ピッコマで独占配信中のマンガ「伯爵家の嫌われ公女が結婚したら」（原作 Ratshu先生、漫画 CulturalMATT先生）話のネタバレをご紹介しています。
前話のラストシーンは？
ラリット・・
彼女はローズ嬢ではなく妹さんだったのですねと言い、なぜこんな事態になっているのかと聞くリエキュラ伯爵。
ローズが思わず、あの私生児とお会いしたのですか口を滑らせると、イアンはラリットがこれまで見せていた微妙な反応や態度に合点が言ったのでした。
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27話のネタバレ込みあらすじ
「私生児」とラリットの名前の由来
美しくも身分が低く、出生通りみだらな人生を過ごし惨めな最期を迎えた女神、ラリット。
そんな女神の名前を彼女につけたこと。
そして、ごく自然に口をつく「私生児」という言葉。
これだけでもラリットがこの屋敷でどんな扱いを受けてきたのかを理解するには十分でした。
そうとも知らず、俺は・・・
額に手をあて、深いため息をつくイアン。
それを見たローズは、また何か気に障ったのだろうかと考え、別の花嫁を送ったことを詫び、今後は自分が公爵夫人として尽力すると言いました。
それを聞いたリエキュラ伯爵は呆れた様子。
（謝れば何とでもなるとでも思っているのか？）
（あそこまで婚約を迫っておきながら、いざ公爵家が潰れれば私生児を送り出すとは！）
とはいえ、隊長であるイアンには立派な家柄の奥様が必要・・となると・・・
そこまで考えるとローズを指し、この方と共に公爵家に帰りましょうとイアンに声をかけました。
その言葉に顔を輝かせたローズはリエキュラ伯爵と何やら話しています。
しかし、それが雑音にしか聞こえないイアン。
拳で壁を強く殴ると２人に対し、ちょっと黙っていろと言うのでした。
！！
とてつもなく不機嫌そうなイアンに一気に黙りこくる２人。
イアンはラリットのこれまでの様子を思い出し、ラリットはこの女にどんな扱いを受けてきたのかと考えるのでした。
本物の嫁
ラリットはどこにいますか
イアンの問いに対し、あの子に再び会う理由があるのかと尋ねるローズ。
そして何かを思いついた顔をすると、別荘での看病のお礼がしたいのなら、私の方から伝えておくと答えたのでした。
しかし。
どこにいるのか、と聞いている。
イアンが再度問いただすと、そこまであの子を探す理由が分からないと言い、私だけ公爵家に連れて行けば良いことなのでは？と返すのでした。
（急いでいるのに、埒があかないな）
ラリットの居場所を答えないローズに痺れを切らしたイアンは扉を開くと、大声でラリットを呼び、迎えにきたことを知らせるのでした。
そして屋敷中を探し回りながら、今すぐラリットを見つけ出し、聞きたいことや言いたいことが山ほどある！と心の中で叫ぶのでした。
懸命にラリットを探すイアンに腹立たしさを覚えるローズ。
彼女はついに、ラリットはここにはいないと大声をあげました。
何だって？
イアンが振り返ると、私生児なのに身の程を弁えなかったラリットは領地に行かせたと不機嫌そうに言うローズ。
するとイアンは彼女の肩をガシリと掴み、そこにはいつ行かせたのかと聞くのでした。
そして馬車に乗せたばかりだと聞くと、急げば追いつきそうだと言ってその手を離すイアン。
（まさか私を置いていく気・・？）
ローズは自分から離れていくイアンを呼び止めると、本物の嫁ならばここにいるのにと訴えました。
本物の嫁・・イアンは呟くと、あなた方が嫁に出したのはラリットなのだから、俺の本物の嫁はラリットでしょうと言い返します。
そしてその場に座り込むローズをよそに、ラリットの元に向かうため、階段を降りていくのでした。
屈辱で気が狂うローズ
そこですれ違ったのはローズの母。
何かあったのかとその先を見ると、ローズが座り込んでいるではありませんか。
２人はてっきり上手くいっていると思っていた彼女はローズに駆け寄り、なぜ公爵が１人でここを出ようとしているのかと尋ねます。
しかしローズは自分よりもラリットが選ばれたと言う事実にショックを受け、俯いたまま呆然としているだけ・・
（信じられない。私でなくあの私生児を迎えに来たなんて・・）
うわあああああああ！！！！
事実を理解し始めたローズは叫び声を上げ、手当たり次第に花瓶を床に投げつけます。
（なぜ私の身にこんなことが起こるの！？）
あまりの暴走に母もメイドたちが立ち尽くしていると、騒ぎを聞きつけた伯爵がやってきました。
気でも狂ったか！？
どうしたのだ？
そしてショックでゼーゼーと息を切らす彼女に対し、役に立つこともあるのかと思っていたが、せっかくのチャンスにこんな無様な姿を晒すとは！と辛辣な一言を放つのでした。
伯爵は皆を戻らせ、ローズは暴れ終われば落ち着くだろうと言いました。
これまで味わったことのない屈辱と、耐え難い父の言葉に、ローズは再び叫び声を上げるのでした。
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27話の感想
27話を読んで、最後の伯爵がローズに向けた言葉があまりにもストレートでびっくりしました。
ローズはあそこまでわがままなので、てっきり可愛い可愛いの温室育ちだと思っていたのですが。
やはり貴族の令嬢となると、大切なのはいかに優れた男性を掴まえられるか・・なのですね。
そしてローズのこの狂い方。
本当にこうした屈辱は初めてで、全てにおいてラリットよりも遥かに格上だと信じ込んで生きてきたのだなと思いました。
ある意味、最強ですね・・・・
しかしその思い込みも崩壊！ようやく現実を知ることとなりました。
そして全てを知り、自分の嫁を追いかけることになったイアン。
ここからが見どころですね！！ラリットは無事でいてくれるでしょうか。
最後に、ラリットではなくローズを連れて行こうといったリエキュラ伯爵に個人的にツッコミを入れたこともそっと添えておきます（笑）
まとめ
今回の記事では、伯爵家の嫌われ公女が結婚したら《ネタバレ27話》と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「伯爵家の嫌われ公女が結婚したら」ネタバレ28話はこちら
→→「伯爵家の嫌われ公女が結婚したら」ネタバレ全話・リストはこちら
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