ピッコマで独占配信中のマンガ「あなた!私、ストライキします」(原作 Ko eun chae先生、漫画 Yeseul先生)34話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
もし将来、私たちの娘が助けを求めてきたら
情けないとかプライドがないと思うかとジェスターに尋ねるカシア。
全力否定する彼に、今まさにこの状況だと説明します。
前世では夫と父を恨んだカシア。あの時わからなかった事に気づきます。
そしてルベルノに行きたいと言いますが
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あなた!私、ストライキします 34話のネタバレ込みあらすじ
一緒にルベルノへ
ガバリと身を起こし、約束したはずだと言うジェスター。
何をですかと尋ねると、顔を赤くして口ごもり… しかしキッパリと俺を捨てないと言ったことだ!と言います。
(ええっ??)
呆気にとられるカシアですが、よくよく思い返してみると、あの時馬車の上で今後は君の言うことを聞いて、頑張っていく。だから俺を捨てないでほしい(30話参照)と言われたことに気がつきます。
そこで、もう戻らないと言う意味ではなく、少しの間帰省しても良いか聞きたかったと誤解を解くと、ジェスターは落ち着きを取り戻し、一緒に行こうとカシアの両手を握りしめるのでした。
思わず一緒に?と聞き返したカシアに、君を1人で行かせられない。そんな事をすれば、お義父様に顔向けできないと言います。
実は私が逃げると心配なのではと聞くと、その通りだと答えるジェスター。
なんと言う正直者!
しかも夫にこんな風に思われているとは!
ジェスターは本当に性格が変わってしまったのかしら。
それとも本来はこんな性格だけれど、私が気づかなかっただけなのかと考えます。
どっちみち、そんな彼のことが嫌ではなく、一緒にいきましょうと答えるカシア。
ひょっとすると新しくもらった10年は、前世では気がつけなかったことに気がつきなさいと言う意味なのかしらと考えます。
そして目の前の逞しい胸にもたれかかり、温かさを感じながら目を閉じます。
両親・・そしてエステラにアラン・・前世では憎みの気持ちしかなかった人たち・・
自分の胸に身を委ね、眠りに落ちたカシアを、ジェスターはしっかりと抱きしめるとそっとおでこにキスをするのでした。
アクシオスを賞賛するポール
1週間後ー
執事のポールはカシアに対し、奥様を賞賛する機会をいただけませんかと拍手を贈りながら言います。
そう言うのは不要だと断りますが、カシアがグレゼに来てくれたことをとても感謝していると言うポール。
最近は毎日神に、感謝の祈りを捧げているとまで言うのでした。
いらないってば
(まったくっ!)
そんな彼女の元にはアクシオス伯爵からの手紙が届いていました。
内容は先日の件において皆に変わって貴族の美徳をたて、北部の平和を守ったことへのお礼・・
そして馬やら高級な布、皮なども贈られてきたのです。
要は、南部には言うなと言う口止め料ね!
慎重な態度を見せるカシアに対し、喜びに溢れるポールは、奥様のような完璧な方を迎え入れることが出来たのは、旦那様が前世で偉業を成し遂げたからに違いないと言います。
反面この件で、ビチェの本性とこれまでの行いを知ったポールは、これまで見たこと聞いたこともない様な毒を吐くのでした。
ともかくしばらくは城の財政も安定。新兵たちの訓練費用も賄えるほどだと言いました。
その数なんと、金魂30個!送り主はアクシオス。
桁違いな金魂に、さすがは北部の大富豪!と満足げなポール。
そして驚いたことに、バルナン子爵からもも5個届いていると言うのでした。
こうなることがわかっていたら、お父様に手紙も書かなかったと思うカシア。
その横ではポールが、アクシオス伯爵は奥様の聡明さを見抜かれているはずだと発言し、手紙のある箇所を指さします。
そこには・・文章でお礼を伝えるだけでなく、古き戦友のジェスターと共に招待し、北部の発展のために語りあう時間を設けたいから返事をくれと書いてあります。
そしてポールがアクシオスを賞賛する訳は3年前の帝国戦争に及びます。
ペラペラと彼の華麗な戦術を語り始めるポール
同時にカシアも前世を思い出すのでした。
領地戦を繰り返さないために
ベルトル・アクシオスにあったのはグレゼに来てから半年後のこと。
きっかけは北部の領地戦。
ただでさえ劣悪な環境のグレゼは、北部の領主たちの競り合いの場になっていました。
ビチェとバルナンが組み、ジェスターはアクシオスを手伝ったのです。
自分達の領地が戦場になってしまった民たちは城に逃げ、一日中戦争が終わることを祈っていました。
北部の王であるベルトルは「黒の獅子」らしからぬ無惨な姿で城に運ばれ、ジェスターは彼は恩人だからと言ってカシアに看護を頼んだのです。
ろくに眠りもせず懸命に看病し、バルナン降伏が知らされ勝利が確定した頃、ようやく体を動かせる様になったベルトル。
一命を取り留めた彼を戦友と呼んだジェスター。
しかし彼はこれまでの恩を仇で返すかのような言動をします。
カシアに対しても感謝もせず、アクシオス領に戻るまでひたすら口説いてきたのです。
思い出すだけで不快な気持ちになるカシア。その表情を見たポールが心配して声をかけるとハッとします。
そしてまもなく起こる領地戦自体をどうにか防ぎ、グレゼを守りたいと考えます。
戦争は怖いしベルトルの顔なんて見たくもない。
このままではどうにもならない、とカシアは頭を抱えるのでした。
あなた!私、ストライキします34話の感想
新しくもらった10年。
過去は変えられないと言うけれど、カシアは今をより良く生きることで過去の自分を癒すことができそうですよね。
もらった金魂の数は、父に会わなくても済んでしまうと程ある様ですが、ここであえて夫婦で帰るのも意義深いことだと思いました。
そして、カシアは苦手なアクシオスとどの様にやり合うのか、領地戦をどの様に回避するのかが気になります。頑張れ!カシア!
まとめ
今回の記事では、あなた!私、ストライキします・ネタバレ34話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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