ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」（原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生）62話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ61話はこちら
毒より強い花 62話のネタバレ
記憶の全てなど読まない。
雪富江に関することだけだと話す寒山月。
しかし雪陌はムっとして、一部であってもプライバシーの侵害に変わりないと訴えます。
そして婚約者だと言うこともやめて欲しいし、家族なら何でもやっていいと思うのは大間違いだと言いました。
すると寒山月は手を離し、強い者だけが尊敬される世の中なのだから、こんな扱いをされたくないなら強くなれと言って背を向けます。
嫌な気分だと思いながら身を起こす雪陌。
寒山月はチラリと振り返ると、お前の私事には興味がないし、今後この様な事は無しにしようと言うのでした。
正直な所、今の自分では寒山月に立ち向かう力はないと感じる雪陌。
寒山月の前ではいつもの冷静さが失せ、感情のコントロールが効かなくなるとも感じます。
それでも決して逃げはしないと雪陌は強く心に誓いました。
それ以降は寒山月と顔を合わせても会話はおろか、挨拶さえ交わすことなくすれ違う２人。
それが何日も続くと、この前のことを怒っているのだろうかと考える雪陌。
そんなある日、雪陌が街を歩いていると王相国（おうそうこく）でも失踪事件が起きたと周囲の人々が騒いでいます。
最近この辺りに人身売買集団が出入りし、女の子を捕まえては売り飛ばすと言う事件が勃発しているため、街を歩く女性たちも足早に家路へと急ぎます。
関心はあるものの、やることが多くて調べられずにいる雪陌。
自宅に着くと、心配のあまり老鐘が急いで出迎えます。
労いの言葉をかけ自室へと向かいますが、１日中歩き回ったにも関わらず尾行や監視の形跡がまるで見られません。
雪陌は自分を放っておくことのない寒山月が、どの様な方法で監視していたのかが気になりました。
その時、ふと横を見れば当の寒山月が座っていました。
庭で静かに佇み一服しているだけなのですが、それだけの仕草もとても美しく映ります。
正直言えば人々がどうして寒山月に熱狂するのかが分かるし、あれで性格さえ良ければ・・
一瞬そんな考えが過ぎるものの、自分には○ルベスタ・○タローンがいたと首をフルフルする雪陌。
そそくさとその場を立ち去ろうとすると声をかけられ、話をしようと言われます。
こんな夜更けに男女が？と、このまま聞くわねと言う雪陌。
寒山月が、まだそんな法令を気にしているのかと言うとフンと鼻を鳴らし自室へ帰ろうとします。
しかしヒュッと体が浮かび上がり、あろうことか寒山月の膝に座らされる雪陌。
私たちにはまだなんの関係もないでしょ！とキッパリと言うと、向かいの椅子へと下されるのでした。
雪陌が用事を尋ねると、あえて理由が必要なのかと逆に聞かれてしまいます。
私はあなたの妻でなく単なる侍妾なのだから当然だと答えると、寒山月は侍妾であっても私たちは夫婦だと言い切り、私はお前の夫君になると面と向かって言うのでした。
（夫君ですって？笑えるわ）
雪陌は手をひらひら振り、席を立ちました。
すると礼服の準備は進んでいるのかと聞く寒山月。
あくまで侍妾なんだからと新しい服の一枚でも仕立てれば良いんじゃないと適当に答えると、まだ用意していないのかと暗い表情でボソッと呟きます。
どうしてショックを受けた様な表情なのかが気になる雪陌。
そこで少し態度を和らげ、婚姻は初めてで準備が分からないから、明日老鐘に確かめると言うと私も初めてだと返す寒山月。
これには流石の雪陌も困惑してしまいます。
新郎の服の準備を聞き、赤い服は好みではないと言う寒山月。
雪陌はどう思うのかと聞くと、別に好きでも嫌いでも無いと答え、正妻を迎えるわけじゃ無いから正式な赤い服でなくても良さそうだと他人事の様に答えます。
そして、あなたが本当に正妻を迎える時には赤い服を着る必要があるし、人々も好感を持つはずだと言うのでした。
すると寒山月は、私が正妻を迎えることを望んているのかと聞いてきます。
あなたが人生を共にする伴侶が夫人なのだから、侍妾を迎えたら正妻も迎えるべきだと答えると、そんなことを気にしないといけないのかと言う寒山月。
雪陌はあなたが必要ならそうしたらいいと話を切り上げます。
すると、準備する必要は無いと言う寒山月。
(じゃあ今まで話してたことは何だったわけ！？)
内心苛立ちを覚えながらも、分かったわとだけ答えると、明日の午後に太上即位式があるので、時間があれば来いと言います。
人混みは逃げるためには絶好のチャンスだと考えた雪陌は、そうするわと答えました。
ようやくその場を離れ自室へと向かうと、人の気配を感じました。
雪陌が振り返ると、そこには瑛准の姿があったのでした。
毒より強い花 62話の感想
これまでたくさんの侍女がいた寒山月ですが、婚姻は初めてなのですね。
服装も正妻もどうでも良いことの様に考えている雪陌と、意外にもそれなりに色々と考えている寒山月。
もし寒山月が雪陌に恋をしているのなら、こんなに温度感が分かりにくい人はいないかもしれませんね。
人混みで逃げるき満々の雪陌ですが、寒山月相手に成し遂げるのは厳しい気もしますね。
そして瑛准。彼の訪問の目的は一体何でしょう？
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ62話（ピッコマ）あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「毒より強い花」ネタバレ63話はこちら
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