ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)9話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
スズランソロリティでデビューを果たすリリエン。
首元のネックレスに尻込みする令嬢たちですが、謙虚で親しみやすいリリエンに次第に打ち解けていきます。
そんな中、お母様の形見をやすやすと受け取るとは!と敵意剥き出しのマリアン。
彼女の言動にリリエンは倒れてしまいます。
→→ 前話「リリエンの処世術」ネタバレ8話はこちら
リリエンの処世術 9話のネタバレ
ベッドに寝かされるリリエン。
令嬢たちやラニスター夫人らが心配そうに見つめる中、医師は熱は無く何かの病気でも無さそうだと告げます。
ただ、気力は相当落ちており、精神的に大きなダメージを受けたことが原因ではないかと言います。
・・・!!
ラニスター夫人ともラニスター姉妹の母はカップやトレイ、お菓子が散乱している様を見て驚きを隠せない様子です。
そしてラニスター夫人がイラリアに一体があったのかと問うと、躊躇いがちに口を開く彼女より早く、一番にリリエンと仲良しになった妹のソラリエがレディ・マリアンのせいだと大きな声で言いました。
ハッとして詳しく説明してちょうだいと言うソラリエとイラリエの母。
説明を受けるとラニスター夫人は怒りの感情をあらわにし、レディ・マリアンはどこにいるのかと尋ねました。
家に帰ったようですと答えるイラリアに、元々彼女は少々身勝手なところがあったけれどなんて無礼な!と言い放つラニスター夫人。
姉妹の母はラニスター夫人に落ち着いて下さいと伝え、これ以上マリアンをソロリティにおいておくことは出来ないと、自分がご婦人たちに手紙を書くと言います。
では私のペンも持って来る様に。ラニスター夫人は大侯伯に手紙を書き、いずれ大公妃になるリリエンの今回の件はラニスター家の失態ではないことを明白にする必要があると言うのでした。
そしてマリアンはソロリティから追放するだけでなく罰を与えるべきだわ!
祖母の厳しい言葉にイラリアは、マリアンはなんて大変なことをしてしまったのかと青ざめるのでした。
城から届いた「黒色」の書状
窓辺に立ち、外の景色を眺めるセドリックに気分がすぐれないのかと尋ねるアレン。
見て分からないか?セドリックは眼下に広がる風景を指し、皇帝の庭だと言うのでした。
皇帝が直接の支配する帝都、カンタークン
貴族に人気のリゾート地で、遠い昔名ばかりだった皇室に名誉と権力をもたらした場所。
アレンが正確にはいまだ支配されていない庭だと言うとセドリックはそれに同意し、現皇帝は正当な継承ではなく、ここを支配下に収めるには未解決の問題が山積みだと言うのでした。
それ故わざわざここで集まりを執り行うことにしたのでは?・・何か心配なことでも?
アレンが尋ねると、リリエンにソロリティデビューの品を十分に持たせられなかったと暗い顔をするセドリック。
伯爵令嬢の持参金になる位たくさん買ったのでは言うアレンに、リリエンは公爵令嬢だ!とあれでは足りないと落ち込むセドリック。
(何を言ってもムダか)
アレンが諦めた時、ドアをノックする音がしダンケルが姿を見せます。
城からの伝達ですと書状を持参しますが、深刻な様子で「黒色」だと告げたのです。
急報!?
顔色の変わったセドリックは急いで中を確認すると、そこには”お嬢様が意識不明”の文字がー
アレンに城に戻るぞと言うと急いで部屋を後にするのでした。
予断を許さない状況のリリエン
急いで馬を走らせるセドリック。
リリエンに仕えるハイウェスはもっと気をつけていればと祈る様な気持ちで涙ぐんでいます。
そして万一毒でも盛られたのならば、例え皇帝であろうとチューリンの怒りで首を刎ねられることだろうと思うのでした。
アレンとセドリックが見守る中、ウィンストンは毒ではないと診断します。
そして幸い今はまだ、命に別状は無いと答えるのでした。
今はまだ?どう言うことだ!セドリックに問われると、気力の低下を訴え予断を許さない状況であると説明します。
治療法が無いため、軽い風邪であっても厳重な注意が必要だと言うウィンストン。
セドリックはベッドの横たわるリリエンを気の毒そうに見つめると、こんなにもまだ小さかったのか…と力なく呟くのでした。
しばらくの沈黙の後、セドリックはリリエンのティアを確認します。
本人が所有する魔力の量を「テラ」と呼び、テラは7段階に分かれています。
1〜3はティアネイチャー(一般人)
4〜5はティアミドル(秀才)
6〜7はティアハイ(天才)
と呼び、上記の様にティアは3段階に分けられます。
おそらくネイチャーだ。記録を確認しないと分からないが。
セドリックはそう答えると、質問の意図をウィンストンに尋ねます。
すると、生命力と魔力は密接な関係を持っており、生命力が足りない時は魔力がそれを補うと言います。
しかし逆に魔力が足りないと、生命力は失われていってしまうと言うのです。
魔力枯渇症で無いことを祈りー
休めば魔力が回復するのでは無いのか?
セドリックが尋ねると、魔力が流出してしまう病気があるのだと言うウィンストン。
生死を彷徨うほどの病気をした人の中には稀に心臓に傷が出来る場合があり、それによって魔力を溜める器は壊れ、結果魔力の流出・・そして生命力を枯渇していくのだと言います。
セドリックは心配と焦りとで苛立ちながら、それがリリエンと何の関係があるのか!と声を荒げます。
ウィンストンは先日リリエンが発熱し、ようやく回復したことを挙げ、もしかすると発病したのかもしれないと言いました。そのため、テラが知りたいのだと。
そして、テラが減っていれば魔力枯渇症だと考えられます。
病気の詳細を尋ねるセドリックに、枯渇の速度によるものの10年以内に前魔力を失い死に至と言うセドリック。
・・・現在のところ、治療法はありません
顔面蒼白になったセドリックはリリエンの手を握りしめ、現実が受け入れらずにいます。
すると、なんとか時間稼ぎなら出来るとウィンストンは言いました。
それは定期的にセドリックの魔力をリリエンに分けること。
ここで重要な相性と魔力量は、家族関係だと言うこととセドリックがティア7な為、相当な時間稼ぎになると言います。
(そうだとしてもそれは何年だ?それとも何ヶ月?何日なのか・・?)
セドリックをウィンストンに向き直ると、治療法を探せと命じるのでした。
そしてアレンには、リリエンを侮辱した令嬢はブランチェット公の娘だったかと確認するのでした。
リリエンの処世術 9話の感想
何だか大変なことになってしまいましたね。
伝達が「黒色」だと聞いてセドリックも気が気ではなかったはず。それにラニスター夫人があそこまで怒るとは・・!
まずはリリエンのテラを調べ、魔力枯渇症の疑いがあるのか無いのかをハッキリ知っておきたいところですね。
そして多くの人を敵に回したマリアン。彼女はどうなってしまうのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ9話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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