ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)39話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
真実を話すのが怖くてたまらない
でもこれ以上嘘をつき続けることは出来ない
カリンヌはついに、バルテスと出会ったのは3年前。そしてニテンスの父親だとカミングアウトします。
何度も謝り罪悪感でいっぱいのカリンヌに向き合い、愛していると言って彼女を抱きしめるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 39話のネタバレ
愛が分からないと言うカリンヌ。バルテスはー
そなたに気づけなかった自分が許せない
3年前のあの夜、そなたを引き止められなかったことも・・
バルテスの言葉が、まるで魔法の様にカリンヌの心に染み渡っていきます。
そしてゆっくりカリンヌを抱きしめると、そなたを救うことはおろか探し出すことも出来ず、辛い日々を過ごさせてしまったと、その全てを謝るのでした。
バルテスの誠実さとあたたかな愛に包まれ、腕に閉じ込められるカリンヌ。
(こんなにも愛おしいそなたに気付けず、すまないことをした・・・)
バルテスはカリンヌの目を見つめると名前を呼び、少しだけ恥ずかしそうに愛していると伝えたのです。
カリンヌは頬を赤くすると、それは少し困ってしまうと戸惑いを見せます。
・・・・。
どういう意味なんだ?
意表を突かれたバルテスは尋ねます。
すると・・愛がどういうものなのか分からないのと打ち明けるカリンヌ。
恋愛はお互いに愛し合うものでしょう?
でも私・・よく分からないもの・・
その言葉にちょっぴり残念そうな寂しそうな表情をしたバルテスですが、丸ごと受け止めるとサッとカリンヌの手をつかまえ、これから知ればいいと返すのでした。
ゆっくりじっくり、そなたが分かるまで俺が教えてやろう
だから心配しなくていい
そっと頬に触れられじっと見つめられたカリンヌは、驚いた様子で顔を上げます。
バルテスはそのままベッドにカリンヌを押し倒すと、愛していると言ってキスをしました。
カリンヌは安心した様子でまぶたを閉じるのでした。
親バカなバルテスは息子のために
ある日、自分だけがオモチャの剣を持っていないことからかわれ、友達と喧嘩をしてしまったニテンス。
きっと今までずっと欲しかったはず・・母親なのに分からなかったと言うカリンヌ。
報告を受けたバルテスは、これ以上胸を痛めなくて良いと言います。
そしてなんとおもちゃ工場を手に入れようかと言うと、早速テンに手配させようとします。
さすがにいくらなんでもそれは・・・と突っ込むカリンヌですが、自分の息子がたかだかオモチャ如きでバカにされるわけにはいかないとバルテスは言います。
で、でも、工場は少しやり過ぎなんじゃないかしら・・?
腕組みをしてドヤ顔だったバルテスですが、やり過ぎなのだろうかと確認すると「正直、相当・・・」と苦笑いするカリンヌ。
そこで少し考えた結果、ならばお店を手に入れると言い出します。
・・・・。
カリンヌは額に手をやると、そんなにお金が有り余っているのかと聞きます。
自信満々にある!と断言し、そなたとニテンスのためならば何も惜しくはない!と答えるバルテス。
だから気にすることはない!そう言って後ろからカリンヌを抱きしめると、そなたはカイェンの妃なのだからお金に糸目をつけてはいけないと言います。
甘いハグとささやきに笑顔を見せるカリンヌですが、ふと思い出したように最近はテンに習って帳簿管理もしていることを伝えます。
そして少し不安げな表情になると、昔ティリアン子爵の帳簿を見てしまったことがあり、今考えると何だかおかしい所があると言い出すのでした。
ティリアンの二重帳簿とプボの汚い嘘
同じ日付の同じ商品なのに帳簿が2冊あり、それぞれ金額が違っていたと言うカリンヌ。
バルテスはすぐに二重帳簿だと判断します。
すると他にも思い出したことがあると言うカリンヌは、ティリアンはプボ伯爵に私を売り渡す対価に鉱山の独占納品権をもらうと言っていたと言いました。
!!
驚いたバルテスは、それは正式に入札する皇室主管の権利なのに、裏取引しようとするなんて・・と口にします。
ただ、バルテスが思うにプボにはそんな権利も権限もありません。
つまり、ティリアンはプボに騙されていたんだ
(そんな汚い嘘のためにカリンヌは売られそうになったとは・・なんて痛ましい!)
バルテスはじっと黙り込むと、このままでは済まさない!楽には死なせない!と怒りを滲ませ、まずはプボからだと心の中で決意するのでした。
そして不意にカリンヌをギュッと抱きしめます。
バルテス!?
驚いたカリンヌですが、そなたが俺のそばにいてくれて良かったと愛情いっぱいに言われると、嬉しそうに笑ってバルテスの名前を呼ぶのでした。
その笑顔を見ながら、ゆっくりでも待つ。俺を愛してくれと言うバルテス。
それを合図に2人はキスをするのでした。
宣言通りプボから・・・
なんだって!?
後日、プボの屋敷からは彼の大声が響き渡ります。
プボの元に駆け寄った使用人が、全ての取引先が契約を断ってきたと報告したのです。
プボは大荒れに荒れ、屋敷の調度品をガシャンガシャンと壊しながらどんな手を使ってでも先方を丸めこめ!と言います。
そこにまた別の使用人が大慌てした様子で作業員らが低賃金を理由にストライキを始めたことを報告に来ました。
寝耳に水。真っ青になったプボは、平民の分際で!とわめき散らします。
そして、メティ王国上層部との取引が迫っていること、皇帝陛下が報告書を上げろと言っていることを言い渡すと、死にたくなければすぐに取り掛かれ!!と命じるのでした。
ソファにドサリともたれ、どいつもこいつも使えないと漏らすプボ。
こんな時には綺麗な女と気晴らししないとな!
いやらしい顔つきになると、先日のパーティーで見かけたカリンヌの姿を思い出します。
子供がいると言うのに、驚くほど美しかったな。
(何としてでもワシの物にしたい)
(相手がアイツでなければ奪ってやるのに)
よりによってカイェン大公とは・・惜しいことだ・・ 1人そう呟き、舌打ちするのでした。
殺人鬼の子を産んだ 39話の感想
バルテスの愛や心の広さをまたも感じつつ、今回は真逆の容赦のない面もほんの少し感じました。
復讐はここからが本番ですね!特にティリアンはどうなってしまうのか・・
愛が分からないから愛に答えることに戸惑ってしまったカリンヌ。
今まで親に虐待され地下に閉じ込められ、自分の意志で自由に生きられなかった背景では無理もないかも知れません。
バルテスがそんなカリンヌに言った”ゆっくりじっくり、そなたが分かるまで俺が教えてやろう”の言葉にドキンとしてしまいました。
息子のためにおもちゃ工場を手に入れる、これは超セレブのあるあるかも(?)ですね!
まずはプボから・・!
私たちもお話の続きを見届けましょう♪
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ39話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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