ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」(原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生)43話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
玉門の中へと進むと、水晶の棺の中には男性と玄波琴が納められていました。
琴を持ち帰るため棺を開けようとすると、鎖に血を吸収されると言う提燈。
どうにか退散すると棺から死者が蘇り、お礼に死に方を選ばせると微笑みます。
そして理由を詳しく説明すると言いー
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ42話はこちら
毒より強い花 43話のネタバレ
この私が、どうしてお前が死ななければいけないのかを聞かせてやろう!
はあ
ひとつため息をつくと男性は語り始めます。
私は誓った。
この棺に閉じ込められる私を助けてくれる人が現れた時には、その人を世界一の金持ちにしようと。
しかし1人として助けは来なかった。
千年後、再び私は誓った。
この1000年以内に私を助けてくれる人が現れた時には、たくさんの財物と名誉を与え、私はその人に仕えると。
しかしまた、誰も現れなかった。
そこまで聞いた雪陌は、ならばまさか、その次の1000年の間に助けてくれる人が現れたら死に方の選択権を与えてその人を殺すと誓ったの?と聞きます。
非常に賢い!!
男性は驚き、関心した様子で言いました。
では、死に方を選べ!
雪陌は、今まで相手が力づくで来なかったのは、私の実力を知らないからではないかと考えました。
ならば話す余地もありそうだけど・・・
そこでこう言いました。
そんな誓いなんて知らない!
あなたは私達を絶対に殺せない!
誰が死ぬかは戦ってみないと分からない!
同時に提燈に合図し男性の方へ走らせると、男性は手をかざして威力のある光線で攻撃しようとします。
右へ!!
雪陌は提燈に攻撃を避ける様にと言い、雪陌が放った光線が男性の光線を相殺するのでした。
(手をかざすだけでここまでの攻撃をするとは、かなりの熟練者ね!)
二つのエネルギーがぶつかり合い大きな音を立て爆発すると、男性は攻撃を防いだ雪陌の実力を知り、殺すのが惜しい人材だと言うのでした。
じゃあ殺さなきゃ良いじゃない。
様子を伺う様に雪陌が言うと、出来ない!やると決めたらやる性格でな!とニコリと笑うのでした。
ただし・・殺すのは1人でいい。
私を助けてくれた人だけと言う約束だ。
言え。私を助けたのはどちらだ?
それを聞いた提燈は、雪陌の足元でハッとした様子です。
雪陌は冷静な眼差しで男性を見据え、私達を戦わせようと仕向けているのかと聞きます。
すると男性も、私は私を助けた1人だけ殺すと言う自分との約束を守るのみ。
二人が争っても争わなくても、それは私には全く関係がないと静かに返すのでした。
代わりに、残った方に金銀財宝を与える。
提燈は顔を上げ、ジッと雪陌見つめたかと思うと、ペタペタと一歩一歩前に進みながら私がお前を助けた!と言いました。
ほう。大したものだ。ではどの様に?
水晶の棺に繋がる鎖が私の血を吸い上げ、蓋が開いたためにあなたは棺から出られた!
麒麟の血・・確かに封印解除の条件の1つだと男性も認めましたが、それにプラスして美しい演奏を奏でることがもう1つの条件だと言いました。
演奏も私がした!
提燈は小さな体で堂々と答えます。
ほう。その足で演奏をしたのか?
棺の上にゆったりと腰掛け、男性は提燈に尋ねます。
その通りだ!今見せてやろう!
提燈は勢いよく、ぴょんと棺に飛び乗ると鎖を前足で触ります。
しかしあの時の雪陌が演奏した様な音色は聞こえません。
男性は、封印が解けたらこの鎖は演奏が出来なくなると舌打ちし、まあ仕方がない、お前の言葉を信じてやろうと言うのでした。
そして雪陌に、お前が麒麟を殺せば金銀財宝をくれてやると言います。
いいわよ?でも武器がないわ。
即答する雪陌を見て男性は、人間は自分のために簡単に周囲を犠牲にして裏切ると言い、提燈に対しお前は純粋すぎると言うのでした。
お前に武器を貸してやろう。男性が手をかざすと雪陌の元に大きな剣が現れました。
ご主人様・・早くしてくださいと目を閉じて覚悟を決める提燈に、雪陌は一言ごめんねと言い、それを合図に提燈と二人当時に男性に襲い掛かりました。
男性は人差し指と中指とで剣をパシリと挟み、攻撃を止めます。
(二人は私を騙したのか?しかも・・)
剣を取り上げると、その柄には毒針が仕込まれており男性の手に突き刺さりました。
(甘く見ていた様だ。手強い女だな。)
!!!
そう思ってチラリと雪陌を見ると、なんといつの間にか玄波琴を手にしていました。
それで何をする気だ!!
雪陌はさあね〜と言ってニヤリとします。
流石の男性も一瞬は慌てたものの、すぐに冷静さを取り戻し手のひらを見つめると、この程度の毒で私を殺すことが出来るとでも?と聞きます。
それであなたが殺せるなんて思ってないわ。
雪陌も内心ではあれほどの毒で何とも無いなんて!嘘でしょ!?と驚きますが表向きは涼しげな表情をします。
それで?琴をどうする気だ?
そう言って近づく男性に、ピシャリと動くな!!と叫ぶ雪陌。
男性はようやく少しばかり感情をあらわにし、少しでも琴を傷つけようものならお前を八つ裂きにする!と言います。
雪陌は8歩下がる様にと言い、まずは話しましょうと切り出しました。
そして、私の能力ではあなたを殺せないかもね。だけど、琴を壊すことは出来そう・・希望が見えそうなのよねと言います。
そして、男性が異様に琴を気にかけている様子を確認し、これを切り札に勝負しようと決めるのでした。
私と話がしたいのなら、まずは琴を置け。
その言葉に、琴が手にあるからこそ、あなたを殺す能力がない私にも可能性があると言うのでした。
男性は雪陌には念力とは違う力があると感じ、それは何かと聞きます。
企業秘密よ!
そう言って、雪陌はあっかんべーと舌を出すのでした。
毒より強い花 43話の感想
この男性もまたクセの強いキャラの様ですね!
善意のお礼を心に決めたものの誰も現れず、更なる善意の決意も叶うことがなく、最後のとんでもない誓いの時に雪陌たちが現れたのですね。
小さく愛らしい提燈が、私があなたを助けた!と迷いを見せずに堂々と言い放ったのが男前でした。
雪陌とのペアも板についてきましたよね!
互いの実力に慎重になりながらも、玄波琴がこの戦いの勝敗に大きく関わりそうです。
雪陌はこの窮地をどう乗り越えるでしょうか?
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ43話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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