ピッコマで独占配信中のマンガ「女神育成システム」(原作、漫画 Da Zui先生)56話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
西方使者の宴も終わり、その夜は東屋で輝樹と龍太郎が酒を酌み交わします。
龍太郎を見送り、酔ってしまった輝樹を家臣に連れて行かせるありさ。
1人になったありさを、何者か拉致しました。
輝樹は兵を動かすために父に会い、説得を試みようとします
女神育成システム 56話のネタバレ
「一体何事なの?」
皇后は家臣を呼び、理由を聞きます。
「それは・・」
話始める家臣に、じっと耳を傾ける皇后。
「クソ!」
輝樹は苛立ってどこかへ向かっていました。
父上が同意してくれなかったら、自分で兵を出せばいい。しかし、自分で動かせるのは女性を入れても50人いるかいないか・・
もし失敗したらどうする?師匠を傷つけたら・・
皇太子と言うだけでみんなは羨ましがるけれど、実際自分には1ミリも力なんて無いんだな
師匠・・ありさは無事なのだろうか・・
輝樹は頭の中で色々と考えます。
その時、前方に龍太郎の姿が見えました。そして輝樹を見るなり、話しかけてきます。
何かあったのか?
輝樹がありさのことを話すと「誘拐」で間違いなさそうだと言います。
輝樹が、兵を出すには父上の同意が必要だし、母上は尚のこと難しいと言うと、
「父上は最近体調が悪いんだろ?これくらいのことなら母上が代わりに何とか出来るんじゃないか?」と言いました。
これくらいのこと・・?
それはどう言うことだと輝樹が聞きます。
龍太郎は、たかが百姓の娘のことだ。皇太子府だって重要に思っていないだろと返しました。
そして、ありさは彼らの陰謀を知ってしまいさらわれた。お前を守ったと言うことだ。
そう言う奴らは厳罰にすべきだ!先程、西方の使者のいる別院に、覆面の盗賊が現れたそうだ。
使者の安全を守るために200人の兵を出す!
龍太郎はここまでの話を事実と照らし合わせ推測し、どうすべきかまでを一気に話しました。
そして、緊急事態だ!と兵を集め、客の安全を守るよう指示をし、兵を出したのです。
輝樹の命では動くことの出来なかった兵たちが、「熊倉様、承知しました」と別院に向かっていきます。
これで間違い無いだろう。そう言う龍太郎の様子を見て、兵を出せるってすごいねと言う輝樹。
お前の父上に散々鍛えられたからな!龍太郎は言うと、師匠を迎えに行かないのか?と聞きました。
輝樹は慌てて向かうのでした。
輝樹が去った後、龍太郎は一人呟きます。
もう一夜明けた後だ。真里亞は気性が荒いやつだから、師匠がどうなっているかは分からない。
しかし今回のことで、ありさが本当に仙人なのか、ただの人間なのかがハッキリする。
ー 時間は昨晩に遡り ー
攫われたありさは後ろ手に縛られ、跪いています。
顔を上げると椅子に座った真里亞がありさを見下ろし、
ただの田舎娘が、草原育ちで馬の背に乗って狼と戦ってきた私と勝負する気か?思い知らせてやる!と言います。
ありさは両手を縛っている縄をスルスルとほどき、その手を前で合わせ、至って冷静に礼をします。
そして、こんな遅くにお会いするとは思わなかった。と数々の非礼をお許しくださいと言いました。
肝の座ったありさに驚く真里亞ですが、礼には礼をとありさの席を準備するように命じました。
切り株の椅子が用意され、真里亞はありさに、皇太子のお師匠さん。どうぞお座りくださいと促すのでした。
ありさは何も表情に出さず、お礼だけ言ってそこに座ります。
いつまでそうしていられるかしら!余裕なありさに、真里亞は気持ちを苛立たせるのでした。
女神育成システム 56話の感想
初めの頃は、チャラくて少し腹黒に見えた龍太郎ですが、なかなか見どころがある人物の様ですね。
兵を動かす手腕も、何が起こったのかの把握も、遡ると酒に飲まれない様も、実は結構な実力者だったんだと思いました。
輝樹が自分自身には1ミリも力が無いと思ったのは進歩ですね!そんな様子を龍太郎も感じていたようで、あえて言葉でなく行動で伝えている所があったと思いました。
そして、誘拐犯真里亞。なかなかのオテンバ短気さんですね。
将来皇后にはなってもらいたくないですね。ここまで感情に振り回されると、ありさが有利な気がしますが、このあとどうなっていくのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、女神育成システム ネタバレ56話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介しました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!