ピッコマで独占配信中のマンガ「悪女は変化する」(原作、NUNOIZ先生 好調・押し花脚色、cheomjiコンテ、希羅月(Comicloft)作画)17話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
エルザは幼かった頃、出世のために良くしてくれていた騎士、デイビッドの夢を見ました。
専属侍女となったエリーナは、憧れのエルザの元一生懸命働きます。
任務中に侍女の格好をしているところを騎士団の仲間に見られますが、気が付かないほど仕事に没頭しています。
悪女は変化する 17話のネタバレ
書斎で公務を行うエルザ。
その様子を見つめ、傍らに控えるエリーナ。
ノックが聞こえエリーナが扉を開けるとホワイト騎士団の1人が立っており、目が合うなりエリーナの姿に驚き、声を上げそうになります。
エリーナはガッ!と団員の口を塞ぎ、騒いだらぶっ殺す・・!と小声ながらも有無を言わさぬ調子で言いました。コクコクと頷く団員。
どうかしたの?とエルザに聞かれ、何でもございませんと団員を案内します。
(仲間が言っていた、エリーナが奥様の侍女をしていると言う噂は本当だったのか!)
団員はそう思いながらエルザに書類を提出するのでした。
こちらはルアン様から送られてきた侍女候補者たちの資料です。
詳しい日時は未確定ですが、候補者たちは間もなく到着します。
そんな話をしていると、書斎の窓から馬車の音が聞こえて来ました。
最近頻繁ねとエルザが言うと、エリーナは冬が近づいているからだと言います。
薪や食料を備蓄したり、ホワイト騎士団は遠征準備で物資の調達に大忙しなんです。
それを聞き、冬の遠征について詳しく教えて欲しいと言うエルザ。
エリーナは、ホワイト騎士団の最も重要な任務が冬の遠征だと言いました。
毎年冬には森に行き、冬を切り取ると言う仕事があるんです・・
すると、一緒に聞いていた団員がエルザに、
もし失礼でなければもう一度ホワイト騎士団を訪ねていただけませんか?と言いました。
ちょうど大公陛下も騎士団室にいらっしゃっていますので、詳しいお話が聞けると思います!
エリーナは、奥様は間もなく休憩時間ですと言いますが、エルザ本人はむしろ休憩時間なのだから行ってみようかしらと答えました。
エルザにお礼を言い、嬉しそうにする団員。
一方騎士団室では、ホワイト騎士団とブラック騎士団がやり合っています。
騎士団の業務は冬の遠征だけではない、ウィンターナイトを守ることも極めて重要だと言えば、すぐに叩かれて潰れる奴らの言うことは放っておけと互いに火花を散らします。
それなら薪運びで勝負を付けては?馬車を使わずに素手で行ったら面白いでしょう。
そう言うレンはこの状況は慣れてたもののようです。
ふふっと笑う様子を見て、団員の1人が大公陛下は表情が穏やかになりました、秘訣はなんでしょうねと笑顔で言いました。
そりゃ新婚生活でしょう!
いつものお調子者の団員が言うと、手が滑ったと言って団員のおでこにコップが飛んで来ます。
周囲にドッと笑いが起こり、少しばかり照れた顔をするレンに、こんなお姿は初めてだ!との声も上がるのでした。
そこに、
騎士団室は思ったよりも賑やかな所なのですね
エルザの姿に団員たちは奥様だ!驚き、レンもまたどうしてここに?と席を立って尋ねるのでした。
エルザは侍女たちを従え、ちょうどティータイムでしたので・・と果物や焼き立てのパンを持参していました。
おいしい差し入れに手を伸ばし、団員たちは談笑したり制服姿のエリーナを冷やかしたりと和やかなムードになりました。
レンはエルザの隣に座ると、冬の任務について話をします。
ここアマリリスでは「冬」は季節以外にも意味があり、冬を切り取ることで無事に次の季節に移り変わるのだと言いました。
その為に不可欠なのが冬の魔法であり、唯一ウィンターナイト家の当主がその力を発現出来る存在なのだと言うこと。
そして、ホワイト騎士団と言うのは当主に忠誠の証として体の中にあった冬の魔法を覚醒した者たちだと言いました。
それゆえに他の団員たちに比べて桁違いに強いのです。
だけど・・
エルザはレンに、エリーナは唯一レンに忠誠を誓っていない騎士だと聞いたことを話します。
レンによれば、元々冬の魔法を持っているものは当主を主人だと認めているが、ブルーベル卿は少し特別なケースなのだと言いました。
それでも、彼女が望むのであれば今後ホワイト騎士団に配属を行うと言います。
ここまで話を聞き、エルザは レンも冬を切り取りにいくのですか?と質問します。
それがウィンターナイト家が存在する理由だと真っ直ぐにエルザを見つめるレン。
テーブルの上の大きなレンの手に、エルザはそっと自分の手を重ねました。
どうかお気をつけて。
エルザもレンを真っ直ぐに見つめて言いました。
少し驚き、そして穏やかな表情でレンはエルザにありがとうと伝えるのでした。
その頃
とある洞窟内には怪しい人影がありました。
アルンデルとは何かと聞かれたら?
死だと答えるでしょうー
たとえ血の繋がりがある者でも食い殺す
呪いであると答えるでしょう
マントに身を包み、フードで顔を隠す集団。
その先頭に唯一赤い髪をし、顔を隠さない人物がいました。
失敗などしない。お前たちは完璧なのだから。と赤い目を光らせるのでした。
悪女は変化する 17話の見どころ
エルザと結婚したことで、ふとした一瞬の表情に柔らかさが見える様になったレン。
「新婚生活」との言葉にコップを飛ばすような姿も見られ、顔を赤くする姿はかなりレアな様でした。
ティータイムに差し入れを持って現れたエルザ。何かと対立する両騎士団も賑やかなムードになりましたね!
出向いたエルザの隣に移動し、冬の遠征に行くと告げるとレンの大きな手にそっと自分の手を重ねるシーンが印象的です。薬指にはもちろんしっかりと指輪をしており・・
愛のない結婚のはずですが、2人の中にはお互いに対する気持ちは誠実なものだと感じました。
そして最後のシーンですが。。
邪悪なイメージの人物がいました。エルザと同じ赤い髪であることに、何か引っ掛かるものを感じます。
まとめ
今回の記事では、悪女は変化する ネタバレ17話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介しました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!