ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」(原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生)40話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
殺すつもりはなかったのに!
雪陌は九尊の姿を見つけると安堵します。
怪物と戦い最愛のスターに助けられ、幻想世界から抜け出すと2人は萬年石精の腹の中へ。
九尊に助けられたお礼を言うと、全ての代償を払うことになると言われます。
そして、九峰に来た経緯を聞かれると二号を思い出しー
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ39話はこちら
毒より強い花 40話のネタバレ
お前は生き残り、友は鷹に連れ去られたのかー
うん。
そう答えたまま黙ってしまう雪陌に、とても大切な人だったのかと推測する九尊。
無言のまま歩みを進め、先に光が見えると、出口の様ね!と雪陌はようやく口を開くのでした。
・・っ!!!
違う・・ここは出口ではなく、更に大きな洞窟へと繋がっただけだわ!
そして目の前に現れた大木を見上げると、そこにはキラキラと霊力の実が光輝いているのでした。
雪陌はその光景に顔を上気させ、ここはお前の故郷ではないのかと九尊に尋ねました。
お前みたいに小さな丸いのが8株もあるわよ!!本当に兄弟はいないの?
興奮気味の雪陌に、イラッとしながらいないと答える九尊。
それを聞いた雪陌は安心したと言ってニヤリとすると、この実を見てしまった以上黙って通り過ぎることは出来ないと大木に駆け寄ります。
雪陌は何かを感じハッとしたのと、九尊が待て!!と叫んだのはほぼ同時でした。
九尊はヒュッと雪陌を抱き抱えて大木から離れると、雪陌に右足にぐるぐると巻き付いたひげ根を取り除いて行きます。
痛いだろ?我慢しろ!
なんとこの木は人食いの木であることが判明し、雪陌の右足は紫色になっていました。
普通なら泣き叫んでもおかしくない傷だ。
ひげ根が深く刺さっているというのに、お前は我慢強いな
九尊は言うと、効果が高いと言う液体の鎮痛剤を雪陌の右足にかけます。
これでしばらくは大きな支障もなく、痛みも感じないだろう。
雪陌は焦った様子で傷が早く治る薬を持っていないかと聞きます。それに対し、九尊があっさりと無いと言うと、このままこの足で生きていくのか!と衝撃を受けます。
ぽそっと、麒麟なら出来ると思うが・・と九尊がつぶやいた時ー
私ならお前の足を治すことが出来る。
ただし、お前たちは私をここから連れ出さなければならない。
洞窟の奥から声がしました。
誰!?
雪陌の声にスッと姿を見せたのは、水色の肌に青い髪、紫色の短いツノを生やした少年のような生き物でした。
そして、私は私だ!お前たちはこの条件を飲むしかないはずだと言います。
雪陌は再度、お前は誰だと聞くと、少年が答えるより早く九尊が正体を知る必要があると指先から念力を放ちます。
ボンっ!
何をする!!
すると呪術を解かれた少年は正体を現し、神獣の麒麟へと姿を変えたのでした。
驚く雪陌に、麒麟の鱗で傷が治せると教える九尊。ならあなたが取ってくる?と勝手に会話を進める2人に、麒麟は大きな声で言います。
お前たちは私をここから連れ出さないといけないと言っただろう!そうすればこの鱗はあなたたちにあげ・・・!
そこまで言いかけた時に、九尊が飛び出し麒麟から鱗を抜き取るのでした。
そして雪陌の口元に運び食べるように促すと、口にした途端傷は完治し、以前に出来た怪我まで綺麗に消えていくのでした。
強盗だ!!と大泣きする麒麟。
九尊は傷が治ったのだから靴を履け!と言い、さっさと先に進もうとすると、麒麟が後ろで私を連れていくべきだ!とても役に立つはずだ!と泣きながら訴えます。
うるさいから放置しようと言う九尊。
(しばらく時間が経ちー)
まだ出てこないのか?
九尊の声に、恐る恐る雪陌の背後から顔だけこちらを覗き込む麒麟。
雪陌の着物の裾を掴みながら、何をする気だと怯えた様子を見せると、九尊は神獣なら神獣らしく振る舞い、堂々と姿を見せて話すべきだと言います。
私たちと一緒に出たいんだろう?
そう聞かれると一応は姿を見せ、ウンウン!と頷きます。
ならば、10年間私たちの命令に従え。
九尊は条件を出しますが、神獣は誰かの命令など聞かない!とプイッと拗ねた様子を見せると、では好きにしろ、ここで一生一人で暮らせと言って雪陌の手を引き、足早に立ち去るのでした。
すると麒麟は目をウルウルさせ、連れて行ってくれるなら約束をする!と言い、またも雪陌の服の裾を掴むと、この人の言うことをちゃんと聞くからと雪陌に救いを求めるのでした。
雪陌が早く行こうと言うと、九尊は2つの条件を出します。
1つ目は麒麟に、人の姿になってはいけないと言うこと。
そして2つ目は麒麟と雪陌に、ここから出たら私たちは別れ、保護もしないこと。
麒麟はこの山の動物は自分を怖がるから安心して欲しいと言い、雪陌もまた、じゃあ前の約束は無しにして出たら即別れましょう!と承諾するのでした。
こうして、九尊の統率のもと、麒麟と雪陌は10年の従属契約を結ぶのでした。
甘えん坊の麒麟は、こんなに雪陌が弱いのなら九尊と契約すれば良かったとグチグチ言い始め、あなたが死んだら私も死ぬ・・でも私がいる限り何もないはずだとブツブツ言うのでした。
イラッとした雪陌は、私は一度も強要したことはないけど?とニヤリと笑い、今からでも九尊と契約をしたらどうだと不気味な表情で言うのでした。
毒より強い花 40話の感想
雪陌には随分と可愛らしい相棒が出来た様ですね!
そして、このお話ではなんだか段々と九尊の面倒見が良くなっている様に感じました。
二号を失った雪陌の気持ちを推しはかったり、即右足の手当てをしたり、治療の際の声かけにも意外な感じがしました。
新しい仲間が出来たと言うことは、そろそろ九尊との別れも近づいて来ているのかなとも思いました。
それにしても、皇帝の元を逃げてから恐ろしく遠くまで来てしまいましたね・・
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ40話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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