ピッコマで独占配信中のマンガ「ラスボスの私が主人公の妻になりました」(原作:Winterleaf先生、作画:Jeokbal 先生、文:Furik 先生)10話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
診察を終えた医師からシグレンの体に無数の古傷があると聞き、衝撃が走るフィオナ。
驚くシグレンの服をめくり、それが一方的で悪意ある暴力の証だと分かるとあまりの酷さと罪悪感で泣き出してしまいます。
フィオナはシグレンの味方でいることが私の償いだと決心します。
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ラスボスの私が主人公の妻になりました
10話のネタバレ
何度でも伝えよう・・
これからはいつでもシグレンの味方でいる
それが私に出来る償いだからー
そう決心したフィオナは、シグレンの手を握り、ごめんねと言って謝りました。
・・もしかして今更服を脱がしたことを謝ってんのか?
(ええっ!?)
フィオナはそうじゃないと言うと、再び涙を零してしまいます。
泣くな。
当然、小説のことや設定、フィオナが罪悪感を感じていることなど知る由もないシグレンは、お前が暴力を殴られたわけでもないのにどうして泣くんだと言って髪を撫でます。
口調は呆れているけれど、 手つきはとても優しいと感じるフィオナ。
(シグレンは、やっぱり優しい・・)
フィオナはシグレンの名前を呼び、両手で頬を挟むと私はあなたを傷つけないと彼の目を見つめながら言うのでした。
(何度でも言おう)
フィオナは考えます。
ヒロインのユニスが現れるまでは、シグレンの心の傷は癒されないかもしれない…と。
ならばそれまでは私が守ってあげたい
私には心を開いてほしい
そんな思いをこめ、フィオナはお友達になろうと言い、キラキラと笑うのでした。
一瞬目を見開いたシグレンですが、泣いたり笑ったり忙しい!ほんとに勝手だな!とフィット顔をそらしてしまいます。
(でも、嫌そうじゃ無いよね)
ほんのり顔を赤くしたシグレンを見て、フィオナは心の中でよろしくね!と伝えたのでした。
距離が近づいた2人
数日後ー
クッキーの箱を持って元気にシグレンの元に向かうフィオナ。
思い込みかもしれないけれど、シグレンとの心の距離が少し近づいた気がします。
少なくとも以前のように警戒されることがなくなったのは大きな進歩だと思うのでした。
幼少から長い間暴力を振るわれてきたシグレンが他人に触られることに嫌悪を示すのは当然のこと。
今にして思えば、傷跡を見られないようにするために私のことを遠ざけていたような気もする…と思うのでした。
フィオナが部屋を訪ね、扉を開けたシグレンはクッキーの箱を受け取りますが、姿を見るなり傷口が開くから安静にして!と、即部屋の中へと追いやられてしまいます。
これくらいは平気だというシグレンに、言うことを聞けと言うフィオナ。
するとシグレンは、実は以前から気になっていたんだけど、たまに命令口調になるお前は一体何歳なんだ?と尋ねます。
(・・うっ!!ここでは1歳下よ!)
ボソッと…13歳 と答えるフィオナ。
10歳位だと思ってたけどそれよりは上だったんだな・・とシグレンが言うと、まさかの答えに椅子から立ち上がって叫び、再び席にちょこんと座るとブーブーと口を尖らせ向くれ顔になるフィオナ。
アヴェルからも小さいと言われてるけど、ずっと屋根裏にいて、ちゃんとご飯も食べさせてもらえていなかったからかなあと思います。
クッキーをつまみながらどっちみち俺が年上だなとドヤ顔のシグレンに、精神年齢は私の方が上だと食い下がります。
公爵が食べさせたもんはどこに行ったんだ?
シグレンに聞かれるとそうなのよと頷き、ゆっくり大きくなると言ってテーブルに伏せてしまうのでした。
(体力も無いから長時間魔法を使うことも出来ないのよね)
フッと勝ち誇ったような余裕の笑みを見せながらシグレンは、せいぜい頑張れと締め括るのでした。
招集がかかるフィオナ。シグレンは
フィオナがチラリとシグレンを見ると、傷が良くなり警戒心も薄れたせいか輝いて見えます。
(将来が楽しみ!ユニスとお幸せにね!)
ニヤニヤとシグレンを見つめていると理由を尋ねられ、かっこいいなと思ったと素直に口にするフィオナ。
でも二股は駄目だからね!
シグレンは何か言いかけるもそれを引っ込めると、そんなんでよく精神年齢が上とか言えるよなと言ってフィオナの頭をポンポンするのでした。
その時、ジェロンがフィオナを呼びながら扉を開け、ただならぬ様子で部屋に入って来ました。
第2城壁にモンスターの群れが接近しているため全ての戦闘員を招集予定ですと言うジェロン。
するとフィオナは慌てて立ち上がり、すぐに行きますと返事をしました。
同じく立ち上がり、扉へ向かおうとするフィオナの手首をグッと掴むシグレンは、なんでお前が行くんだよと必死な様子です。
まだ言えてなかったけど、私は魔導師なの。
第2城壁を守る戦いに出てる。
だから離して、と言いますがシグレンはあり得ないと言います。
そしてフィオナに向き合うと、あそこは一番危ない場所だぞ!何十年戦った傭兵も一瞬で死ぬんだ。知らないだろ?と強い口調で訴えます。
そしてジェロンの元に向かうと、北部最強のヘイロン城はこんなチビが行かなきゃいけないほど人がいないのか!! そんなことがあっていいわけがない!!
そう言って激しく反発すると、フィオナを守るようにその前に立ちはだかるのでした。
ラスボスの私が主人公の妻になりました 10話の感想
思い切り話が進展した10話でしたね!(個人感)
フィオナとシグレンの間の壁が壊れ、ようやく年相応?と言うか普通に思っていることを口にして会話が出来る様になったのが嬉しかったです。
これからもまた壁が立ちはだかったり色々あると思うけど、2人を応援したいです!(何様?)
自分が戦場で死にかけた分、傭兵として現実を見てきた分、フィオナが魔道士だとは知らなかったシグレンには余計に衝撃の大きな事実が浮上しましたね。
フィオナの前に立ちはだかり、ジェロンに食ってかかるシグレンが最高でした!
ジェロンにとっても既にフィオナは、かけがえの無い、無鉄砲で小さくて泣き虫な女の子・・そして「友達」なのだなと思いました。
まとめ
今回の記事では、ラスボスの私が主人公の妻になりました10話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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