ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)25話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
政略でも結婚は結婚!一番の敵は浮気だと言うダミアン。
リリエンを独り占めした気持ちに駆られ、出会わない方が良かったと思います。
一方セドリックはレイチェルからリリエンに招待状が届いたと青ざめ、結婚を考え直す様言います。
しかしリリエンは保身しないと宣言します。
リリエンの処世術 25話のネタバレ
覚悟を決めるリリエン
決して保身に走るようなことはしない
そう言い放ったリリエンを、セドリックは何とも言えない表情で見つめます。
そして無言でうつむくと、決意は変わらないのだと思い知ります。
お前を失うことはできないとセドリックが伝えると、私は定期的に彼の方の魔力の提供が必要な身。だから止めないで欲しいと言うのでした。
すると手で顔を覆いながら、ウィンストンならきっと他の方法を見つけてくれるだろうと言いかけるセドリックですが、リリエンはそれはないと断言します。
そして、兄の気持ちを理解しつつも最善を尽くすと言うのでした。
リリエンは言います。
大公妃として人々から尊敬され、将来大公となる子を産み、その子に子が出来るまでどうかお許しいただきたい、と。
どんよりして肩を落とし、ため息をつくセドリック。
お前が死ねば僕は世界を許さない。
そう言われたリリエンは、穏やかに微笑みながら心配はいりませんと返します。
今この瞬間にリリエンが言えることはそれが全てだったのでした。
1人になりたくて向かった先には
大和議とは、私兵の指揮を取り、王の様に各地を支配する領主たちの帝国への所属意識と忠誠心を強めるための行事。
そして各地の領主は、多岐の分野にわたり意見の共有や話し合いをし、密約を結ぶ場。
今回はクロード1世の即位7年と言うことで、クロード派も反クロード派も集まる特に大掛かりなものとなる予定。
戦争にならないことを祈るマテオ。
息子である自分は当然皇帝になると、思い込んでいましたが、父が亡くなると皇位を奪われ、自分の母親はあろうことか皇位を奪った叔父の妻となったのです。
かと言って全てを捨てることも許されなかったマテオ。
今は亡きヘメンリンナ大侯伯は、自ら命を絶とうとしたマテオを厳しく叱りつけました。
非道なクロードでさえ殺めた命は千を超えないと言うのに、お前は 自分が逃げたい一心で、預かった多くの命を見捨てるのかと。
尊い血筋を受け継いだ以上は腹を据えて方法を考え、死ぬなら皇帝として後継者を決めた後しろと言うのでした。
マテオはただただ1人になりたくて、誰も来ない場所を探し彷徨います。
そして向かったのが図書室。
しかし、そこには意外なことに先客が・・
薬煙を片手に床に座って本を読むリリエンに、隠れていたのかと声をかけるマテオ。
(病弱と聞いていたが大胆な・・)
隣に座るかと微笑まれ、お礼を言って腰を下ろしますが、薄手のドレスで寒くないのかと心配になります。
ケホケホと小さく咳をする姿に部屋までお送りしましょうかと尋ねると、ニコニコと拒絶するリリエン。
ならばせめて上着を・・と言って自分のジャケットを差し出すのでした。
罪悪感でいっぱいのマテオにリリエンは
マテオはリリエンに、次回の大和議で社交界デビューされると聞いたと声をかけます。
するとリリエンは、チャンスだと考えプラスに捉えることにしたと返すのでした。
同じソロリティでは自分だけがまだデビューが済んでいないと伝えると、ここにいていいのかと聞くマテオ。
すると笑ってマテオを見つめ、ダメだからこそ、ここに隠れていると答えるのでした。
マテオは思わず目を見開くと、同じ様に微笑み返し、招待状のことでリリエンに迷惑をかけてしまったと謝ります。
戦いとも言えるこの場て見くびられないためには、徹底的な備えが不可欠。
故に体の弱いリリエンであっても無理をするしかなかったのです。
さらに今回の和議は、皇后ではなくレイチェルによる初開催。
皇帝の最側近として裏で帝国を操る彼女がついに皇后を押し退け、全面的に自分の名を堂々と出してきたと言うこと。
このことで今回の話議はかつて無いほど注目され、多くの人々が集まる予定になっていました。
そして、よりによってこの場で大公の婚約者としてお披露目されることになったリリエン。
それも自分のせいなのではないかとマテオは感じていたのでした。
(自分さえいなければ・・)
そんなマテオの心を見透かしたように、殿下の責任ではないというリリエン。
それでも罪悪感に苛まれる彼に対し、招待状を書いたのはレイチェル様ではなく殿下ですか?と尋ね、それとも招待状に署名を代筆されたのですかとさらに質問します。。
思いがけない言葉にマテオはハッとリリエンを見つめます。
すると、実は私の父を暗殺したのかと穏やかに尋ねるリリエンに、マテオは言葉を失ってしまうのでした。
リリエンの処世術 25話の感想
マテオの重圧は計り知れないものですね。
父を殺した相手に子供そっちのけで母が嫁ぐって・・逃げ出したくなるのもわかりますが、ヘメンリンナ大侯伯がそれではいけないと叱責してくれたことは重要だったと思います。
さらに、厳しい境遇の中でも覚悟をしてそれに立ち向かおうとするリリエン。
マテオはリリエンに、少なからず影響を受ける部分がある様ですね。
レイチェルにご指名付きで狙われていることは確かですが、その頭脳と身のこなしでうまく切り抜けて欲しいですし、早くそのシーンが見たいです!!
次回のお話もとても楽しみです!
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ25話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「リリエンの処世術」ネタバレ26話はこちら