ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)22話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
ニテンスを伝染病だと診断するホランド。
カリンヌこの症状が書かれた本の題名を教えると、初めはプライドが許しません。
しかし、目を通すと多くの学びと気づきを得るホランド。
早速薬を完成させるとバルテスに大公妃のおかげだと伝えます。
その夜、2人は本のことで話し合うとー
殺人鬼の子を産んだ 22話のネタバレ
地下室ではどうすることも出来なかったと俯くカリンヌ。
地下室という言葉にバルテスは注意深く耳を傾けます。
三日三晩、泣きながらニテンスの看病を続けたカリンヌでしたが、病気が回復する傾向は全く無かったと言います。
むしろ悪化する一方で、どんなに頼んでもティリアン子爵は医者を呼ぼうともせず、カリンヌはメイドに跪いて懇願し、アクセサリーと交換であの本を手に入れたのだと言います。
もしもあのアクセサリーが残っていなかったら、ニテンスとはもう会えなくなってしまったかもしれない・・・
カリンヌは病気と闘うニテンスを毛布に包んで抱き、ロウソクを灯すと入手した本に懸命に目を通すのでした。
そしてようやく、その甲斐あってニテンスの病気が治ったのです。
カリンヌの話を聞いたバルテスは、今一度復讐したくはないのかと聞きます。
当然、したい。
だけど・・・
カリンヌは諦めかけたかの様に、私にはまだ・・と、自分には成す術も力も無いと言った風につぶやきます。
するとバルテスは優しい眼差しでカリンヌを見つめ、じきにプレゼントをあげようと言うのでした。
プレゼント?と聞き返すカリンヌに、未来のためにそなたに使ってほしい小さな贈り物だと言います。
そしてそれが何かはいずれ分かるだろうと言うのでした。
すっかり元気になったニテンス
ベッドでカリンヌが眠っていると、元気な声といつもの重みを感じます。
ママと呼ばれ、夢からさめたカリンヌはベッドの上にニテンスが上がり、自分を起こしていることに気がつきました。
ニテンスは大きな声でもう治ったと言い、カリンヌもまた本当に良かったと涙を浮かべて嬉しそうにし、2人はギュッと抱きしめ合います。
ところで私はいつのまに自分のベッドで寝ていたのかとカリンヌが言うと、そばで二人の様子を見ていたバルテスが、自分がそなたを運んだのだと言いました。
そしてニテンスにお風呂に入ってからママとお食事しようと言うと、ニテンスは元気よく返事をしヴィンセントに連れられ楽しそうに入浴しに行くのでした。
2人になるとカリンヌは、今回のことから私はニテンスと同じ部屋で暮らすと言いました。
ニテンスはまだ小さいし、もし具合が悪くなっても一緒にいればすぐに気がつくことが出来るから、1人にさせたくないの。
そう言うと、バルテスは私と同じ部屋じゃなくても良いでしょう?と聞くのでした。
カリンヌとニテンスが同室になるばかりか、自分の部屋を出て行ってしまうことに言葉を詰まらせるバルテス。
(カリンヌの言っていることは間違いではない。しかし、嬉しくない)
バルテスは、口にこそ出さないものの気持ちがとてもむしゃくしゃとしてしまうのでした。
それでもどうにか気持ちをぐっと堪えカリンヌの意見を受け入れると、嬉しそうに表情を輝かせ、お礼を言ってくるカリンヌ。
そこまで喜ばなくてもいいのにとバルテスは内心気を悪くし、拳を握りしめます。
話題を変え、数日後に首都へ行くことを告げると、生誕祭の準備は出来ているのかと聞きました。
するとカリンヌは、ヴィンセントに大公妃の心得を教えてもらおうかと思っていると答えました。
無力な生活は卒業し立派な大公妃にならなくてはと言うカリンヌに、それは素晴らしい考えだとバルテス。
すると、ではお風呂に入ってくるわねと言ってその場で服を脱ぎ始めるカリンヌ。
いきなりなぜ服を!?と驚き困惑するバルテスに、カリンヌは後ろを向いて背中のファスナーを下ろしながら、お風呂の後に食事でしょと順番を確認します。
それはそうだが(そうではなくて!)
目を逸らし、顔を真っ赤にして困ってしまうバルテス。
しかし、視界に虐待の無数の傷が目に入るなりじっと見つめ、それはもう痛くないのかと聞きます。
背中の傷の代償は
もう大丈夫だと答えるカリンヌに、バルテスが傷が出来た理由を聞いても良いかと尋ねると、私が悪かったのだと言います。
聞けば、黙ってブポ伯爵に売られなかったためこういう目にあったと言うのです。
しかし、 そのおかげであなたに会えたのだとカリンヌは言います。
傷物で子供のいる私を受け入れてくれたあなたに、とても感謝をしているー
すると傷物だなんて思ったことは、ただの一度もないと温かい眼差しで見つめるバルテス。
むしろのカリンヌのことを聞いた時、自分に似合う女性だと思ったと言うのです。
そして今となっては、まるで俺のために用意された贈り物のように感じていると言って、カリンヌを後ろから優しく抱きしめるのでした。
!!!
その瞬間カリンヌの鼓動はドキドキと音を立て、ときめきが胸いっぱいに広がります。
カリンヌは自分の胸に手を当てるとそのままの格好で、誰かを好きになったことがあるかとバルデスに聞きました。
バルテスは少し黙って何かを思い出すと、好きになったことはないが3年前にある女に会ったことがあると言いました。
その後特別な感情になったことは一度もないと言いました。
カリンヌは自分を覚えていてくれたこと、それがただただ嬉しくてとても温かい気持ちになるのでした。
一方でバルテスは、俺が他の女に会ってもそなたは何も感じないのかと聞きます。
・・?
それはどういう意味なのかとカリンヌがバルテスを振り返った瞬間、バルテスはカリンヌを引き寄せるとキスをするのでした。
殺人鬼の子を産んだ 22話の感想
カリンヌもニテンスもこれまで大変な目にあってきましたが、それに見合うくらいの大きな愛を手にしたのでは無いかと思いました。
とは言え、ティリアン子爵のしたことは許させることではありません。
バルテスはカリンヌのためにどのような贈り物をするのでしょうか?
そして、思いの詰まったキス。ここから物語はどの様な展開を迎えるのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ22話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」23話ネタバレはこちら