、レイリンの姿を見るなり立ち上がります。
そして天使のスマイルで待っていたよと嬉しそうに告げるのでした。
金色の髪を撫でるレイリンに、こんな髪の色は嫌じゃありませんかと聞くと、むしろ個性的で他にはいない特別な色だと言われます。
表情を明るくするハビーにレイリンはお散歩に行こうと誘います。
するとハビーはモジモジしながら、手を繋いでもいいですかと尋ねるのでした。
悪女は今日も楽しい 13話の感想
レイリンの父親はどんな人なのかなと思っていましたが、予想とは違いました(笑)
しかしさすが富豪。なんでもお見通しなんですね。
公爵家の力で皇太子との婚約もどうにか保っていた様ですが、こちらもスッキリして良かったです。
あそこまで執着していたのに急に手放した娘をパパはどう思ったのでしょうか?
部屋を出るレイリンをじっと見ていた様子が少し気になりました。
そして、2人はお散歩ですか!なんだかちょっと微笑ましいですね!
まとめ
今回の記事では、悪女は今日も楽しい13話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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