ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」(原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生) 7話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
寝ているところを父に叩き起こされ、アベリアに屋台の食べ物を与えたのかと叱責されるカリナ。
聞けば体調を崩したと言い、事情を話すカリナを遮り両親はカリナを咎めます。
理不尽さへの我慢も限界。
とうとうカリナは正論をぶつけ、1人になると絵に没頭します。
余命わずかの脇役令嬢 7話のネタバレ込みあらすじ
家族との最後の食事
翌日、久しぶりに部屋を出たカリナを見かけ侍女が挨拶をすると、幼い2人の弟妹が慌てて駆け寄ります。
涙を流して抱きつくアベリアと、心配そうな顔のフェルダン。
フェルダンは昨日のことを詫び、アベリアはもう屋台の物はねだらないから食事にも参加して欲しいと言います。
この約束を受け、家族と食事の時間を過ごすカリナ。
侍女が嬉しそうに皆喜ばれますと言うと、カリナは心の中で今日が最後だと言うのでした。
ステーキやローストチキン・サンドイッチが並ぶ中、食べられるのはサラダくらいかと考えるカリナ。
すると父は咳払いを一つし、改まった様子で二日後はお前の誕生日だなとカリナに話しかけました。
すっかりそれを忘れていたカリナですが、小さく返事をすると、その日はインフリックが家に戻るから皆でピクニックをしようと言う父。
最後かもしれないの誕生日を前に、父は
そして、お前の誕生日パーティーは延期でいいかと何でもない風に言うのでした。
どうぞご自由に
カリナはそう告げ、フォークを置きます。
そして私は用事がありピクニックは参加できないと言うのでした。
父は家族のイベントなのにと言いますが、カリナは意見を変えずやんわり謝ると、食事を終えたのでと言って席を立ちます。
足早に扉の外に出て、1人立ち止まるカリナ。
誕生日に別の予定を入れられることに慣れたつもりでいたものの、彼女の心は傷ついていました。
これが最後だったかもしれないのに、なぜいつも一言の謝罪もなく当たり前のように延期の言葉を述べるのだろう。
最後の誕生日まで最悪な思い出に変わるなんて
家を出る決意をしていたカリナは、とうとうそれを実行することにしました。
家族には言葉で伝えるか悩んだものの、最終的にはたった1行の手紙を残したのです。
ジェンタールにて
ミリアンとの話し合いの前に湯浴みをするカリナ。
追い返されなかったことは幸いだとホッとしながら体を温めます。
テーブルの上の瓶には残り3粒の薬。
多少多めに入れてくれたドクターは、最後の3粒は残しておくようカリナに指示していました。
飲むのをやめて3日経てば高熱を出し、
これまで無理をした分、体調は悪化するー
カリナは今夜から発熱するだろうと考え、タオルで髪を拭くのでした。
高熱に耐えられなければ2日に1度、1粒ずつ薬を飲むこと。
そしてドクターは、眠気が来たら体が悲鳴をあげているサイン。しっかり睡眠を取る様にとの助言をしていたのでした。
そんなドクターからの言葉に、もし自分に祖父がいたらこんな感じかなとカリナはふと考えるのでした。
ここまでの旅は大変だったけれど、たった1年とは言え初めて自分の思い通りに生きられる時間を手にしたカリナ。
それでも十分・・自分の好きなことをして過ごそうと嬉しさと感謝の気持ちを噛み締めます。
そしてそれを叶えるため、カリナは恐縮しつつミリアンの執務室に向かうのでした。
ミリアンとの話し合い
するとソファに促され、ミリアンもその向かいに腰を下ろします。
そしてここに来た目的を訪ねるミリアン。
積極的に口を開こうとしないカリナに家族ともめたのかと尋ねると、概ねそんなところだと言います。
ミリアンは2ヶ月かけてここに向かったカリナの意志はとても固いものであることを理解します。
続けて、揉め事それほどひどい物だったのかと聞くミリアン。
カリナは半分正解で半分は間違いだと思いました。
欲しかったのは穏やかな最後を迎える場所
それには家族と遠く離れる必要があった
そして、もし私がこの世からいなくなったら後悔して欲しいと言うわずかな希望。
カリナはミリアンに、皆冷静さを取り戻すのが必要な時があると言いました。
それに同意しつつも、冬は最も多忙で令嬢を気遣う余裕がないと返すミリアン。
するとカリナは顔を綻ばせ、むしろ良かったと言うのでした。
(何なんだ一体・・)
予測のつかない答えにミリアンが頭を抱えていると、カリナは閣下の隣で互いに気まずい思いをするより、離れがあれば貸していただきたいと申し出ます。
ニコニコとして自分の希望をペラペラと話し出すカリナに、ミリアンは婚約式での彼女とのギャップを感じていました。
ミリアンは、離れを使うには使用人の配置や荷物の準備に時間がかかると言います。
しかしカリナはお湯と明かりさえあれば、侍女も何もいらないと返しました。
するとミリアンは、そなたがそう望むならすぐに移動できる様にすると言い、フェンに命じるのでした。
更に、この地には魔獣が現れるから勝手な外出はしてはいけないと付け加えます。
カリナはその心配はいらないと言うと、そろそろ休みたいので今すぐ離れに言っても良いかと尋ねるのでした。
快諾していただきありがとうございます
そう言って部屋を出ようとするカリナに、あくまで仕方なくだ、と返すミリアン。
カリナはそれについて謝罪の言葉を述べると執務室を後にするのでした。
・・・そして扉を出た途端、めまいに襲われその場に座り込んでしまうのでした。
余命わずかの脇役令嬢 7話の感想
ミリアンも執事のフェンも、思ったよりも心が広くあたたかそうな人たちでひとまずホッとしてしまいました。
親しくもない相手の所に、いきなりアポなしで多忙な時期に現れてここに置いてくれなんて・・あまりに非常識。
でも、そうさせるだけの何かがなければ出来ないし、実際それだけの事情を抱えるカリナ。
そんなカリナの都合に向き合って話し合いをするミリアン。なぜか感謝する私・・
あとは、カリナの体調が心配です。せっかく自由を手に入れたのだから、もっともっと自分の人生を謳歌して欲しいですが、大丈夫かなあ。。。
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ7話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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