ピッコマで独占配信中のマンガ「あなた!私、ストライキします」(原作 Ko eun chae先生、漫画 Yeseul先生)10話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
イアンの到着を心待ちに、いつになく饒舌になるカシア。
ジャスターはやきもちを焼き、本当に友達なのかと尋ねます。
10年ぶりの再会にカシアをハグをするイアン。
こんな田舎で苦労はしていないか、男爵は良い人かと心配して涙ぐみます。
そして贈り物があると言いー
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あなた!私、ストライキします 10話のネタバレ込みあらすじ
ハベルンと魔力石
イアンは鞄の中からカシアへの贈り物を取り出し、未公開の物だけどお前にあげたくて持ってきたと言いました。
見れば、ガラスの瓶の様な容器の中には、光輝く石が入っています。
カシアがこれは何かと尋ねると、魔法高額産業に力を入れるイアンの父が作り出した魔力石の照明だと言います。
そしてそれを受け取ると、カシアは過去のとても嫌な記憶思い出すのでした。
古代には魔法が存在し、それを扱う魔法使いたちがいました。
しかし年月が経つにつれ魔力を持った魔法使いはいなくなり、魔法自体が忘れ去られていったのです。
それを名残惜しく思った魔法使いたちは後世にこの起源を伝えるべく、無数の原石に自らの魔力を吹きこみました。
それが魔力石なのです。
カシアの故郷であるルベルノの隣にあるハベルンはこれといった特徴のない平凡な領地。
しかし魔力石が無数に埋蔵されていたのです。
魔法使いのいない世界では単なる石に過ぎなかった魔力石。
ハベルン前子爵はそれを活用すべく学者を集め、研究を繰り返していたのでした。
カシアの嫌な思い出
結果、魔力石から放出されるエネルギーと機械工学を組み合わせた「魔法工学」が誕生。
カシアの父は早速ハベルンと手を組みますが、「魔法工学」が知れ渡ると魔力石を狙ってハベルンに目をつけるものたちが現れ、領地戦が勃発します。
カシアの父は兵力が必要だと娘に連絡をよこしていました。
夫の耳に入れることができなかったカシアですが、ジェスターはどこでそれを知ったのか兵を率いてハベルンに向かい、紛争を収めたのです。
しかしその報酬は手のひら程の大きさの高級魔力石が1つだけ。
ジェスターは魔法科学産業がきちんと導入されれば相当な値がつくと言っていた、とカシアに報告します。
カシアは父に対しあまりに酷すぎると怒りを覚え、ジェスターに合わせる顔もありませんでした。
父は魔法工学産業がきっと成功すると信じていたかもしれない・・しかし結局高級魔力石を使いこなすことができず、魔法高額は潰れてしまったのでした。
トライアンもお父様も馬鹿みたい!
なぜ私達を巻き込むの?
勝手に1人で潰れなさいよ!
カシアは、あの時のやるせない気持ちを思い出すのでした。
夕食のおもてなしにイアンは
その時、ポールが食事の準備が出来たことを知らせます。
ジェスター、カシア、そしてイアンが席に着くとカシアは美味しそうな料理に目を輝かせます。
料理長のルカス自ら説明を行い、笑顔でイアンをもてなします。
心の込められた素敵な料理を見て、ここまで気遣ってくれるとは思いもしなかったと感じるカシア。
すると料理長は、ポールだけでなく旦那様からもハベルン子爵を精一杯おもてなしするように命じられていたので頑張って準備したと言います。
(え?ジェスターが・・?)
意外な言葉に彼を見ると、顔を赤くして目を背けています。
(ここではミルクも砂糖も贅沢品なのに・・)
しかし、イアンはと言うと真逆の反応でした。
これが男爵夫人が驚くほど気を使った食事なのですかと口にし、婦人はここに来て以来ずっとこのような食事をしていたのかと言うのでした。
夫人は領地民の1人とは違う。無神経だ。彼女の性格からして、きっと食事が合わないとは言えなかったのでしょう
イアンの言葉に、ジャスターはピクリと反応します。
先ほどまでの和やかなムードはすっかり消え去り、全ては奥様の食事を担当している私の責任だと頭を下げるルカス。
すると、カシアはピシャリとそれを制しました。
イアンを一喝するカシア
イアンに対し、ハベルン子爵こそこちらの領地事情を何も知らないと言うのでした。
狭く荒れた土地のおかげで領民のほとんどが栄養気遣う食事が出来ない中、城に住む夫妻だけが無理に食材を揃え、贅沢をするなどあり得ない。
もし、農民たちの苦労を知って男爵様が毎日豪華な食事をしていたら、私は失望したはずだ、と。
そしてルカスも対し、ひとつも間違ったことをしていないのに頭を下げる必要はないと言うのでした。
カシアは古い友人のために用意された食事にとても感動したと伝え、これまでの印象深かった料理屋ルカスの腕前に触れ、お礼と感謝を述べるのでした。
幸せそうな笑みを浮かべるルカスですが、ところでなぜ私の名前を・・と言いかけます。
当然カシアには過去の記憶があるため彼の名前と知っていましたが、そう言うわけにも行きません。
私の食事の担当してくれているのだから・・と言って誤魔化すのでした。
そしてカシアはジャスターにも感謝の気持ちを伝えます。
加えて、ハベルン子爵は私を思って言ったことなので気を悪くしないで欲しいと言うのでした。
しかしジャスターは言います。
子爵が不便に感じたのは無理がない。今後はもっと気を付ける、と。
明るい笑顔で今でも十分だと伝え、お礼を言うカシア。
そしてイアンをひと睨みすると、イアンは言い過ぎて申し訳なかったとジェスターに頭をぺこりと下げるのでした。
イアンはルカスにも謝罪をします。
するとジェスターは無神経な自分には気づきとなったと返し、お口に合うかわかりませんが楽しんでいただきたいと言うのでした。
そして隣に座るカシアに胸をときめかせるのでした。
あなた!私、ストライキします10話の感想
いくら古き親しい友へのもてなしだとしても、人々がとても苦しい思いをしている中で贅沢三昧は・・カシアの言い分に納得してしまった私です。
それに相手の気持ちを考えず、いきなり否定から入るなど、初対面の人の善意に恥をかかせるイアンはやはり良くないと思いました。
だとすると、これをピシャリと言えるのはこの場ではカシアだけ。
それぞれの立場を理解して汲み取り、感謝を述べる姿にスカッとしました。
ついルカスの名前を言ってしまったのはちょっと危なかったですね(笑)
まとめ
今回の記事では、あなた!私、ストライキします・ネタバレ10話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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