ピッコマで独占配信中のマンガ「ラスボスの私が主人公の妻になりました」(原作:Winterleaf先生、作画:Jeokbal 先生、文:Furik 先生)22話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
5年間一族の為に戦ってのこの仕打ち。
しかもメイドはこちらを見て笑っています。
5年前にもこの「メイ」に嫌がらせを受けた事を思い出し、フィオナは容赦無く平手打ちを浴びせ、魔力を見せつけます。
恐怖で逃げ出すメイに泥水を浴びせると、部屋の外へと追い出すのでした。
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ラスボスの私が主人公の妻になりました
22話のネタバレ
フィオナ side
はぁ・・ついキレちゃったわ・・
自分は穏便な人間だと思ってたのに
そういえば前にシグレンに、お前なたまに周りが見えなくなるって言われたっけなあ
そんなことを考えながらフィオナが屋敷を歩いていると、許可なく何をウロウロしているのだと言う声がします。
振り返ると、伯爵夫人が何か嫌なものでも見るような目でこちらを見ていました。
(今日はやな奴ばかりにあう日ね!)
フィオナは毅然とした態度で、ここが私の家でもあるので何をしようが勝手ですよねと答えました。
すると伯爵夫人は扇子をバッと広げ、とんでもない勘違いをしているのねと底意地の悪い笑みを浮かべます。
まさかフィオナが今、夫人を殴っちゃいたいわと思っているなどとは微塵も気づかず、夢を見るのが寝ている時だけにしてほしい、と夫人。
そして何を企んでここに来たのか知らないけれどさっさと出て行ってと言い放つのでした。
ワナワナする気持ちを抑えるフィオナですが、喧嘩をふっかけてきたのは無事であり、そもそも今我慢する必要があるのかと考えます。
(これまで十分我慢してきたわ)
(それに、戦わなきゃいけない時がある)
でも。一発でやっつけるとなると計画も必要なるから、ここにいる日数も延びてしまう。。面倒そうだし・・
フィオナは夫人の後ろ姿をジッと見ながら、まずは最初に思っていた通りにやってみようと決心しました。
そして・・・
夫人に対しありがとうございます、と声をかけると思わずビクッとしてこちらを振り返ります。
フィオナはにっこりと微笑み、おかげさまで心が決まったというのでした。
何のことかしら?怪訝そうに言う夫人に、この家から宝石の1つも持ち出すつもりはないのでご心配なく、と言うフィオナ。
(でも、その宝石もあなたたちに持たせたままになんてしない)
振り返った夫人にニッ笑うと驚きの表情を見せます。
グリーン家は愚か、家にも誰にも縛られたくはないフィオナ。
だから今回も相続は放棄し戸籍から抜ける予定だった。
でも、あのメイドのメイの一件で見えた夫人の本音とこの言動。
(いっそ彼らがみんな欲を全開に出してくれたらいいのに)
それでこそ彼らは絶望のどん底に落とされると笑みを深めます。そして、私はこの家での全てを捨てて去る予定だと言うのでした。
そしてその夜、フィオナはアヴェル宛に手紙を書いたのです。
前に仰っていた退職金を、今いただきたいです と。
アヴェル、シグレン side
手紙を読んだアヴェルは内容を確認するなり、想像より早く言ってきたなと感じていました。
こいつもちょっと弱い面があるんだよなとブツブツ言いつつも、ここまでは想定内。
それにしてもフィオナなは変わったやつだとアヴェルは思っていました。
明るく優しい性格かと思えば急に冷たく突き放したり。
ヘイロンでの出来事もそう。
これまで最善を尽くしてここも持ってきたフィオナ。ヘイロンに少しは情でも湧いたのかと思っていたが、自由をやると言うとあっさりここを離れた。
さすがにそれには少し寂しさを感じるアヴェル。
でも自分が寂しいと感じるということは、シグレンにしてみたらどれ程大きなことだろう。
5年一緒に過ごし、フィオナはシグレンを好きなのではと噂されるほどだった。
しかしそのシグレンをあっさりと置いて行ったフィオナ。どこかに属するのも人間関係で居場所を縛られるのも苦手で・・・
そんなことを思い出していると、ノックの音が聞こえます。
遅いぞ。そう言われ中に入ってきたのはシグレン。これでもすぐに来ましたと言い、それほど急用なのですかと尋ねます。
お前にとってはな!そう言ってフィオナからの手紙を見せると、まさに用件だけだと言うシグレン。
名前がなくて寂しいかとアヴェルに言われると、キッパリとそこは期待していないと即答するのでした。
そして、俺から会いに行くのでもういいんですと言って手紙をアヴェルに返しました。
もう何年も前に言ったが…と前置きし、アヴェルは話し始めます。
自分は皇族と仲が悪いこと。そしてシグレンが皇帝の婚外子であることを知っている、と。
シグレンは頷き、師匠は正式に皇子として認めてもらったらどうかと仰ったと答えました。
その時答えを出さなかったシグレン。
それは、復讐に生きるか身を潜め静かに暮らすかで悩んでいたから。
しかし今、お前は答えを出したと目を細めて言うアヴェルですが、首都に行くならそれなりの功績が必要だと言います。
今戻った所で昔のシグレンと変わらない。行く先々で民が歓喜の声をあげる様な功績。
要は「シグレン皇子」として民に求められる何かが必要なのだ、と。
そしてアヴェルは言いました。
お前がしっかり準備すると言うのなら、俺がお膳立てしてやろうと。
シグレンにその意志を問いかけ、一言、英雄になれ!と告げたのでした。
ラスボスの私が主人公の妻になりました
22話の感想
フィオナの方は次回が楽しそうな展開になりそうですね。
全てを捨てて去っていく、という所に凄みを感じます。行っちゃってください!!
そして父親であり師匠であり、2人のことをよく理解しているアヴェル。
最後の一言が出たと言うことはシグレンにとっても変化の時ですね。
こちらの物語にも期待したいと思います!
まとめ
今回の記事では、ラスボスの私が主人公の妻になりました22話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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