ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)11話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
マリアンの父、ヒューゴからの詫び状の内容を確認し、破り捨てるセドリック。
一方、大侯伯は義弟であるマリアンの父ヒューゴの態度に怒り心頭。
全ての支援を打ち切ります。
夏を迎え、先天的な魔力過剰症を患うダミアンは総司令官となり、掃討令で北部にいるのでした。
リリエンの処世術 11話のネタバレ
アレンの妹、リタ・ハイウェス
・・また倒れたの?
なぜこんなに何回も・・
領主様も心が痛いでしょうね
リリエンの部屋に向かう中、3人の侍女たちは話し合っていました。
お嬢様ご自身が大変そうだと1人が言うと、でも苦い薬もきちんと飲んでくれ、お世話がしやすから助かると本音が口をつきます。
そして部屋の前に到着しそっと扉を開くと、そこにはあどけない姿でベッドに眠る小さな
リリエンが目に映りました。
その無垢で可愛らしい姿を見るなり3人の胸には愛おしさがこみ上げ、今後はこれまで以上にしっかりとお仕えしましょう!と意見が一致するのでした。
しかし、そんな侍女たちの中に1人「例外」がいました。
リタ・ハイウェス
セドリックの側近、アレンの妹です。
マイペースでズケズケと物を言うリタですが、悪気があるわけではありません。少しばかり独特なのです。
思わず愚痴を零すリリエンに、お褒めに預かり光栄だと返すリタ。
なぜ今のが褒め言葉に聞こえるのかと尋ねると、兄からお嬢様が何を言っても褒め言葉だと思えと教えられたとキョトンとして答えます。
リリエンが、あなたって本当に侍女らしくないわと伝えれば、そこが気に入ったのではないですか?と悪びれもなく答えるリタ。
まあ、そうだけど・・
調子が狂ってしまうリリエンに対し、ですからそのように努力をしていますと言います。
努力するのは私のことが好きだから?
リリエンが尋ねるといいえと即答し、今クビになれば兄の召使いに戻るしかないため絶対にそれだけは嫌だと言うのでした。
思わず吹き出してしまうリリエン。
お嬢様は兄よりお仕えしやすい方だと言うと、本心なのは分かるがとても褒め言葉には聞こえないとおかしそうに笑うのでした。
記憶の代償
リリエンはベッドの上にある、兄からの贈り物の大きなクマのぬいぐるみにもたれます。
そして1人考えます。
「不治の病」は「元々の話」では患ってはいなかったー
自ら命を落とすまでは不治の病に縁などなかったのに・・・リリエンはきっとあの熱病のせいだろうと考えます。
運命を変える記憶を手に入れ、最悪の結末を回避できることへの代償
そう言うことなのかもしれないわ。
じゃあ私はいずれ私の命は・・
その時、リタが食事をするまでまだ寝てはいけませんと声をかけます。
それでもうつらうつらして、結局眠りについてしまうリリエン。
するとリタは愛おしそうな顔をしてリリエンの髪を撫で、仕方がないですね・・と微笑むのでした。
本当に可愛らしい・・
でも、お食事を抜くのはいけません!急にクールな思考に戻り、ハイウェスと共に医師のウィンストンの元に向かいます。
ハイウェスは涙ながらに聞いてください!と訴え、オムレツ半分を食べるのに1時間もかかったと報告します。
こうした話延々2時間聞かされたウィンストンは、オレにどうしろと言うのかと尋ねます。
そして、お嬢様が召し上がらないのは病気のせいだと言い、食べ物を消化する生命力が足りないだめ体が食べることを拒んでいるのだと説明しました。
食べなければ大変なことになる。しかしおそらくお嬢様の目には食べ物として映っていないー
ウィンストンの説明を聞いた2人は質疑を繰り返し、僅かでも食欲のわく物、どんな物なら食べられるかを調べようと決意します。
協力的なリタに、すっかりお嬢様の味方ですねと言うウィンストン。
兄の召使いはご免だからですと返すリタですが、すっかりリリエンの肩を持つ様子に立派な味方じゃないか・・とウィンストンは思うのでした。
桃に込められた願い
その日、セドリックはベッドで眠るリリエンを優しい表情で見舞いながら、こうしてみるとやはり子供だな、とつぶやきます。
とても可愛らしいです。ハイウェスは微笑み、もう起こしても大丈夫だと言います。
セドリックはそっと手を伸ばして声をかけるも、眠りながら兄の手をキュッと握るリリエン。
するとその可愛らしい小さな手とその握力に、もう少し寝かせてやろう!とハイウェスを振り返るセドリック。
もう食事の時間を大分すぎています。
ふるふると首を横に振るハイウェス。
起こすのが可哀想なのと食事を食べさせなければいけない現実に葛藤するセドリック。
申し訳なさそうにもう一度リリエンに声をかけ起きるよう促しますが、リリエンは兄の手をつかまえるとピトっと頬に引き寄せ心地良さそうに眠っています。
あと1時間だけ・・
愛おしさに敗北する兄。
いけません…とハイウェスにやんわり言われていた所、リリエンが目を覚ましセドリックに気がつきます。
嬉しそうに兄と話し、ウィンストン先生がたくさん寝るようにとおっしゃっていたと伝えると、言うことを聞いて偉いと褒めるセドリック。
そして今日はお土産があると言います。
今日「も」だとリリエンが返すと、そろそろ慣れる様にと伝えるのでした。
セドリックはカゴにたくさん入った桃をリタに手渡します。
東の交易路で手に入れた果物だと教え、これを食べると3000年も生きられるそうだと説明します。
カットされた桃が運ばれてくると、早速リリエンはそれを口に入れました。
ごくりと唾を飲み、緊張した面持ちで反応をみる3人。
すると、美味しいです!と大きな目を輝かせ、もう1つ食べたいと言うリリエン。
3人はホッとして喜びの笑みを浮かべます。
生きようとする意志で生命力は変わる
その意志によって回復は早まる
だから好きな食べ物を沢山与えてください
ウィンストンの言葉を思い出し、3000年でなくても、1年でもリリエンに生きて欲しいと願うセドリックなのでした。
1ヶ月後ー
ヘメンリンナ大侯伯からリリエンに1200本の桃の木が送られてきました。
リリエンは美しく桃色が花咲いた木々の並木を驚いた様子で見つめていました。
リリエンの処世術 11話の感想
リリエン、結構大変な病状ですよね。
前世の不幸を回避し、今世幸せになるための試練でしょうか。応援したいですね!
リタは面白い侍女ですね!嘘もお世辞もないけれどリリエンへの愛と独特なキャラの融合が面白かったです。
今後強い味方の1人になりそうですね。
食べられないリリエンに桃という救世主?登場!本当によかった!
そしてみんながリリエンを愛おしく思っている姿が素敵でした。
ヘメンリンナ大侯伯の太っ腹に圧巻!さすがです!!
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ11話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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