漫画ネタバレ

私の後見人は冷血大魔法士13話(ピッコマ)と感想!トラウマとの戦い|魔力の芽生え

ピッコマで独占配信中のマンガ「私の後見人は冷血大魔法士」(原作 Dae Sam先生、漫画 Cacti先生)13話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
復讐のためでなく、父親について知るために魔法を学ぶことにしたテラ。
ジュダにアンティオークを教師につけると言われ、喜びに溢れます。
ある日、檻に入れられたケラルがご主人様に捨てられたと言っている声が聞こえます。
捨てられたと言う言葉のトラウマでテラは倒れてしまいー

→→ 前話「私の後見人は冷血大魔法士」ネタバレ12話はこちら

私の後見人は冷血大魔法士 13話のネタバレ

背後からケラルの存在を感じたテラ。
どういう訳か 心の声が聞こえてきます。

それは、苦しい・痛いといった思い。
ご主人様に捨てられたのかと言う叫び。

自身の過去が甦ったテラは、意識が遠のき気を失ってしまいました。

―私を捨てないで。その思いは全身を駆け巡るのでした。

デルフィートの出会い

赤ちゃんの頃、テラは冬の城で意地の悪い新米メイドのデルフィーという人物に面倒を見てもらっていました。

他のメイドたちは皆、テラの面倒を見る事を押し付け合っていたのです。

結果、その仕事は新人に回ってくることになり、デルフィーが担当になったのした。

出生後すぐに両親に捨てられたテラ。

デルフィーはテラにとって自分の知る世界の全てでした。

そして、その日のデルフィーの感情が自分にも影響するほどテラはデルフィーを慕っていたのでした。

一方デルフィーは、幼いテラに冷たいミルクを飲ませたり、日々憎悪に満ちた視線を送ったりと正反対の感情を抱いていました。

それから少し成長した小さなテラは、毎日デルフィーの機嫌を窺いながら過ごしていました。

己の要求をすれば全てが台無しになると思い、大人しく過ごしていたのです。

そんなある日、テラは偶然デルフィーが別の部屋でメイド仲間に汚れた血だの見ていて腹が立つだの、自分に対する不満や悪い言葉を言っているのを聞いてしまいます。

しかし聞き分けが良すぎて他人の感情ばかりを優先して生きる様になっていたテラは、泣くことさえ出来なくなっていました。

初めてのあたたかさ

ただ1人、テラの14年間の人生で泣くのを静かに見守ってくれた人。

それが冷たい大魔法士、ジュダでした。

周囲には北部の冷徹な領主だと噂をされていた彼が、実は一番テラにとってあたたかい存在なのでした。

自分は捨てられてしまったのかと苦しむケラルの声を聞いた時、テラの心にはジュダと出会う前の人生で言われた痛烈な一言がのし掛かったのでした。

お前を愛してくれる人などいない

この言葉が魔物の様に襲いかかり、ケラルの捨てないでと言う言葉が更にテラに追いうちをかけました。

恐怖で意識を失い、庭に倒れたテラをアンティオークが発見し、大慌てジュダの元へ報告に向かいます。

必死の思いで報告するも、それで?で済まされそうだとソワソワするアンティオーク。

しかし予感は的中することはなく、ジュダはアンティオークに理由を尋ねるのでした。

予想外のことにハッとするも、ケラルが原因の可能性があることを伝え、冷や汗や呼吸に乱れがあることを報告すると、早急に医師に見せた方が良いと付け加えます。

ジュダはアンティオークにイデルはいつ戻ってくるのかを聞きますが、まだ日数がかかりそうだと言われると、自らが面倒を見に行くと言いました。

するとアンティオークは素早くジュダの肩に乗ります。

パチンと指を鳴らす合図とともに2人はテラの部屋へと移動しました。

ベッドで苦しげに震えるテラを見るなり、ジュダはスッと彼女のおでこに触れます。

うっすらと目を開けるも視界がぼやけて誰なのかが分からないテラ。

ジュダはアンティオークに魔力が尽きた様だと説明しました。

知らずと魔力が開花し

魔法の使えないテラ。
それなのに魔力が尽きるとは?

どう言うことかと思っていると、ジュダは心配する必要はないと言います。

症状はおそらく風邪、魔力は力が不安定ゆえに本人が知らずと使ってしまったのだろうと。

そしてケラルにも動物に関係する何かの能力があったはずと考えました。

アンティオークはイデルの棚から薬を探そうとしますが、ジュダはテラには強すぎるから自然に回復を待った方が良いと言います。

そして先程の話からケラルを目に付かないよう処理し、睡眠と食事をしっかりと取らせて看病しておくようにと言いました。

処理・・その言葉にアンティオークがビクッとすると、テラが行かない場所にと言い直すのでした。

するとおもむろにテラはジュダの手首を掴み、必死に首を横に振りそうしないで欲しいと訴えました。

そしてジュダに自分の想いが伝わると、テラは大きな手に目を覆われ再び眠りに付くのでした。

スヤスヤと眠る様子を確認したジュダは静かに部屋を後にします。

しばらくして目が覚めたものの、アンティオークの運ぶ食事にも手をつけず、何もしたくなくなってしまったテラは再びベッドに横になります。

このままずっと眠っていたい。

何もかもが意味が無いと言う虚無感に襲われ、心配するアンティオークに背を向け、テラは涙ぐみながら謝るのでした。

私の後見人は冷血大魔法士 13話の感想

ケラルの言葉が理解出来たかと思えば、過去の辛い思い出やトラウマが甦り、小さなテラには耐え難い重圧ですね。

赤ちゃんの頃から愛情を向けられず、メイドの間をたらい回しにされていたテラ。

心の傷は深そうですが、こちらでは泣き虫なのかと思うほど泣けるようになってきましたね。

少しずつテラが癒され、知識や教養とともに魔力も育っていくといいなと思いました。

しかし何もしたくないテラ・・イデルに早く帰ってきて欲しいなと思いました。

まとめ

今回の記事では、私の後見人は冷血大魔法士13話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

→→ 次話、「私の後見人は冷血大魔法士」ネタバレ14話はこちら

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