ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)29話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
バルテスには良くしてもらっているか
皇帝に聞かれ、身に余る程だと答えるカリンヌ。
妹を紹介したいと皇帝が言うと、友人との交流経験がなく力不足だと断られます。
皇帝はバルテスにいつから恋をしているのかと尋ねます。
一方、一足先に会場に戻ったカリンヌをテンが呼び止め・・
殺人鬼の子を産んだ 29話のネタバレ
取っ組み合いのケンカをするニテンス
嘘だ!
お前にはパパがいないだろ!
その頃、ニテンスは同じ年頃のキリアンと言い合いをしていました。
キリアンは激しい口調で大公閣下はお前の本当の父親じゃないと言い、ニテンスは違う!よ叫ぶと目に涙をためてキリアンの髪を掴みにかかります。
二人は取っ組み合いになり、ニテンスがキリアンを床に倒すとお互いを嘘つき呼ばわりします。
そこにテンとカリンヌがやって来て、ニテンスの名前を呼びました。
(信じれらない!あのニテンスが喧嘩をしているの・・?)
それでも気がつかない二人に、カリンヌは再度ニテンスを呼び、やめなさいと言います。
すると、大声で泣きながら駆け寄るニテンス。
カリンヌはしっかりとあたたかくニテンスを抱きしめます。
あなたが泣くとママも悲しくなるわと優しく伝えると、馬乗りされていたキリアンに対しケガが無いかを確認し、ニテンスの代わりに謝るのでした。
するとキリアンは俯き、怪我がないことと自分が悪かったと言う事を伝えました。
僕が大公妃様のことを悪く言ったから。
ニテンスは悪くありません。
そう言ってしょんぼりするキリアン。
カリンヌは正直に事情を話し自分の非を認めたキリアンを、内心とても良い子だと感じました。
そこに、カリンヌとニテンスを呼ぶ声がします。
同時にキリアンも自分の名前を呼ばれるとビクっと肩を震わせました。
ニテンスはバルテスをパパと呼び
そこにはキリアンの父とバルテスが現れ、ニテンスはバルテスを見るなりお父さん!!と言って走り出し、大きな声で泣き始めるのでした。
お父さん・・!
そう呼ばれたバルテスは彼を抱き上げ、カリンヌがそうした様に優しく抱きしめると、大丈夫だから落ち着きなさいと声をかけます。
一方、横ではキリアンが父に耳をつままれ、お前はケンカばかりして!と怒られています。
そしてせがれが大変失礼しましたと大公妃であるカリンヌに頭を下げると、キリアンの頭をグッと押さえます。
その様子にカリンヌは、子供の前にまず大人から言葉を選ぶべきではないでしょうかと毅然とした態度で言います。
(パパもいないくせに!)
そう言っていたキリアンの姿が浮かんだカリンヌは、子供は耳にした言葉をそのまま口にしますと言い、大人のせいで子供が叱られるのは気の毒だと告げたのです。
キリアンの父親はジッとその言葉に耳を傾けると、おっしゃる通りだと言って使用人達に注意をしますと言いました。
すると、ニテンスがキリアンに殴ってごめんねと謝ります。
でも。僕はママが世界一好きだから、ママの悪口は嫌なんだ。
そうキッパリと伝えるとキリアンは頷き、僕が悪かったと謝ります。
二人は歩み寄りもう一度お互いに謝ると、握手をして仲直りをするのでした。
この様子を見たカリンヌは、ニテンスはいつの間にこんなに成長したのだろうと感慨深げな様子です。
その時、明るい笑い声とともにやはり子供達は素直だと言って皇太子が現れました。
どうしてここにと聞けば、 当然大公の子が心配だからに決まっているとニコニコ笑い、足元のニテンスに名前を尋ねました。
人見知りしたニテンスは、カリンヌのドレスの後ろに隠れながらも名前を伝えます。
満足げな様子の皇帝は良い名前だと褒めると、この子達の為にも今日はここまでにした方が良さそうだと言うのでした。
執務室にて
屋敷に着くとカリンヌはテンを呼び、私がすべき仕事について教えて欲しいと尋ねます。
すると執務室に案内され、予算案と複数の帳簿を手渡されます。
こちらはカリンヌに割り当てられた分、そしてこちらは管理費・・等々。
早速中を確認しながら、カリンヌは宴会の予算が多いことに驚きます。
するとテンは、バルテスが社交会が好きでは無いため実際に開かれることがなく、繰り越しされた予算が溜まっているのだと言いました。
そして、奥様の割り当てが少なかったでしょうかと尋ねると、十分すぎると言うカリンヌ。
帳簿を見るのは初めてだと言いつつも、数字を見ただけでその仕組みを把握した様子にテンは心の中でとても驚きます。
カリンヌは漏れのない様に管理するには領収書が必要だと言うと、こちらですと言って棚に並べられた保管用の帳簿を見せるテン。
綺麗に整えられた様子に感激するカリンヌに、これからこの執務室は奥様の空間になりますからと言ってテンは微笑むのでした。
この素晴らしい場所が私だけの執務室だなんて・・!
加えて自分にも役割があることにカリンヌは嬉しさで満たされます。
こんなチャンスと自由は全てバルテスからの贈り物・・
ならば私が今度は恩返ししなくては!
そう考えたカリンヌは、自分の力で真実を明らかにすべきことがあると考え、テンに声をかけます。
そして、内密に情報を集められる場所はあるかと尋ねるのでした。
殺人鬼の子を産んだ 29話の感想
ニテンスがバルテスのことをお父さん!と呼んだ所がすごく印象に残りました。
カリンヌからはバルテスがパパだと聞いていたニテンスですし、世界一好きなママのことを言われてとても傷ついたんですね。
ちゃんとそれを主張出来たのが偉いし、潔く非を認めて謝ったキリアンも良い子だなと思いました。
これからん友情に期待ですね!
そしてカリンヌって本当はこんなにも気高く聡明な女性だったんですね。
大公妃としても妻としても母としても・・器がおっきいなあ!と毎回思わされます。
そんな彼女が自分で調べたいこととは・・続きを読んでみたいと思います。
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ29話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」30話ネタバレはこちら