ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)32話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
結婚を早めることに関してチューリン侯が快諾してくれると思えないと言うダミアン。
そこでリリエンが見せたのは、今は亡きヘメンリンナ大侯伯が準備してくれた結婚承諾証。
すると僕からも結納を贈ると言うダミアン。
僕のファーストキスを捧げますと言うと、リリエンにキスをしー
リリエンの処世術 32話のネタバレ
ダミアンの涙
リリエンの肩を抱き、そっと顎を持ち上げファーストキスを捧げたダミアン。
・・!
リリエンはキスを受けながら、強力な魔力が流れ込んでくるのを感じます。
(それに、いつも以上に体に負担が無かった・・)
驚きと恥ずかしさと戸惑いが入り混じり、唇を離すリリエン。
一体なぜ急にダミアンはこの様なことをしたのだろうと彼を見上げました。
すると・・
涙を流しながらこちらを見つめるダミアンの姿が・・
思わず泣いているのですかと尋ねると、彼は瞼を閉じ、その様ですと静かに答えるのでした。
セドリックをどん底から救ったリリエン
その日、セドリックの元には商人たちが自慢の品々を持ち寄っていました。
お嬢様のための最高なデザインの馬車
とても貴重な、雪山の狐の毛皮のガウン
異国で採れたクイーンダイヤモンド
セドリックはどれも品質は間違いのないものだなと確認すると、全て購入すると言い放ちました。
側に控えていたアレンは、お嬢様のためとは言えやりすぎではないかと言い、リリエン自身も負担に思ってしまうのではと懸念するのでした。
確かにそうだな。
しかし僕にはまだまだ足りないんだ。
セドリックは答えると、過去の出来事を振り返ります。
皇帝が謎の死を遂げたこと。そして混沌とした状態の中、戦争が勃発しそうな緊迫した気配に包まれ・・・前領主も亡くなったこと。
父を失ったことでセドリックは、彼を超える機会を永久に失ってしまったのでした。
その時のチューリンに求められたものは、力強く領地をしょって立つ領主。未熟な後継者では無かったのです。
そこでセドリックは父の分身になることを決意。・・しかしそれは失敗に終わります。
真っ暗闇の絶望。そこからセドリックを救ってくれたのが幼いリリエンだったのです。
(おそらく本人に自覚はないだろう)
しかしどれほど彼女の存在に助けられたことだろうー
リリエンはチューリンの宝石であり、宝そのもの。
本来なら誰にも渡したくない。
リリエンの幸せのためなら、どんなことだってしてやりたい。
そう思っていたのにー
リリエンに決断を迫られ
その日リリエンは書斎に姿を見せるなり、すぐに結婚した方が良いと思うと言い出すのでした。
・・・???
急な発言に思考が停止。軽くパニックするセドリック。
言葉の意味を考えようとするも、ペンを持てばインクを瓶ごとこぼし、それを拾おうとして肘が花瓶に当たって落下・・粉々に割れてしまいます。
おまけに書類まで床に散らばり、1人では収拾がつかない様子・・
アレンとリリエンが心配する中、どうにか説明を求めます。
元々の予定が少しばかり早まるだけだと説明すると、床に座り込んだまま皇帝の許可証が必要だと言い出すセドリック。
嘘はいけません。
イシュラル家であればそれは不必要だとリリエンは答えました。そして結婚を早めるのも個人的なこととは一切関係がなく、チューリンのためだと言うのでした。
セドリックはそれを認めず、許可証にサインする準備が出来ていないと返します。
そしてなんとリリエンに手渡された許可証を破いてしまうのでした。
すると冷静に、それは複写したものだと言うリリエン。
!?
大きく口を開け、愕然とするセドリックの手を握ると、お兄様が家長としても領主としても正しい判断をしてくれると信じていると言うのでした。
物凄く葛藤し、苦しい決断を迫られるセドリック。
もはや逃げ道はなく、とうとう領主の承諾を完了させるのでした。
リリエンの処世術 32話の感想
リリエンとっても良い意味(色々な意味?)でショッキングだったキスですが、ダミアンにとっては感情ごと揺さぶられるような、衝撃的なものだったようですね。
想像を遥かに超えていた・・涙からはそんな風に感じました。
セドリック・・遅かれ早かれこの日は来るだろうと分かってはいても、その衝撃はとても大きかった様ですね。
しかもリリエンは準備万端。チューリンのためだと言うのですから・・
一歩一歩その日が近づいて来ていますが、展開が楽しみですね!
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ32話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「リリエンの処世術」ネタバレ33話はこちら