ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)20話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
ダミアンの胸に倒れかけたリリエンの手を引き、素早く抱き止めるセドリック。
ダミアンはライバル心を燃やす一方で、彼女は体が弱かったのだと気がつきます。
兄の魔力が受けつけなくなったリリエン。
そこに呼ばれたダミアンはセドリックを値踏みしつつお義兄様と呼ぶのでした。
リリエンの処世術 20話のネタバレ
魔力提供を依頼されるダミアン
(お、お義兄さま・・・!?)
部屋にいた使用人たちは皆、「お」の字に口を開けたまま固まります・・
そう呼ばれたセドリック本人も例外ではなく、何とも言えない表情をしてその場に立ち尽くしています。
静まり返ってしまった部屋の中。
天蓋カーテンの中にいるリリエンだけが何があったのかと不思議そうにしているのでした。
ドヤ顔で不敵な笑みを浮かべるダミアンに向き合い、不服そうにするセドリック。
すると敵対する2人の間にサッとウィンストンが間に入り、お嬢様のことが優先ですと言います。
そしてダミアンに、ご存じの様にお嬢様は魔力枯渇症ですと告げると、これまでは領主様が魔力提供していたものの急にかなわなくなったとを伝え、協力を依頼したいと言うのでした。
なぜ僕がと不思議そうにするダミアンに、お嬢様が領主様よりも相性の良い方を見つけたためだと答えるウィンストン。
するとダミアンは、自分だけがリリエンを必要なのではなく、彼女もだったのか・・と不敵な笑みを浮かべます。
そしてリリエンが横になるベッドのカーテンの外に片膝をつくと、手を出す様にと言うのでした。
しかしいくら待ってもリリエンがそれに応える様子はありません。
ダミアンは先程のセドリックの言葉を思い出し、突然のプロポーズで驚かせてしまったことが原因か、はたまたあの時の格好がボロボロだったからか、嫌われてしまったのかと心の中であれこれ考えるのでした。
リリエンが簡単には応じなかったわけ
(・・・ん?まさか!?)
ハッとしたダミアンは、過去に令嬢から、自分より美しい男性はお断りだと言われたことを思い出し、もしや自分が美しすぎるためではないかと心を痛めるのでした。
(武器だと思っていたものが、罪だったなんてー)
1人妄想が止まらないダミアンですが、その時、迷惑をかかけてしまって申し訳ないとリリエンのと声がしました。
リリエンの記憶の中のダミアンは、リリエンのことを好きになることはありませんでした。
彼からすれば彼女は、特に不幸だとも思えない、心も体も弱い女。
そしてどんなに心から訴えてもこちらを見ることもなく、示すことのない関心を要求するうるさい女だったのでしょう。
この経験からリリエンは、夫との関係を保つため、彼に面倒をかけないとを何度も誓ったのです。
しかし今、カーテンの外からは、あなたを助けさせて欲しいとの声がします。
リリエンは考えます。もし自分が死ねば、イシュラルと皇太子派の団結を強めることは出来ない・・
ダミアンのこの手を拒み続けば、面倒なことになるだろう、と。
そしてとうとうその手を差し出し、ダミアンの手に重ねるのでした。
相性の良さと心地良い睡魔にまどろみ
瞬間、ダミアンはパーっと顔を上気させます。
やっと触れることの出来たリリエンの手を取るとそっとキスをして頬擦りし、そしてついに彼女を抱きしめ・・・と勝手な妄想が膨らんでいるところをセドリックに見られ、現実に戻ります。
コホン・・改めて手を握り、目を閉じて集中するダミアン。
すると、息が合うとはこう言うことかとありありと感じます。
実兄にも拒否されたダミアンの魔力を受け入れるリリエン。
たったそれだけで世界に味方されたような気持ちになるのでした。
魔力を送りながら、微調整をするダミアン。こうして加減をすることは初めてで、じっくりと気遣いしなければいけないと言うもどかしさも感じます。
ただ、その分この時間を長く味わえることを嬉しく思っていました。
一方で、だいぶ時間がかかっているのでは?と考えるリリエン。
セドリックの魔力よりも快適さを感じますが、さすがにもう眠くなってしました。
これ以上迷惑はかけられないと思いダミアンに声をかけると、もう少しここままでいさせて欲しいと言われます。
それがなぜなのか意味するところも分からず、加えてどうしてこんなに眠いのかも分かりません。
眠ってしまう前に断らなくてはと思うものの、そう考えている間にもどんどんまどろんでいいくリリエン。
もう大丈夫です。
やっとのことで伝えますが、大丈夫でないのは僕の方だと言うダミアン。
ダミアンがカーテン越しにそっとリリエンを見守りながら、もう少しこのままで・・と伝えると、リリエンは目を閉じスヤスヤと眠ってしまうのでした。
キュッと手を握り、良い夢をと呟くダミアン。
そしてこの場所で眠ることは、数えるほどしか無いだろうと思うのでした。
リリエンの処世術 20話の感想
口を「お」の字に開けて固まる使用人の皆さんに笑ってしまいました。
なかなかの一体感ですね(笑)
絶賛勘違い中のダミアンがプロポーズさいのボロボロな格好について触れていたところも面白かったです。
印象に残ったのは、息が合うとはこう言うことかと感じていたダミアン。
理屈じゃなくって気持ちにストンと落ち、納得する感じに妙に感心してしまいました。
穏やかに2人とは裏腹に、セドリックの心中は真逆のようですね(笑)
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ20話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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