ピッコマで独占配信中のマンガ「接近不可レディー」(原作 Kin先生、漫画 Mingsung先生)18話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
カタログの衣装を見せると言う店員に、ヒリスはそれら全ての仕立てと持参したドレスのサイズ直し、壊した物の弁償代も請求する様にと言います。
一方、王の宮殿99番目の扉を開けることの出来ないヒリス。
そこに現れたクリスティアンに、あなたと結ばれることはないと言い放ちます。
→→ 前話、「接近不可レディー」ネタバレ17話はこちら
接近不可レディー 18話のネタバレ
初めて与えられた優しさ
過去の記憶・・・
ヒリスの髪を一束すくい上げキスをすると、一緒にパルべノンへ行こうと言うクリスティアン。
ヒリスは2回目の人生でクリスティアンと共に人生を歩むことに決めたのでした。
パルべノンにいる間の彼はとても優しく、ヒリスが心配していたクリスティアンの父が自分たちの交際を認めてくれたかと言う質問にも快く受け入れてくれたと答え、ここでは何の心配もいらないと言ってくれました。
パルべノンに慣れるためにも結婚式まではのんびりと過ごす様に、と。
夢心地でクリスティアンにもたれかかりお礼を言うヒリス。
クリスティアンはそんなヒリスを抱き寄せると、髪にそっとキスをするのでした。
この上なく幸せを感じていたヒリス。
これまで誰からも優しさを向けられなかったヒリスはその感情に酔いしれ、日に日にクリスティアンに依存していく様になりました。
彼一色の毎日。
クリスティアンの言葉しか耳に入らず、盲目的だと周囲にバカにされようともそんなことはどうでも良かったのです。
彼を愛していたから。
クリスティアンの本音を知り
しかし・・・
ある日のこと、帰宅したクリスティアンに駆け寄り、おかえりなさいと声をかけ腕にしがみつくヒリス。
するとそれを引き剥がし、今日は疲れているからと冷たい表情で言葉だけの謝罪を述べる彼に、ヒリスは恐怖を覚えます。
そういえば最近のクリスティアンは冷たくなった気がする・・
ヒリスは自分がしつこかったのだろうか、それとも仕事が忙しいのだろうかと考え、結果的には自分が気をつければ良いことなのだと思っていました。
その晩、ヒリスはなかなか寝付けず屋敷を歩くことにしました。
すると、ある扉から光が漏れていることに気がつきます。
同時に人の話し声がし、もううんざりだと言う声が聞こえてきました。
声の主がクリスティアンだと分かったヒリスは、恐る恐る扉に近づき、中をのぞきます。
するとなんとクリスティアンが、ヒリスのことをとても鬱陶しくガブリエルよりも馬鹿な女だと言い放っていたのです。
そばにいた侍従は、可哀想なお方ではありませんかと言い、ヒリスの一途さに免じてもう少々優しくしてあげてはいかがですかと言っています。
だから我慢して優しくしてやっているがボランティアじゃあるまいし…と悪態をつくクリスティアン。
続けて、両家の力を受け継ぐ子供さえ出来ればこんな面倒からも解放されると、見たこともない恐ろしい表情で言うのでした。
真実を知り扉の外でヒリスはショックを受けます。
誹謗中傷は続き、最近ではヒリスの顔を見るだけで全てが嫌になるというクリスティアン。
ヒリスはガクガクと震えながら扉から遠ざかっていきますが、持っていた肩掛けを床に落とし、音を立ててしまいます。
(!!!)
途端に扉が開き、クリスティアンはヒリスの姿を見るなり、夜のお散歩ですかと笑顔で声をかけます。
言葉も出せずただ震えるばかりのヒリスに、拾い上げた肩掛けをふわりと羽織らせ、夜は寒いのだから風邪を引いてはいけないと言います。
何事もなかったようなクリスティアンの言動。
自分が聞いたことや見たものは 何かの間違いではないかと考えるヒリス。
きっとそう。
優しいこの人がそんなことを言う訳が無い
するとクリスティアンは震えの止まらないヒリスを見てクスッと笑うと、それらを裏切るかの様に、全て聞かれちまったかと悪魔の様な表情で言い、彼女を追い詰めるのでした。
何も聞いていません、本当に。
ヒリスは大きく首を横に振りますが、クリスティアンも容赦なくドアを開けておいたのもわざとだと言い、しまいにはヒリス・イノアデンは愚かな女だと罵ります。
涙が込み上げるヒリスに、そうやって泣かれることもうんざりだと言い、本当に情けないと言います。
極め付けに、こんなことを言われようともお前は俺を愛しているんだろ?とクリスティアンはヒリスに致命傷を与えたのです。
お前に俺の心は手に入らない、冷酷な笑みを含ませた表情で言い放つクリスティアンに、現実が受け入れられずに涙をこぼすヒリス。
そして現実に戻りー
過去の辛い記憶を蘇らせたヒリスは目の前のクリスティアンに、あなたと私が結ばれることはないときっぱりと言うのでした。
それではまだ余裕の表情を見せ、自分はヒリスを気に入っていると言うクリスティアン。
ヒリスは時間の無駄だとばかりに、残念だけれど私はあなたが嫌いだと感情のかけらもない目をして言うのでした。
最近までうっとりと俺を眺めていたはずだが?
まだ強気なクリスティアンに、ヒリスはバラの突風を吹かせるともう夢から覚めたのよと言ってその場から消え去るのでした。
夢は終わった・・ こちらに手を伸ばすクリスティアン。
そこにはヒリスに羽織らせた自分のジャケットだけが残されていたのでした。
接近不可レディー 18話の感想
スッキリしました!
依存しまくっていたヒリスも全く悪く無いとは言えないかもしれませんが、同じ過ちを繰り返さず、過去と決別したところが良かったです。
自意識過剰なナルシスト、そして子供狙いのクリスティアンも大いに当てがハズレ計算が狂ったことでしょう。
あそこまで言いたい放題言われたのだから、これくらいやっちゃってください!そう思えた18話でした!
まとめ
今回の記事では、接近不可レディーネタバレ18話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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