ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」(原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)16話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
余命宣告を受けた日、家族に話せば愛情や関心が得られると考えたカリナ。
しかしそんな自分が惨めで北に向かい・・
1人ひっそり死ぬはずが予想外に優しいミリアン。
自分の身勝手さに後悔と申し訳なさでいっぱいになるカリナ。
命のために芸術を手放せば言うミリアンにカリナはー
余命わずかの脇役令嬢 16話のネタバレ込みあらすじ
カリナの話を聞くミリアン
芸術は一生を共にした友達であり、私のすべて。
カリナが心の奥底からの気持ちを伝えると、ならばここへ来た本当の理由くらいは説明してもらおうと言うミリアン。
これでも相当そなたを思い、堪えている・・その言葉を受け、カリナはようやく話を始めます。
内容は、芸術症にかかっていると知ったのは家を出る一週間ほど前のことだったということ。
そのためどこか落ち着ける場所で自分の考えを整理したいと思っていたこと。
そして気のせいかもしれないが、家族といるのが辛かったこと。
最後のことに関し、ミリアンに例えばどんなことだと聞きます。
すると、自分誕生日パーティーが兄の卒業と重なり、一人で過ごすことになったことや、母からもらった宝物を弟に貸してあげないといけなくなったこと。
他の兄弟とは違いどんなに努力をしても認めてもらうことができなかったこと。
こうしたことが繰り返される度にカリナはどうしても家から逃げたくなったと言うのでした。
おずおずと本音を話し、幼稚だと思いませんかと尋ねるカリナ。
しかしミリアンはどうして幼稚だと思うのかと言います。
一人の誕生日に腹を立て、兄の卒業式を台無しにしたわけでもない。
財布を返せと弟を困らせたり暴力を振るったわけでもない。
褒められた兄弟に八つ当たりし暴れたわけでもない。
カリナはミリアンの言葉に、一体何が言いたいのだろうと困惑します。
するとミリアンは、幼稚と言うのはどういうことかを説明し、そなたは該当しないどころか兄弟にいつも譲っていたでは無いかと言います。
家族に譲るのは当たり前だからですとカリナが言うと、なぜ当たり前なのかと逆にミリアンは尋ねるのでした。
謝るよりも、ありがとう
それを説明しようとしたカリナですが、当たり前になったのはいつからだろうと気づき、ハッとします。
思わず手で口を覆ってしまうカリナ。
知らず知らずの間に彼女が涙を流していることに気がつくと、ミリアンは困って頭をかきながらもカリナの名前を呼びました。
そして彼女の隣に座ると、我慢しなくても良いと言って頭を自分の胸にもたげさせるのでした。
話をするのは、泣いて楽になった後でいい。
ミリアンが言うとカリナはその胸に顔を押し当て、声を押し殺して泣きます。
実はこうしたことに慣れていないミリアンは、顔を赤らめながらカリナの背中をトントンし、声を押し殺しては余計にストレスがかからないのかと考えているのした。
久しぶりに人前で涙を見せたカリナ。
泣き止んだのかと言われると、ミリアンの服が濡れてしまったことに気がつきアタフタします。
すみませんと謝るカリナに対し、こういう時は傍にいてくれてありがとうというものだと教えるミリアン。
こちらを見つめるカリナにほらと行って促すと、お礼の言葉を口にします。
そして優しくカリナに向き合うと、すぐに謝ったり簡単に大丈夫だと言ってはだめだと教えます。
自分を卑下する言葉は繰り返し使ううちに、自分も相手もそれに慣れてしまうからだと言い、言葉はどんどん当たり前の現実になると言うミリアン。
そうなれば相手からは見下され自分は更に萎縮してしまうというのでした。
しかし、ありがとうという言葉はお互いにとってとても心地の良いものだ
フェリオールからの返事
ミリアンから聞いたカリナは、現場から逃げるためにごめんなさいと謝り、どうにもならないから大丈夫だとごまかしていた自分に気がつきます。
そして何回も何年も繰り返した結果、自分自身を追い込み、縛り付けていたと理解したのです。
カリナはミリアンを見つめありがとうと言うと、よろしければカリナと呼んでくださいと伝えました。
自分で教えておきながら、やや照れくささを感じるミリアンは顔を赤くしながらぎこちなく、ゆっくり休むようにと言ってカリナの名前を呼びました。
そして部屋から出たところ、フェリオール・カルロス公爵様よりお返事が届きましたとフェンが知らせます。
返事が早かったなと意外に思うミリアンですが、フェンは何とも言えない表情をしています。
それはどういう表情なんだと尋ねると、閣下らしいと思ったもので・・と答えます。
どんな意味だとひとまず手紙を確認すると、
短文にて
見てほしい人がいるのなら、人にものを頼む態度から勉強しろと言う内容が、より一層俺様な言い方で表現された文章が書かれていたのでした。
ミリアンはそれをぐしゃりと握りつぶしながら、それよりも一般的な令嬢達はどういう場所が喜ぶのかとフェンに尋ねました。
演習場かと真顔で聞かれると、フェンは少し黙って調べておきますと言うのでした。
余命わずかの脇役令嬢 16話の感想
カリナの心のトゲがミリアンの言葉によって癒された様な気がしました。
なんか私まで学んだような癒されたような気分です・・
余命宣告を受け、人生を変えようとしたカリナ。変化を起こそうと行動した分、奇跡が起こって欲しいですね。
そしてその奇跡は芸術の代償の様な削られるものではなく、満たされるものや幸せを感じるものであって欲しいと願いました。
楽しげなキャラ、フェリオールさんの登場も楽しみです!
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ16話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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