ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」(原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)14話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
最悪の場合は死が・・
神の祝福と呼ぶには残酷な芸術病。
マリアと芸術症について話した後、ミリアンはフェリオールに手紙を送ります。
南部では以前カリナを診療した医師が北部に行くと言い、ノクターンに診療所を任せると言います。
ノクターンがその患者の名前を尋ねるとー
余命わずかの脇役令嬢 14話のネタバレ込みあらすじ
カリナの言葉を思い出す父
(私の部屋の場所を知っていたのですね・・)
そう言われたことを思い出しながら、カリナの父は屋敷の廊下をスタスタと歩いていました。
(ここ数年は一度たりとも来なかったのでもう忘れていたかと思っていました)
そして階段の近くに立つと、そこから子供たちそれぞれの部屋の場所を確認します。
病弱のアベリアは医師が呼びやすい様、階段の一番近くの部屋に。
毎日出勤するインフリックはその隣。
まだ幼かったフェルダンはその隣。
・・・カリナは
3人の兄弟とは違う反対側をくるりと向き直り、歩き出す父。
そして思い出します。
あの時カリナは、私もみんなと同じあちら側の部屋がいいと言っていたこと。
この場所は暗くて怖いし、階段からも離れている..と訳を言いに来たことを。
年下の弟たちの前でワガママを言うなと厳しく叱ったものの、今思えばあの年頃の女の子が怖がるのは無理もないこと。
父はカリナの部屋の前で考えます。
先日、アベリアのことで叱った時以外に、私がここに来たのはいつのことだったのだろうか・・と。
カリナの絵を見る両親
そうして扉を開け中に入り、机を見るなりこの高さでは今のカリナの身長に合わず使いにくそうだと感じる父。
そして、なぜそれを言って来ないのだと軽く舌打ちすると、ガラリと引き出しを引っ張りました。
中は絵が入っており、父はそれを取り出すと驚いた様にジッと見つめるのでした。
絵には小高い山の上に大きな木が1本描かれており、その下には両親とインフリック、フェルダン、アベリアが座っていました。
一昨年、アベリアの体調が回復し、家族で出かけた場所だったと思う父ですが、そこにカリナがいたかどうかが思い出せません。
すると扉が開き、そちらを見ると妻の姿がありました。
カーシス?
妻はそう呼ぶと、ここで何をしているのかと聞きます。
カーシスは思い立ってここに来たことを伝え、お前こそどうしたのだと返しました。
するとこの所、カリナを思い出すたびこの部屋に来てしまうと答える妻。
でもなぜかここに来るのは不思議な感じがすると言います。
カーシスが絵について妻に尋ねると、カリナが描いたものだと言い、それを一緒に眺めるのでした。
久しぶりだと呟く声に、カリナはこんなに絵が美味かったのかと尋ねるカーシス。
すると、小さい頃のカリナはよく絵を見せに来ていたが、恥ずかしいのかどうしたのか、そのうち見せてくれなくなったので絵は飽きたのだと思っていたと言う妻。
元気に過ごしているのでしょうか・・切なげな彼女の言葉に、カリナは賢い子だから大丈夫だと言い、親しい貴族に電報を送ると言います。
しかし妻の心が晴れる様子はなく、自分達を困らせたことのないカリナがなぜ急にこんなことをしたのかと、全く想像もつかない様子です。
妹や弟もカリナのことをとても気にかけている、そうと伝えると、念の為公爵にも電報を送ってはどうかと言うのでした。
まさかフェスティオ公爵の所まで行くはずはない、持ち合わせも無いことだしせいぜい首都のどこかにいるはずだから、あとは私に任せなさい。
カーシスは力強く言いますが、妻はカリナの絵から目が離せず、それを見ているととても寂しい気持ちになるのでした。
ノクターンの直感は当たってしまい・・
その頃
ノクターンは元気のないアベリアの様子を気遣い、声をかけていました。
お姉さまが出て行って2ヶ月にもなると言うアベリア。
ノクターンは彼女を思い出すと、一見物静かで存在感にないカリナですが、そのブルーの目は異様に美しかったと思うのでした。
アベリアはカリナが病気のと時にはいつもそばにいてくれた、と言い、そういえばこんなものを見つけたと一枚の絵を彼に見せました。
!!!
イキイキと表現された実に見事な出来栄えの絵に驚くノクターン。
アベリアが、自分ならば周囲に自慢するのにどうして黙っていたんだろうと言うと、ノクターンは用事を思い出したと行って立ち上がり部屋を出るのでした。
(もしや・・・!)
そう思い、患者のカルテを確認すると、そこにはカリナの名前と芸術症であること、生存率に関してもとても厳しい現状が記されていたのでした。
余命わずかの脇役令嬢 14話の感想
わー>< 前話でフェリオールのことを勘違いしてしまいました〜><スミマセン
今回、ようやくカリナのことを気にし始めた両親。
それでもまだ釈然としない感覚もありそうですね。めちゃくちゃ鈍感な家族です・・
でも、現実を知るのは時間の問題な気がします。
そしてノクターンはついに気がついてしまった様です。診療所の医師が言っていた女の子がカリナであることに。
裕福な家の子なのにこんなになるまで両親に放っておかれた・・両親にもっと関心があれば・・と言う医師の見解も聞いていたはずなので、まさかとは思いつつ理解をしたことでしょう。
ここからどんな展開になっていくのか気になりますね!
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ14話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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