ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)12話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
カリンヌの笑顔が焼き付いて離れないバルテス。
屋敷を移る様にと言うと、せめて別の部屋にと懇願されます。
吾輩はそなたの夫。頼むのでなく要求すれば良いと言うバルテス。
暖かな手、侍従のいない親子だけの食事の時間。
バルテスの配慮にカリンヌは生まれて初めての暖かさを感じます。
殺人鬼の子を産んだ 12話のネタバレ
眠っているカリンヌの髪を撫でようとそっと手を伸ばすバルテス。
カリンヌはその気配にビクッとし、ただならぬ様子で目覚めます。
驚いたバルテスがカリンヌの名を呼ぶとハッとした様子です。
悪夢でも見ていたのかと尋ねると、俯いてハイ..と答えます。
バルテスがこちらに来る様にと言うとカリンヌは躊躇しながらも身を起こしました。
バルテスの暖かな手が目の前に映し出された時、カリンヌはその腕に閉じ込められ、優しく抱きしめられ他のです。
身を委ね、顔を赤くしその温もりを感じていると名前を呼ばれ、うっとりと返事をします。
するとー
運動を始めてみてはどうか?と突如突拍子もない話題を振るバルテス。
(!?)
カリンヌはサッとその腕から抜け出すとバサリと毛布を被り、再びベッドへと雪崩れ込んでしまうのでした。
しかしバルテスと言えば、何か気の触るようなことをしてしまったのか?とまるで心あたりがないと言った様子です。
“健康な体にこそ健康な精神が宿る”と言うとそんなことは知らないと言われ、そのために少し体を動かした方が良いと言うと、結構ですと拒否されてしまいます。
バルテスは一つため息をつくと穏やかな口調で、布団の中にいれば闇の中で何も見えず、世の中をも暗く感じてしまうと言います。
じっとそれを聞いていたカリンヌは結局夜になれば暗くなると言いますが、その言葉にバルテスはニコッと笑います。
夜は怖くないことを教えようと言うと、日暮れにニテンスも連れて夜店に行こうと提案したのです。
大きく反応したカリンヌがガバリと起きると、ようやく顔を見せてくれたと距離を詰めます。
カリンヌは顔を真っ赤にして近すぎると言うと、クルリと後ろを向き人混みは苦手だと言いながら、その場で着替えを始めるのでした。
目のやり場に困りながらも仮面祭りだと教えると、カリンヌの表情は明るいものに変わります。
資源に恵まれた明るい風土の南部。様々な催し物や定期的な祭りの話を聞くと、カリンヌはおとぎ話の様に感じたのでした。
急に好奇心の扉が開かれ、顔を全て仮面で覆うのか・前が見えるの・その状態でどうやってお祭りをするのかと矢継ぎ早に質問をします。
こうして時々見せるカリンヌの率直さにバルテスは毎回驚かされ、新鮮だと感じます。
そして無気力な普段の姿からは想像も付かないほど興味津々になる様子をもっと見たいと思いに耽るのでした。
閣下と呼ばれハッと我に返るバルテス。
名前で呼ぶ事に加え敬語も不要だと言うと、大公に向かってそれは無理なことだと言われます。
夫婦は対等であり、そなたも大公妃なのだ
そう伝えるバルテスの心の中では、カリンヌには気取らない話し方が似合うと言う気持ちがありました。
無邪気でありのまま
気は強いのに無礼ではないー
そう。。
まるであの日の彼女の様に・・
(しまった・・!!)
バルテスはつい、妻の前で他の女性を思い出してしまった自分を恥ずかしく思います。
そして、下々の者には尊大な言葉遣いをする必要もあるのだから慣れておく方が良いと言うのでした。
カリンヌは恐る恐る、ほぼ父としか話したことが無かった事実を伝えると、
慣れていない・・のよ
と敬語をやめて言ってみました。
するとバルテスは上出来だと言ってそれを受け止め、どんどん慣れていくだろうと微笑みます。
そなたにはその話し方の方が似合う
バルテスの言葉が心に染み渡り、カリンヌの頬は赤く色づいていきます。
そしてコクリと頷きながらぎこちなく、うん・・と言ってみます。
自分を卑下してきたカリンヌにとって、それはとても不思議な感覚なのでした。
そう言えば、あなたに会いたい時にはどこに行けばいいの?
!!!
カリンヌの言葉、言葉遣い、その声に、バルテスは聞き覚えがあると感じます。
もちろんそれは、あの日の女性・・
(なんてことだ!!)
あまりにも似ているではないかと赤面するバルテス。
普段は執務室にいるが、ヴィンセントがおおよそ把握している。
そう答えながらもバルテスはニテンスの年齢を尋ねます。
2歳だと聞き、そこから逆算してみると・・・
(・・まさか?)
バルテスは慎重に、あの子の父親はなぜ死んだのかと聞きます。
青ざめて言葉を濁すカリンヌに、そろそろ戸籍に載せなければならないのでハッキリさせておきたいと説明したのです。
冷静さを取り戻したカリンヌは、不慮の事故だと聞いていると答え、戸籍には載せなくて良いと言いました。
更には、ニテンスには爵位も国同士の争いもなく自由に育って欲しいことから、後継ぎにふさわしい人間は他にたくさんいると言います。
困惑するバルテスに、私はあなたが他の女と会っても構わないし、将来本当に愛する女性ができたら子を作っても良いと言うのでした。
愕然とするバルテス。
私が邪魔になったら小さな家をくれればそこで暮らすし、離婚さえしなければあなたを責めることはしない。
そこまで聞くとバルテスは、一体自分のことを何だと思っているのかと感じるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 12話の感想
バルテスのリードで友達から夫婦へとスライドして行っていますね!
カリンヌの言葉遣いの変化は彼女らしさを大きく引き出してくれそうですね。
そして「あの日の彼女」がカリンヌだとは気がついていなかったバルテスが核心へと一歩近づきました。
しかし残念!カリンヌにうやむやにされてしまいました。しまいには離婚さえしなければ何をしても良いと言われ・・
素敵なカミングアウトと展開を期待したいと思います!
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ12話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」13話ネタバレはこちら
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