ピッコマで独占配信中のマンガ「悪女は今日も楽しい」(原作 Niniyang先生、絵 stew.J 先生、文 SWE先生)70話のネタバレをご紹介しています。
前話のラストシーンは?
ミエル嬢主催のパーティーに参加したレイリンは、保温魔法付きティーウェアのお披露目を行ないます。
その後販売すると即完売した上、追加生産まで決定!
ボールペンも幅広い層からの需要があったようです。
報告を受けた公爵は、レイリンをカンドミオン家の後継ぎとして認めました。
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悪女は今日も楽しい 70話のネタバレ
700年前の「約束の地」
それは700年前に獣人族に起こった悲劇でした。
建国当初から内戦が続き混乱を極めていた帝国では初代皇帝が国内をまとめる為、ある策を講じることにしました。
その手段とは、人間よりも強い力を持った獣人族を滅ぼすべき敵だと定め、国外に共通の敵がいることで内戦をしている場合ではないと人々に仕向け、皇族に依存させるというものでした。
たったそれだけの為に罪のない獣人族を滅ぼせという皇帝の命令に従い、獣人族が集まって暮らしている『約束の地』へやってきたのが当時の魔法使い達でした。
その頃『約束の地』には、子供が生まれてくることを待ちわびている一組の夫婦がいました。
『約束の地』とは結界によって守られた12種の猛獣達が守る集落のある地のことで、この夫婦から生まれてくる子供は獣人族の王位を継ぐものでした。
夫婦は生まれてくる我が子が人間からの迫害にも負けない強い子になること、元気に生まれてくることを願いながら会えるその日を待っていました。
そこへ魔法使いが攻めてきたのです。
悲劇の始まり
結界を破壊し獣人族を手当たり次第に襲い出した魔法使い達に対して、猛獣族はそうでない獣人族を優先して逃がしながら魔法使い達に立ち向かっていきました。
一方身重だった獣人族を含め、逃げている途中だった非力な者の多くが囚われて奴隷にされていきました。
奴隷となった身重の獣人族は生まれてくる子供を奴隷にしたくない為に、子供をお腹に抱えたまま何年も奴隷として過ごしていきました。
ですがそれによって体への負担は相当なものだったのでしょう、自分の死期を悟った獣人族はとうとう奴隷のまま子供を出産しました。
そのまま死ぬかと思われた母親は子供が言葉を話せるようになるまで、何とか生きていましたが、それも限界に近付いた為子供に言い聞かせました。
何があっても生き延びるように、と。
大人の姿に成長したハビー
それから子供の獣人族は何人もの主人に仕えながら、何十年何百年と生き続けました。
母が残した遺言の通りに、何があっても耐えて生き続けました。
虐げられながらも生き続けた子供の獣人族は、ある令嬢と出会いました。
遠い記憶の彼方でいつか母が話していた自分に差す一筋の光。
自分を助けてくれた令嬢が彼にとっての光でありました。
そしてこの令嬢こそがレイリンだったのです。
つまりこれはハビーとハビーの両親の身に起きた悲劇の記憶だったのです。
卵の外から声援を送っていたレイリンは、突然触れていた卵の中に引きずり込まれてしまいました。
そこで誰かに手を引かれて抱きしめられて驚いたレイリンですが、その誰かが声をかけてきました。
もう大丈夫です、レイリン様と。そこにいたのは、大人の姿にまで成長したハビーでした。
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悪女は今日も楽しい 70話の感想
生まれる予定の子供の名前が「ハビエル」でまさかと思いましたが、ハビーとその両親の話でしたので、驚きました。
建国当初から皇族には碌な人間がいないのだと軽蔑しました。
安易に異種族の迫害で問題を解決させようとするのが、良い手段だとはとても思えません。
ハビーにとって、レイリンがどれほど大切な人なのか良く分かるお話でした。
まとめ
今回の記事では、悪女は今日も楽しい70話ネタバレ[ピッコマ漫画]と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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