ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」（原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生）68話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
温泉の効力で傷は治り、すっかり大人びた雪陌。
成長した体に用意されていた着替えはピッタリで、やはり寒山月は変態だと思います。
即位式では陽気で雪富江を攻撃する寒山月。
結界を破って逃げた雪陌の報告を受け、追いますかと聞かれるも放置し、後悔するなよと思うのでした。
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ67話はこちら
毒より強い花 68話のネタバレ
馬車に乗る寒山月の周囲を、皇帝や皇太子・役人たちが囲み、人だかりを分けゆっくり進んで行くと、真上に大きな白い鳥が姿を現します。
寒山月様の行く手を阻む者は誰だと役人が言うと、大きな白い鳥はゆったりと馬車の横に着地し、大きな羽を広げます。
すると、若い女性とその父親と思われる初老の男性がの姿がありました。
男性は天青城の城主だと言い、寒山月様にお会いしたいと言います。
天青城と言えば明の次に知名度があり、そこにいる者のほとんどが医学者で、死者をも蘇らせると言われるほど類稀なる能力を持っていることで知られていました。
何事かと馬車の中から声をかける寒山月に、宝物をお持ちいたしましたと言う城主。
必要ないと答えると、以前あなた様に助けられたご恩を返すために伺いましたと城主は言いました。
あなた様への珍しい宝物を18年をかけて育て、本日やっと差し上げられると言うと
まさか！
それに強く反応したのは皇帝陛下でした。
育てたというのはまさか隣にいる娘の事か、とその様子を見守ります。
そして、息子である皇太子の季云凰の傷が治っていないことから、あの様な相手がいれば助けになるはずだと考えます。
家柄も良さそうで季云凰の功力回復も見込めると感じた皇帝は、皇太子もまたこの親子を見つめていることから少しは関心がありそうだと思うのでした。
すると馬車がピタリと止まりました。
寒山月はこの申し出を受け入れるのだろうかと考える皇帝。
季云凰も、もしあの女人を引き取るならば、雪陌は寒山月にとってさほど必要な存在ではないと考えました。
ひょっとすると、婚約を破棄されるのでは・・
するとガラっと馬車の窓掛けが開きます。
寒山月のことを老人だと思っていた娘はポッと頬を染めるのでした。
（でも、とても冷たそうに見えるわ）
霊験あらたかな女人のようだと口を開く寒山月に、この子は念力の天才で既に地領域二段階でございますと父親が返します。
寒山月は父親に、本当に私に献上するつもりかと聞き、その後私が何をしても構わないというのかと確認しました。
さようでございますと父親が答えると、よかろうと言ってそなたの条件は何かと聞く寒山月。
私に望むことはございませんと言う父親は、ただ娘を受け入れていただくことだけを願っていたと言います。
そしてもし、この先何か急を要した際にはお助けくださいませと言うのでした。
寒山月が、天に逆らうことでなければそなたを助けようと約束すると、父親は雪青（せつせい）と娘の名前を呼び、夫君に挨拶をする様にと促しました。
頬を赤らめる娘に、寒山月は雪青と名前を呼び、私はお前の夫君ではないと言います。
！？
一体どう言うことかと父親が聞くと、そなたは娘を献上したが私はこの女人を他人に行ったとて、その他とは無関係なはずだと言いました。
不安と困惑とで父親が口籠もっていると、雪青はこれから皇太子の侍女にすると言います。そうすれば彼が君子となってくれるはずだ言うのです。
何を勝手なことをと云凰が反論しようとすると、念力で動きを封じられ言葉も動作も操られてしまいます。
気がつけば、ありがとうございます、大人と礼儀正しくお辞儀までしており、それを見た皇帝陛下も笑顔でとても良いことですねと言うのでした。
そして窓掛けが閉められ再び馬車が走り始めると、寒山月は結界の御札と話を始めます。
先ほど話したあの女人は、と雪陌のことを指し、省の外へ出る前に一度でも後ろを振り返ったかと聞きます。
すると札はそれを否定し、 前だけを見て走って行ったと報告しました。
追いかけましょうかと尋ねる札にその必要はないと答えると、寒山月は膝の上に畳まれていた赤い着物を念力でボロボロにするのでした。
その頃、馬の姿に変身した提燈にまたがる男装の雪陌。
どこに向かわれますかと聞かれると、大梁城に行くと答えうのでした。
毒より強い花 68話の感想
寒山月が最後に念力でボロボロにした赤い服は多分、いつか雪陌が、あなたが本当に正妻を迎える時には赤い服を着る必要があると話していた着物ではないかと思いました。（ネタバレ62話参照）
婚姻も実は初めてだと言っていましたし、寒山月にとって雪陌は、やはり特別な感情があったのだなと思いました。
・・・愛情表現が分かりにくくて切ないです。
しかし、省を出るに当たって雪陌が一度も振り返ることなく、ただ前を向いて走り去ったと聞き、淡い期待も未練も断ち切ったのでしょうね。
雪陌の向かう先には次は何が待ち受けているのでしょうか。
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ68話（ピッコマ）あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「毒より強い花」ネタバレ69話はこちら
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