ピッコマで独占配信中のマンガ「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」(原作 lazypiece先生、作画 salty先生、文 dancheong先生)8話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
アイリーンの招待を断り続けると、次々物騒な出来事が!
庭に犬の死骸、大切なドレスはドブから発見、晩餐会で紛失したジュエリーがビアンカの宝石箱に・・
散々な出来事と使用人達からの犯人扱い。
アイリーンの敵は皆不幸になると気付いたビアンカは遂に彼女の元に向かいー
→→ 前話「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」7話ネタバレはこちら
→→ 「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」ネタバレ全話(更新中)はこちら
男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 8話のネタバレ
3年前、ある夜の出来事
ベッドルームに朝日が差し込み、パチリと目を開けるリアン。
(エレノア!!)
ガバリと起き上がるものの、もうそこにエレノアの姿はありませんでした。
ガランとした部屋。
彼女は行ってしまったかとリアンは内心ガッカリするのでした。
そしてドサっとベッドに仰向けに倒れ込むと、
とても現実とは思えなかった・・・
でも決して夢ではなかった
顔を上気させ、ぼんやりと宙を見つめるのリアン。
(数年前までは、こんなチャンスが来るとは思えなかった)
リアンは静かに目を閉じます。
思い出すのは3年前のこと
当時、帝国騎士団長をつとめていたリアンに対し、パーティーに来てくだされば娘もとても喜ぶのですがと声をかける伯爵。
しかしリアンはそう言った場が苦手だと言って丁重にそれを断ります。
領地を騎士団の訓練のために使えー
そう言われてここにやって来たのに、実際はパーティー三昧の日々で嫌気がさします。
奥まった図書館なら誰も来ないだろうと足を運び、月夜の静寂に包まれ読書をするリアン。
しかし一瞬ですが、何かが視界を横切ります。
(なんだ!?)
思わず立ち上がり、気配のする方へと近づけば少女が顔を覆い、嗚咽を漏らしていました。
あの身なりからすると貴族の様だが・・
リアンは彼女がなぜあんなに悲しげに涙を流しているか気になりました。
バルコニーから目が離せないでいたその時ー
彼女はスッと立ち上がると泣くのを止め、夜空に輝く三日月を見上げました。
ドキンと胸が高鳴るリアン。
月明かりに照らされた美しい少女・・・
片時も目が離せないリアンはギュッと手すりを掴み、どんどん鼓動が大きく早くなっていくのを感じます。
茂みに隠れて泣いていた小さくか弱い少女は姿を消しー
あどけなさの残る顔に全てを見通す様な瞳の女性に変わっていました。
そこには気品に溢れた堂々たる佇まいのレディの姿があったのでした。
その女性こそが、エレノア・マリチェだったのでした。
一途な思いから運命の再会を果たしたリアン
パーティーが終わり、部屋に戻った親友のブレインは、下品な野郎どもの自慢話にうんざりしたと言ってソファでため息をつきます。
興味なさそうにするリアンですが、若い女を弄んでいたと聞くと思わずハッとして詳細を尋ねます。
聞けば、まだ10代のその彼女は相当な美人で、平民出身の男爵夫人らしいと答えるブレイン。
そして彼女の夫は獄死したと言います。
無理やり呼び出されたパーティーで、親子ほどの年の差のジジイたちが家族もいるのに再婚を持ちかけていた
ブレインの言葉にリアンが続きを促すと、未亡人がどうとかと責められ出て行ってしまったと言うのでした。
(やっぱりさっきの女性に違いないー)
あんなに泣くのも無理はないと思うリアン。
さらに彼女の名前を聞くリアンに、ブレインはおかしなことに食いつくものだと訝しげな様子を見せつつ、エレノア・マリチェ男爵夫人だったと思うと答えるのでした。
リアンは目を開け、あの後、幾度となく会いに行こうと思っていたことを振り返ります。
しかし、現実的に恐ろしく距離が離れていたことに加え、夫を亡くしたばかりの女性に近づくのはどうかと考え躊躇したのでした。
その後、エレノアが首都に移り住み、官能小説家かつ恋愛指南のカリスマとして名を馳せた頃にはすっかり近寄り難い存在になっていました。
さらに暫くすると、彼女は社交界の中心的存在に変身を遂げていたのでした。
彼女との再会を諦めかけたある日、書斎に迎うと・・・
あの月夜に読んでいた「空間の歴史」の一節を読む声
自然と胸が高鳴るリアン。
目の前には見覚えのある1人の女性が自分の一番大好きな本を手にしています。
一番逢いたかった人
リアンはその場に立ち尽くし、ずっと会いたかったその人をただただ見つめていると、お読みになりました?と言って彼女はこちらを振り向いたのです。
そこに彼女がいた。
俺の書斎にー
あまりに唐突な再会が嬉しすぎて、つい我を失ってしまったと1人悩ましげな様子を見せるリアン。
一晩中一緒だったのだから、少しは俺を好きになってくれただろう・・と考えますが、その逆だったら??と思い悩みます。
(予習?すべきだったかな・・??)
しばしの沈黙の後リアンは目を開け、表情を引き締めると、とにかくもう一度エレノアに会わなくては!と思うのでした。
今日はやけに明るいな?
一体何があったのだと困惑した様子のブレインが聞きます。
そして、お前がニコニコしているからみんながビビっていると言うと、部下たちは口角の上がった表情のリアンに、まさか怒っているんですか!?と恐怖を覚えているのでした。
そんなに怖いか?
興味なさそうに言うリアン。それより最近もパーティーに行っているのかとブレインに尋ねます。
まあな。急にどうした?
ブレインが答えると、調べて欲しいことがあると言うのでした。
男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 8話の感想
2人は過去に会っていた・・と言うか、リアンはエレノアに会っていたのですね。
クールそうなリアンがまさか3年前、エレノアをひと目見た時からずっと思っていたとは想像もしませんでした。
余計に皇女とは恋に落ちないのでは?と思いますが、そうなると仕打ちが心配です。
まとめ
今回の記事では、男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 8話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」9話ネタバレはこちら
→→ 「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」ネタバレ全話(更新中)はこちら