ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)16話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
あまりに紫の瞳が素敵で・・
リリエンの言葉に、純粋にそう思ったのかと不思議そうにするダミアン。
外ではチューリンの護衛とカンタークンの検問所長が対立。
ダミアン自ら剣を奮って検問所長を倒すと、リリエンは一緒にチューリンに来る様提案します。
ダミアンはお礼がしたいと言いー
リリエンの処世術 16話のネタバレ
強力な魔力過剰症を患うダミアン
魔力とは元来、人の意思を助ける力である
例えば魔力を持つ人が ”眠りたくない” と思えば、魔力は内分泌系に働きかけそれを助ける。
先天的な魔力過剰症を患うダミアンは、赤ん坊の頃には既に途方もない魔力を持っていました。
故にその制御が出来ず、”皇宮の怪物”となってしまう事も少なくありませんでした。
幸いなことに成長と共に事故は減少しますが、いまだに自制が効かなくなると問題が起こってしまうのでした。
リリエンの手が触れた途端、副作用は消え去りー
リリエンに大したことはしていないと言われたダミアンですが、内心、あなたでなければ僕はどうなっていただろうか・・命を失っていた可能性もあると考えていました。
少なくとも、目をくり抜かれる位のことがなければ正気を取り戻せなかったはずだー
魔力過剰症の代償とも言えるとてつもない副作用。
その絶望の窮地に陥っていた自分の頬にリリエンの手が触れた途端ー
暗闇は明るく照らされ、地獄のような苦痛から解放。ダミアンは救われたのです。
(それを・・・)
大したことはない?
そう聞き返すとクスッと笑い、お礼がしたいと言うダミアン。
ただの偶然だからと遠慮するリリエンでしたが、頼みたいことが1つだけあったと思い出します。
それをお願い出来る状況でもある・・でもなぜなのか胸がハラハラします。
目の前には足を組み、頬杖を付きながらダミアンがニコニコとこちらの答えを待っています。
そしてレディ・リリエンと呼ぶと、破壊力のある美しさを放ちながら恩返しの機会をくださいませんかと言うのでした。
その表情にまたも見惚れてしまったリリエンは、思わずコクコクと頷くのでした。
恩人からの頼み事
では、この魔道トンネルを壊していただけませんか?そう言うと意外だとばかりにダミアンは目を見開きます。
チューリンとカンタークンを繋ぐ魔導時代のこのトンネルは、僅か2時間で皇帝が軍隊を進められると言う障壁。
かつ魔導トンネルの存在を理由に皇室とイシュラルが内通していると言う虚偽の情報が流れることもあったのです。
これらの事、加えて同盟のためにも魔導トンネルは無い方が良いとリリエンは考えるのでした。
それに対し、チューリン侯が自ら着手した方が良いのでは無いかと言うダミアン。
リリエンはふるふると首を横に振ると、お兄様に出来ることではないと言います。
兄上に出来ないことが僕には出来ると?
笑顔を絶やさず尋ねるダミアン。
リリエンは、他に望みもなく、殿下ならばもしや…と思って所望したとを伝え、難しければ断っても構わないと言いました。
いかがでしょうか?
柔らかな表情。そして清らかな眼差しを真っ直ぐに向けて尋ねるリリエン。
・・・そうですね。
答えを言う前にダミアンは考えます。
あなたは僕について知らないだろう… だからその様なことが言えるのだ、と。
もし。僕がその願いを叶えたならば、あなたは喜ぶのだろうか?
その頬を赤く染めてくれるのだろうかー
そして今は亡きヘメンリンナ大侯伯が、君にはあの子は勿体無いと言っていたことを思い出すのでした。
出来る・・
わずか生後7日にして魔力測定器を破壊するほどの能力を持っているのだから、トンネルくらい訳も無いこと・・
そしてダミアンは答えました。
恩人の頼みならばやってみましょう、と微笑んで。
リリエンの処世術 16話の感想
命を失っていた可能性・・少なくとも目をくり抜かれる位のことがなければ正気を取り戻せなかったと自分を分析するダミアン。
己の魔力の代償に、これまでとてつもないほど苦しんできたことでしょう。
それが、リリエンに触れられた途端、全ての症状が消え去ってしまったと言う衝撃の事実。
ダミアンがリリエンを恩人と呼ぶことも、恩返しのチャンスを!と願うことも分かる気がしますね!
願いを叶えたならばリリエンは喜ぶのだろうか?その頬を赤く染めてくれるのだろうかー
そう心の中で言っていたダミアン。
・・ダミアンにはリリエンに対し、既に特別な感情が芽生えている様です。
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ16話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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