ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」(原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生)51話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
お前は孤独の星、関わる人に悪い気が移り不幸になる。
人を不吉扱いする寒山月に、ならばあなたは?と雪陌は飛びつきおでこにキスをします。
すると、別の理由で苛立ちをみせる寒山月。
数ヶ月後、再び天書山へと向かう雪陌の目の前に、二号そっくりな人物が現れー
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ50話はこちら
毒より強い花 51話のネタバレ
二号!?
目の前で蛇と戦う二号らしき人物。
雪陌はそれを助けようと提燈を走らせます。
思わず提燈が吠えると、蛇たちは素早く逃げ出します。
肝心なのは蛇の肝よ?
雪陌の言葉に、奴らの知能の高さを知る提燈は、私が肝を取って来ます!と言いました。
二号らしき人物は傷だらけの体を剣で支えると、雪陌を見てお前は誰だと言います。
(よく似ているけど、二号より若いわ)
近づくと後ずさるその人物は、雪陌にお前は妖怪なのかと聞いてきます。
雪陌は構わず歩み寄り、私があなたを殺すとでも思っているのかと問いかけます。
尻もちをついた男性は剣を構え、来るな!と怯えながら威嚇をしますが、雪陌は彼の目の前にしゃがみ込むとその手を掴まえ剣を手放させました。
そして、くだらない事を考えるよりもまず、その体に毒が回ったら大変でしょ!と言うのでした。
男性はピタリと抵抗をやめ、改めてお前は一体誰なのかと聞きました。
雪陌は一言。あなたが死なないことを願う者だと言うと、男性の上着を脱がせ傷だらけの体を確認します。
照れてジタバタする男性のチョップをして気絶させると一通りの手当てを行い、これほどの毒蛇と戦えば普通は泡を吹いてもおかしくないのに、この子は変わり者だわと改めてその姿を見ました。
やはり二号に似ている・・弟かしら・・
スヤスヤ眠る様子を眺めていると、提燈が肝を加えて戻って来ました。
提燈はとても苦いと顔をしかめ、食べさせる雪陌も、意識が無いながらに食べさせられる男性もひと苦労です。
段々と意識を取り戻す男性の口にグイグイと肝を運び、これで良い!と毒が全て消滅したことを伝えると、男性がなぜ私を救ってくれたのかと聞きます。
暇だったから。
雪陌はそう言うと、提燈にまたがります。
そして、この麒麟が辺りをマーキングし暫く怪物は襲って来れないから30分ほどここで休むと良いと言うのでした。
ポカンとして話を聞く男性。
最後に、これ!と天冰草を手渡す雪陌。
不思議そうにする男性に、あなたがここに来たのはこの薬草のためでしょ?と、ついでにあなたの分も採っておいたと言うのでした。
ここまでの雪陌の言動に、男性は顔を赤くするとボソボソとお礼を言いました。
そして再び顔を上げた時、雪陌と麒麟の姿はもうそこには無かったのでした。
提燈は雪陌に、先程の男性は知り合いなのかと聞きます。
全然。
その答えに白目を剥き、あそこまでしたのにお礼もないなんて!と愕然としています。
提燈には聞こえなかった程の小さなお礼の言葉。
雪陌は、恩返しや見返りを求めてはダメだと教えます。
そして、自分も無欲での行いであったことを伝え、先日の変態よりもまだずっとマシだと言うのでした。
雪陌に変態呼ばわれる雪富江。彼はあれからどうなったのかと頭をよぎりますが、まあどうでもいいかと考えるのをやめるのでした。
城門にてー
雪陌と提燈の姿を見るなり、お待ちしていました!と駆け寄る男性がいました。
お嬢様!と大きな声で呼ぶ彼は、季云凰の護衛武士、康俊(こうしゅん)
雪陌の目の前まで来るとその場に平伏し、皇太子殿下をお助けくださいと言うのでした。
何かあったのかと聞く雪陌に、季云凰が危篤状態であることを伝えます。
皇太子府へと急ぐ3人。全速力で走りながらも、今のうちに状況を説明して欲しいと雪陌は言いました。
皇太子府ー
皇帝の前には医師たちが平伏し、自分たちにはこれ以上出来ることがないと言います。
今すぐ皇太子を治さねば土に埋めてやると声を張り上げる皇帝と、そのそばで静かに寝かされる季云凰。
更には横で妹の云瑶が、兄上にもしものことがあれば後を追うと言って泣いています。
それを聞き、お前のせいでこうなったのに何を言っていると一喝する皇帝。
そこに一人の家臣が近づき、朴(ぼく)医員の到着を告げます。
他の医師たちも朴医員の存在を心強く思う中、非常に脈が不安定だと言う季云凰の診察を行うと、経脈が天星派の青い刀によって傷付けられていると言いました。
そしてその刀には魂を乱すという毒素があり、それが奇経八脈まで及び経脈を経ったと推測するのでした。
そこに、家臣の一人が皇帝に靖遠侯府の寧雪陌様が来ましたと伝えました。
何をしに?と問う皇帝と、雪陌を非難する云瑶。
家臣は皇太子殿下の診察にためです!と知らせると、朴医員は女人に治せる病ではない!無礼な!と不愉快そうに言うのでした。
ならば朴医員は息子の大病を治せるのか?
皇帝が問うと、朴医員は命は救うことが出来ると思うと言いました。
しかし・・皇太子の念力レベルだからこそ耐えられたものの、武功復活の見込みはなく、歩くことも座ることも動くことも出来ないと言います。
!!!
朴医員の見立てに皇帝は愕然とし、ショックで震えながらこの子さえ起きられるなら何だってすると言うのでした。
しかし朴医員は空の星を取ってこいと言われているのと同じことですと言います。
そして、命を救うことのみであっても、それが最善であり他には方法が無いと言うのでした。
毒より強い花 51話の感想
季云凰に一体何があったと言うのでしょうか?
云瑶と天星派が絡んでいるとなると、原因は楽素雲(がくそうん)が思い浮かびます。(45話参照)
云瑶が自分以外の女性を近づけないために濡れ衣で彼女を監獄に送り、直接刀で・・と言うのを皆の前で雪陌に暴露されていましたね。
あの復讐で狙われた云瑶を季云凰が庇ったのでは無いでしょうか・・
代償が大きすぎますね。。
そして二号のそっくりさん、、何らかの形で時間を巻き戻し、再び生きることとなった二号だと思うのは私だけでしょうか?
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ51話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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