ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」（原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生）26話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
テンに留守中の状況を確認し寝室に戻ると、ニテンスと一緒に眠るカリンヌの姿が。
愛おしそうに眺め、自らもベッドに入りカリンヌを抱きしめます。
一方、イベットは影のシュリーを使いカイェン大公妃の座を狙います。
生誕祭。呼吸を整えたカリンヌはバルテスとその扉を開きます。
殺人鬼の子を産んだ 26話のネタバレ
怖くない
自分に言い聞かせると胸を張り、凛とした姿で会場を歩くカリンヌ。
怖いのはティリアンの暴力と権力だけ
今の私を誰も傷つけることは出来ない
そして私にはこの人が付いているのだから
カリンヌ、行こう。
バルテスの声がし、自信に満ちた表情でしっかりと頷くとカリンヌは彼の腕に手を絡めます。
思いがけずニテンスの姿が浮かび、大丈夫かしらと呟くとバルテスはスッとカリンヌの肩を抱き、今日は自分だけに集中して欲しいと耳元で囁きます。
その近さと甘い声に赤面し、いきなり何をするのとアタフタするカリンヌに、リラックスする様にと悪戯っぽく笑うバルテス。
楽しげに微笑みお礼を言うカリンヌを見つめた視線の先に、ティリアン子爵の姿が飛び込んで来ました。
ジッとカリンヌを見ていたかと思うと、バルテスと目が合うなり笑顔でお辞儀をするティリアン。
（動物以下の畜生め！）
バルテスは不快な表情になり、めちゃくちゃに切り刻んでやりたい気持ちに駆られます。
そしてさりげなくカリンヌにグラスを渡しながら、ティリアンがこちらを見ていることを伝えます。
すると一瞬ビクッとするも、ニテンスさえ安全ならば私は平気だと言いグラスに口をつけるカリンヌ。
もう怖くないと毅然とした態度で言い放つ様子に、扉を開ける前までのカリンヌとは違う強さと美しさを感じ、バルテスは全く読めない人だなとうっとりした眼差しで見つめます。
その時、不意に視線を感じそちらを向くと・・
頬を赤く染め、こちらを見つめる１人の令嬢の姿がありました。
（何者だ・・・？）
訝しげな表情をするバルテスですが、もしかしてあの女がイベット・パースンなのかと気がつきもう一度振り返ると、切なげな表情をして顔を逸らしてしまいます。
途端、気になり始めるバルテス。
やはり彼女か・・・
そう思ったバルテスは、カリンヌに３年前の女の話をしたことを覚えているかと聞きました。
ええ・・返事をしつつも、急にそんな話が出るとは、まさか自分だとバレてしまったのではないかとカリンヌは青ざめた様子です。
実はその女性の正体が分かった。
苦しそうに言うバルテス。カリンヌの心臓も、ドクンドクンと嫌な音を立てます。
どうやって調べたのだろう？
私はどうしたらいいのだろう
カリンヌが戸惑っていると、バルテスは想像外の言葉を口にします。
どうやらここにその女性が来ている様だから、少し会いに行きたいと言うのです。
（えっ・・どう言うことなの？）
そなたにとっては不快な話ですまない・・真剣な表情で詫びると、バルテスはその女性のことをイベット・パースンと言うパースン伯爵家の婚外子だと教えました。
！！
衝撃を受けるも意味が分からず困惑するカリンヌ。
すると「影」が見つけたのだと言い、後々の面倒を考慮した上で調査をさせていたことを明かします。
そして、少し向こうで話をしてくると言うバルテス。
向こうで？と聞き返すカリンヌに、自分たちの後ろに彼女がいることを伝えました。
そちらの方向を向くと、ピンク色の髪、ブルーとパープルのドレスを身に纏ったイベット・パースンが挑むような鋭い目つきでカリンヌを見つめてきました。
あれは一体何者なのかと考えるカリンヌ。
バルテスはすぐに戻ると言うと彼女の方に向かって行きます。
途端、純粋で恥じらいのある表情に変わるイベット。そして何かを話しかけるバルテスが彼女の手を取ると、奥の方へと歩いていくのでした。
カリンヌの胸は張り裂けそうな程ズキリと痛み始めます。
急に胸が苦しくなり手で押さえると、その理由の分からないカリンヌは医者に見せるべきかと思い煩うのでした。
その時、
全員、礼の準備を！！
会場に大きな声が響き渡ります。
すると螺旋階段から皇帝陛下が降りてくる姿が目に入りました。
皆が深々とお辞儀をするように、カリンヌもまた初めてその姿を見ると言う皇帝陛下に、ドレスの裾を持って頭を下げます。
（即位されて３年・・）
カリンヌがそう考えていた時に、皇帝が皆に頭を上げよと言う声が聞こえました。
カリンヌも頭を上げると、なんとそこには見た目麗しい皇帝の姿があったのです。
なんて美しい方！！宝石の様だわ・・
カリンヌの顔は上気し、鼓動が高鳴ります。
そしてその線に気がついた皇帝はカリンヌを見ると、ニコリと微笑むのでした。
（私を見て微笑んだのかしらー）
カリンヌはドキドキしながらそう思うのでした。
殺人鬼の子を産んだ 26話の感想
イベット来ちゃいました＞＜
カリンヌの座を奪うべく、バルテスには恥じらう乙女、カリンヌには不敵な笑みで敵意を見せて・・・
影のシュリーに許せない気持ちの湧いている私ですが、ずっとバルテスに真実を隠してきたカリンヌに、そろそろそれを打ち破る良い頃合いなのではないかと思いました。
また、あのイベットの様子では３年前の夜の女とだいぶ違う雰囲気に思えますが・・・
バルテスがどう動くのかに注目ですね！！
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ26話ネタバレ（ピッコマ）と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」27話ネタバレはこちら
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