ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」(原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生)57話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
寒山月が自分を助けたと信じられず、手を払いのける雪陌。
夜遊会では孤独の星で注目されるも、神獣麒麟を連れていると分かると周囲の態度が一変。
雪陌への哀れみを優しさだと言う男性を寒山月めがけて投げ飛ばした時、明の皇太子が来たと周囲がざわつきます。
あれは瑛准!?
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毒より強い花 57話のネタバレ
明の皇太子だと言う人物を見れば、そこに立っていたのは瑛准なのでした。
アイツ・・昼までは家にいたはずよねと頭痛を覚える雪陌。
皇帝が至急皇太子の食事を用意しろと命じると、私が突然訪問したのでその必要はありませんと言う瑛准。
そして、席も空いている所に座ると言うのでした。
向かった先は雪陌の隣でした。
周囲はよりによってあの席なのか!と呆気にとられ、皇帝も違う席を用意すると言います。
しかし瑛准は雪陌様とご縁がありますのでと、ここが適当だと言うのでした。
雪陌の隣に腰を下ろすと、元気でしたかと声をかける瑛准。
雪陌は返事をしながら、こいつが私をご主人様と呼ばなかった訳は自分が貴族だったからなのかと思うのでした。
その様子を見た皇帝が、二人は知り合いだったのかと聞きます。
雪陌は、天書山にて皇太子に出会ったものの、その服装からそうとは知らずに数日間自分の護衛武士でしたと答えました。
すると瑛准はにこりと笑い、今日私はその恩返しに来たと言うのでした。
とりあえずお礼の言葉を言う雪陌に、瑛准はヒソヒソ声で怒ったのですかと聞きます。
ムッとしながら滅相もございませんと答える様子に、ならどうして笑わないのですかと尋ねます。
(自分が私の立場だったら笑える?)
雪陌は内心イラッとしますが、驚いただけですと返すのでした。
これまでとの態度の違いを不思議に思う瑛准は、今まで通り接して欲しいと言いますがそれは出来ないと雪陌は答えました。
瑛准と呼んで欲しいと言われ瑛准陛下と呼べば、陛下は不要だと言い、望み通り瑛准と呼ばれるとやっと満足する瑛准。
そして、自分がどんな身分であれ、あなたとの縁は忘れないと言います。
それに対し雪陌は、私たちは友達だから当然ですときっぱりと言うのでした。
瑛准のまっすぐな眼差しに少々暑苦しさを感じていると、 部屋の奥の方では寒山月と季云凰がただならぬオーラを発し、こちらをジーーっと見ていました。
瑛准はフレンドリーな様子で料理のエビをつまみ上げると、とても美味しいですよと雪陌の口元に箸を運びます。
それを見た寒山月はキッと瑛准を睨みつけ、季云凰もまた不機嫌な表情になるのでした。
あれもどうぞこれもどうぞと勧める瑛准に、 周囲はヒソヒソと噂をし、当の雪陌は私の好みを知っているなんて優しいのねと口を動かしました。
瑛准は満足気に優しく笑うと、命の恩人なのだからこれくらい当然だと言うのでした。
雪陌は、普通はそういう言葉は女性が命を救ってくれた男性に言う言葉だと言います。
男から言うのはダメなのですかと瑛准が言葉を続けようとした時、何かが割れる音が響きました。
あまりに大きな音に二人同時にビクッとすると、至ってクールに失礼!と言う寒山月。足元には割れた器が転がっていました。
やがて人々が席を立ち歓談を楽しみます。
すると若い女性が二人、瑛准の元に来て、孤独の星に関する噂をご存知ないのですかと聞きます。
呆れたようなため息をつきそんな迷信は信じないと言う瑛准。
尚も女性たちが雪陌の身辺を語ると、友情と正義は知っているが、あなた方のように人の悪口を言うことはこれまで教わっていないのでよく分かりません!!とピシャリと言います。
雪陌は、明の皇太子である瑛准も目の前の女性たちも、この場で無礼な態度をとれば良くない問題が起こるはずだと考えます。
そうなればもう瑛准とはこれきり会えなくなるかもしれない・・
暗い表情の雪陌を心配する瑛准。
すると今日は思いっきり飲みましょうと雪陌は言うのでした。
まさか私より飲めないなんて言わないわよね?
すると売られた喧嘩は買うとばかりに、私は男です!あなたが酔ったらあなたをおぶって行きますと答えます。
それを聞いた雪陌は、瑛准の杯に酒を注ぎ、あなたが酔い潰れたらあなたの護衛に任せると言います。
おぶってはくれないのですかと聞かれ、私などが皇太子に触れるわけにはいかないと答えると、杯に口をつけ飲みましょうと促しました。
瑛准は 私を遠ざけようとしているのかと気にしましたが、一緒に酒を飲み始めます。
だんだん杯が進み、自分を子供扱いする雪陌をゴチンと軽くげんこつする瑛准。
雪陌もやり返そうとすると手を取られ、瑛准は無邪気に笑います。
その瞬間、うっと呻き声を上げ、 急にお腹の調理が悪くなったと席を立つ瑛准。
寒山月は無言で俯きつつもその様子を観察している様でした。
この後、瑛准が席に戻ることはなく、皇帝の元に側近が来ると体調不良のためにこれにて失礼しますと挨拶をしました。
周囲は、雪陌はやはり孤独の星だと噂します。
皇太子は大丈夫ですかと側近に聞くと、ご心配なくと返され、お嬢様を送るように命令がありましたとのこと。
一度は断るものの、殿下の命令なのでどうにも出来ませんと言われた雪陌は、ではそのようにしてくださいと答えるのでした。
毒より強い花 57話の感想
寒山月って嫉妬深いですね!
器を床に落としたのもそうですし、瑛准を体調不良にしたのもきっと寒山月ですよね。
自分の立場を顧みず、無礼な女性たちをピシャリと一喝した瑛准が良かったです。
でも、これ以降は会えなくなるのでしょうか?
そして瑛准がいなくなった会場で、次に雪陌に近づくのは誰なのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ57話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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