ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)43話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
カリンヌに二重帳簿の件で止めを刺され、二度と姿を見せるなと言われたティリアン。
バルテスは、近く粛清と審判があると言います。
ティリアン、プボ、パースン家、イベット。そしてシュリー・・
カリンヌはプボに買われた女性達を救いたいと訴え、バルテスは俺に任せろと答えます。
殺人鬼の子を産んだ 43話のネタバレ
イベットへの審判
バルテスは影にイベット・パースンについて尋ねます。
するとイベットの家族も消息を知らないことからおそらくはシュリーが匿っており、居場所を捜索中だと答えました。
そして暗い階段を降り切った個室にはシュリーが捕らえられ、ボロボロの姿で両手を後ろに縛られ跪いていました。
バルテスが裏切りの訳を問うと、彼女を愛しており、幸せにしたかったと言うシュリー。
俺と大公妃を欺き身勝手に幸せを奪ってでもかと述べると、返す言葉もないと俯きます。
そしてバルテスが探していた女性がまさかカリンヌだとは思わなかったこと。イベットには何の罪もなく全ては自分が計画実行した事だと言うのでした。
シュリーはバルテスに、どうか彼女だけは助けてやってほしいと頭を下げます。
大人しく罪を認めたシュリーに対し、バルテスは死の覚悟が出来ているようだなと剣を抜き首元に突きつけました。
抵抗もせず頷くシュリーですが、イベットは追放され一生あちこちを漂流しその日暮らしをすることになるだろう、とバルテス。
その言葉に愕然とし、どうか自分の命と引き換えに寛大な処置をと願うのでした。
自分で肩をつけろと言うバルテス
お前の目の前でイベットをバラバラにしないだけでも寛大だと返すバルテスに、なぜ大公妃だけが救われるのでしょうかと呟くシュリー。
イベットは望んで非嫡出子になったわけではないのに、そのせいで虐待され続けてきたこと。
人間らしく生き、幸せになりたいと思っただけなのに一度の過ちで地獄に突き落とされてしまうこと。
バルテスは、カリンヌは人を騙すことも自分の利益のために他人から何かを奪うこともなかったと返します。
するとシュリーは、もし主君が私の立場だったらどうしたのかと尋ねました。
愛を取るか、主君を取るか
バルテスは少し黙ると、自分なら主君を斬って自らがその地位についたはずだと答えました。
つまりお前には何の甲斐性もなかった。
イベットを守るための強さも足りず、嘘もバレて失敗に終わったー
そして何より相手を間違えた。
バルテスは改めて、裏切り者には容赦しないと告げます。
そして自分で決着をつけろと言って短剣を目の前に投げるとその場を去っていくのでした。
バルテスの誓い
階段を登り、屋敷の廊下に出るバルテス。
するとぬいぐるみを持って廊下に出ていたニテンスがこちらに気がつきます。
声をかけられたバルテスはニテンスを抱き上げ、眠れないのかと聞きました。
不安げな様子で悪者はいなくなったかなと呟くニテンス。
バルテスは、悪者はみんなパパがやっつけてやると約束し、もう怖がらなくても良いと言うのでした。
安心したからかバルテスに抱かれたまま眠ってしまったニテンス。
バルテスはカリンヌが眠る寝室のベッドへと彼を運び、そっと寝かせると愛おしそうな眼差しを送ります。
そしてカリンヌのおでこにキスをすると、生涯そなたを守ろうと心の中で決意するのでした。
プボに対する措置
その頃、収入源を閉ざされ、業者にも見放されたプボは大荒れに荒れていました。
目の前に跪く3人の使用人たち。
うち1人がこれらはカイェン邸の仕業だと言うのでした。
在庫と借金だけが残されたプボは、心当たりを探します。
まさかカリンヌが・・?と頭をよぎりますが、バルテスと言えば冷静で合理的な考え方をする人物。頭を悩ませます。
プボはますます困惑し、使用人たちに物を売るなり借金なりして現状を改善しろと命じました。
しかし、じきに監査が入るので現在保有の財産は処分することが出来ないと報告を受けます。
一体何がどうなっているのだ・・プボは困惑した表情を見せるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 43話の感想
それぞれの行ってきた事柄に対し、審判が下されているようですね。
バルテスなりの温情なのか、最後は自分でカタをつけろと言っていました。
おまけにイベットは追放され、残りの人生をジプシーの様に暮らすことになる、と。
裏切りの代償は大きいですし、シュリーは自分への審判よりイベットを守りきれなかったことに苦しみを覚えるでしょう。
身勝手に人を裏切ったり幸せを踏み躙るのはよくない事ですが、少し切なかったですね。
一方、プボに対しては何も感じなかった私です(笑)
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ43話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」44話ネタバレはこちら