ピッコマで独占配信中のマンガ「公女様は休みたい」(原作 yuin先生、作画 CMJ 先生、文、somtam 先生)44話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
ルビアを訪問したのは腹違いの兄、スベン子爵。
父の命令でルビアに公国に戻るようにと言います。
公王自身から許可をもらったはずだと断るルビアに、大公家の血を引く以上命令には逆らえないと言う兄。
そこにオルレアンが助け入り、一旦はスベンは引き下がります。
公女様は休みたい 44話のネタバレ
オルレアンの変化を感じるルビア
(・・えっ?)
オルレアンの言葉に表情が変わるルビア。
すると彼は、嘘だけを言ったつもりはなく、軽い懲罰処分があることは事実だと言います。
内容は2週間の停学と、毎日の反省文の提出。
しかも確認担当は婚約者であるオルレアン本人だと言います。
その後・・
机の上の紙とペンを目の前に、腕を組んで座るルビア。
少し離れた場所で読書をするオルレアンは、書かないのですかと尋ねます。
お忙しいのにわざわざこちら監視に来なくてもいいのでは?
ルビアが不満げに尋ねると、ゆったりとした時間を過ごすことは久しぶりなのでむしろ楽しいとオルレアンは言います。
それにあなたと一緒にいられる。
そう言ってニコリと笑うと、心底迷惑そうな顔をするルビア。
(第四皇子は真剣に婚約を考えている・・)
元々お互いの家のために交わした約束とはいえ、ルビアにはオルレアンが最近になって思わせぶりな態度をとっている様に思えます。
(これまで他人同士だったのに、なぜこの数ヶ月で急に)
そして、とにかく早いうちに関係を立つべきだと考えるのでした。
自分にはそうしなくてはならない事情がある
きっと貴族なら誰もが避けたい理由が・・
ルビアの事情
そうと決まるとルビアは早速オルレアンに話を切り出します。
単刀直入に婚約解消を申し出るルビア。
読んでいた本をテーブルに置き、オルレアンはじっとルビアを見ると、簡単に口にして良いことではないと訳を尋ねます。
すると、私は皇族である殿下と結ばれるにはふさわしくない者だと言います。
子供が産めない体なので
・・・・!
オルレアンは凍りついた様な表情をしました。
しかしこれは本当のこと。
ルビアにはこの世の法則が当てはまらず、子を授かることは因果律によって制約されているのです。
実際、これまで1000年生きてきても、子を産んだことは1度もないルビア。
1つの命を終えると記憶を持ったまま生まれ変わる彼女にとって、繰り返される別れは大変な苦痛を伴いました。
そんなルビアが子を産み、その子と死に別れて人生を繰り返すこととなれば、生き地獄としか言いようがないはず・・
だからむしろ、これで良いのかも知れない
ルビアは先日偶然分かったことだとオルレアンに謝ります。
婚約解消を断るオルレアン
すると・・・
目の前で歩み寄り、ガバッとルビアを抱きしめるオルレアン。
辛かったでしょうと彼女の気持ちを汲み取りますが、当のルビアは困惑して心の中で、そうじゃないと突っ込みます。
オルレアンは構わず言います。
心配をしなくても皇宮には優秀な侍医や魔法使いがいるので、希望があるかも知れない、と。
気持ちはありがたいけれど、普通の事情とは違う・・
ルビアは難しいと思うと答えました。
しかしオルレアンはルビアの方に手を置くと、それでも構わないと言います。
実子でなくても様子を迎えればいい。
だから苦しまないで欲しいと言ってぎゅっとルビアの手を握ります。
皇族なのに血のつながりのない子でも良いなんて・・本心かな、それとも見せかけだけ?
ルビアは体を離すと、慰めていただかなくて結構だと言います。
そして、殿下ご自身のために婚約をして欲しいと言いかけます。
オルレアンはそれを遮り、キッパリと断りました。
その様な理由で婚約解消はしない
するとルビアは、話の続きはまた今度にしましょうと言うのでした。
(一筋縄では行かないかも)
オルレアンはわかりましたと言って、帰って行きます。
1人残されたルビアはオルレアンからのいくつもの言葉を思い出し、あんなふうに言ってくれたことは少し嬉しいかも知れないと思うのでした。
公女様は休みたい 44話の感想
今までの話の中で、オルレアンが一番好きになった44話でした。
ルビアの事情が明かされた時に、力強く彼女を抱きしめたシーンが良かったです。
オルレアンはお兄さんとは逆でクールなタイプかと思っていましたが、今回は温かさを感じましたね。
さて、何がなんでも譲らないのは2人とも同じ様です。
ことの成り行きを見守って、素敵な展開に期待したいと思います!
まとめ
今回の記事では、公女様は休みたい44話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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