ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)29話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
この話は終わり。
そう言われたものの領主の命に背き、複式帳簿で効率化するリリエン。
使用人らへ知らしめるためにも、自ら罰を求めます。
しかしセドリックの罰は、大和議での予算を倍にすると言うもの。
リリエンは価値ある使い道を考えます。
一方ダミアンは亡き兄を思い出し・・
リリエンの処世術 29話のネタバレ
嫉妬にかられるダミアン
窓の外を見上げ、亡き兄に思いを馳せていたダミアン。
そこにマテオが訪ねて来ますが、お前とは話したくないと言います。
それは分かっていますが・・
マテオは苦しげな表情をしながら叔父上宛の手紙ですと言うと、ダミアンの近くまでやってきて手の上に封筒をパサりと置きました。
礼儀作法も忘れたのか、ダミアンにピシャリと言われると身を縮こませるマテオ。
図書館の件を詫びなくてはと思い、意を決して口を開きますが、ダミアンはそれ以上言わせず、用が終わったのならさっさと出ていけと言うのでした。
マテオは何とも言えない表情で顔をカアっと赤くしますが、拳を握りしめグッと気持ちを堪えると、素直にそれに従います。
その様子をジッと見届け、彼の姿が見えなくなると、ダミアンは額に手をやります。
大人げない事をしたのは分かってる
亡き兄に呟くと、劣等感を抱くとは我ながら正気の沙汰ではないと思うのでした。
リリエンの婚約者はこの僕であり、マテオと競うこともないのに・・
そう思って手紙を広げると、大したことの無い内容がずらずらと綴られ、最後の方に老婆心から申し上げると一言加えられていました。
そこには、もしセドリックがダミアンについて何か気づき婚姻を渋るのであれば、当事者をダミアンからマテオに代える考えがあることを示唆して欲しいと書かれていたのでした。
私たちにとってチューリンとの同盟は絶対不可欠なのだから、と。
当事者を代える
その言葉に目を見張るダミアン。
嫉妬に狂うと言うのはこう言うことなのかと実感します。
しかしここはチューリン。自分が普通の人間で無いと分かればリリエンはマテオと結婚してしまうことになる。
リリエンからのお願い
その時扉をノックする音がしダミアンが要件を尋ねると、リリエンお嬢様が殿下に会いたがっていますと答えが返ってきました。
(なんてことだ・・)
タイミングが悪すぎる・・
ダミアンは体調がすぐれないと言ってアランを返そうとしますが、主治医も大公殿下を連れてくる様にと言っているとのこと。
するとダミアンはハッとした様子で、直ちに案内する様にと命じるのでした。
リリエンの元に向かうと、ベッドの上に起き上がる彼女に、ダミアンはそのままでいいと言います。
毎回迷惑をかけてしまって申し訳ないと言うリリエンですが、殿下でないと命を繋ぐこともできないと告げるとダミアンはニコリと笑い、婚姻証書を交わした以上、僕はあなたのものだから気にしないで欲しいと言うのでした。
(そういえば婚姻証書はどこにあるんだ?)
7年もそれを放置していたことを今更気にかけ、帰ったら至急アイバンに探させようと決めるダミアン。
リリエンはダミアンの心遣いに感謝を述べると、実は頼み事があるのだと言いました。
何なりと、どうぞ。
手を胸に当てそう返すダミアンに、少しばかり躊躇いがちに俯くリリエン。
その様子に、もしや離婚したいとか証書を破棄したいと言い出すのでは・・と真っ青になるダミアンですが、リリエンが告げたのは違うことでした。
可能ならば、結婚式を挙げるのを早められませんか
リリエンはダミアンを見つめ、そう伝えたのでした。
リリエンの処世術 29話の感想
嫉妬にかられるとはこう言うものか。実際にそれを味わいながら、理解を示すダミアン。
これまでは自由で利己的なイメージもありましたが、リリエンと出会ってからのダミアンは、違う自分やこれまでにない感情にとらわれるようになった様ですね。
しかも手渡された手紙には、大切なことはダミアンがリリエンと結婚すると言うことではなく、チューリンと同盟を結ぶこと。
そのため、あなたではダメだと渋られたらマテオと交換する・・これは衝撃です。
けれど、そのタイミングで彼女に呼ばれ、殿下でないと命も繋げないと言われたことには安堵したのではないでしょうか。
そして挙式を早めたいとの申し出。リリエンの気持ちはとっくに固まっている様です!
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ29話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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