ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」(原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生)30話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
目の前から消えた精霊を探すため飛び上がると、周囲の葉が伸びて閉じ込められてしまう雪陌。
互いの薬指に巻きつく糸を強く引けば血が滴り、それを怖がる葉が雪陌を解放します。
どうにか精霊を捕まえ吸収したい雪陌に、精霊は100年ものの人参をあげるから両手の拘束を解いてと言いー
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ29話はこちら
毒より強い花 30話のネタバレ
腕の拘束を解かれ、片方だけ手首を雪陌に掴まれている精霊。
空いている方の手で自分のお腹をポンと叩くと光を放ち、そこから100年物だと言う人参を取り出します。
嘘では無かったのね・・!
そう思いながら、叩けば物が出てくるだなんて、このお腹は袋にでもなっているのかしら?と不思議そうにする雪陌。
ならば私もやってみたい!と思い、無言で精霊のお腹をポンポンと叩きますが、何も出てこないどころかジーーっと怪訝そうな顔をしてこちらを凝視する精霊。
それどころか、雪陌がやりすぎたかな??と思う頃にはギロリと睨まれていたのでした。
ようやくその視線に気がつき、雪陌がハッとしたのも束の間。
精霊はまたどこかに姿を消してしまうのでした。
もう追いかける気も無い雪陌は、精霊が置いて行った100年物の人参を片手に、とりあえずお腹を満たしてから次の行動を考えることにします。
岩の上で食事を堪能すると、夜明けの森は危険だからと防御用の結界を張り始めます。
周囲から大小の岩を集め、自分の周りに配置するとそこに内力を加味していくのでした。
実はこの時も精霊は、離れた場所から雪陌の様子を見ていました。
そして、念力無しに岩陣を張るとは・・と不思議そうにそれを眺めていました。
精霊は雪陌には念力だけでなく、その他の力もないと思っていました。
馬鹿なのか純粋なのか・・
試してみよう。
そう思うと一枚の葉っぱを取り出し、それを猛獣の虎へと変化させるのでした。
虎は目を青白く光らせ、ガシガシと雪陌の周りの石の塀を崩しにかかります。
虎の手こずる様子から、この岩石陣は何の念力もないものとは違うのだと悟り、これは面白いことになりそうだと予感する精霊。
そして、まあ頑張った所でやはり単なる岩石に変わりはないと思うのでした。
虎は無遠慮に岩石陣に体当たりをし、それを見た雪陌は30分以内にこの壁は崩落してしまうだろうと考えました。
ならばその前にコイツを片付けなくては!
守りから攻めへと切り替えた雪陌は自ら虎を誘き寄せ、岩陰から鍼で攻撃をするのでした。
しかしそこは九峰の魔獣だけあって、それだけの攻撃ではびくともしません。
次に雪陌が注目したのは、この虎の毛並みの色が緑色帯びているという所でした。
これの示す所、木系の属性があるのではないだろうか?
ならば、火を使うことが有効!
そう考えて雪陌は試しに枝に火をつけたもの虎へと投げてみます。
するとピタリと動きを止める虎。
ただ、雪陌の目論見は当たったものの虎は何度も風を起こし、火を消してしまいます。
そこで何か方法がないかと考えると・・・
目の前に大きな気があり、雪陌はこれだ!と思うのでした。
精霊は、火を怖がるのが分かった所でそれ以上何か出来るとでも言うのかと腕組みをしてその様子を見つめます。
特に木の大きさに対し火種がとても小さかったのです。
しかし雪陌は以前、内力で水の精霊から霊力を吸収したことがありました。
これを木に応用出来ないだろうかと考えたのでした。
雪陌が木に登り、枝から枝へと飛び移っては手をかざして行くと、みるみるうちに葉が落ち枯れ木へと変化していきます。
ほお・・
予想だにしなかった光景に、精霊は少々面食らった顔をすると、この能力の正体に興味を示すのでした。
毒より強い花 30話の感想
念力精霊の正体が何かはまだ分かりませんが、精霊も雪陌もお互いが何者なのか腹の探り合い真っ只中と言う感じですね!
これまでもそうですが、雪陌の内力と言うのはこちらの世界でなかなか珍しく、念力の高い人たちにとっても興味深いものの様です。
精霊も興味を示し始めたとのことで、もう少しこの場で一悶着ありそうな気もします。
精霊は雪陌の能力をどの様に判断するのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ30話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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