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余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ31話と感想!私を忘れて|画家「カリナ」になるために

ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)31話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
カリナが絵を描くところが見たいと言うフェリオール。
すると伯爵家に手紙を届けるところだったので、門を描くと言います。
カリナの才能に衝撃を受け、溢れる思いをフルート演奏で表現。
治癒の力を授かったカリナに告白するフェリオール。
2人はカリナの部屋に到着しー

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余命わずかの脇役令嬢 31話のネタバレ込みあらすじ

すっかり暗くなったレオポルト家

レオポルト伯爵邸にて

使用人たちは庭の掃除をしながら、最近屋敷の雰囲気が暗いと愚痴をこぼしていました。

食事中も旦那様と奥様は無言。インフリック様は不在。フェルダン様は不安げな様子だし、アベリア様は落ち込みで食欲が無い・・

カリナ様はどこに行ったのかしら
早く戻られるといいんだけど・・

するとそこに、何か音楽が聞こえます。

カリナ様の部屋からだわ?

すると使用人たちは急な睡魔に襲われ、たちまち深い眠りについてしまうのでした。

私を忘れて欲しいから

まさか本当に眠ってしまうなんて・・

驚きの声を上げると、カリナの能力に比べたらお遊びみたいな物だと言うフェリオール。

そして屋敷中の全ての人が眠ったはずだから、会いたい人がいるのなら会いに行っても良いと言うのでした。

そんな人はいないと暗い表情で答えるカリナに、まさか家族への別れの手紙を届けに来たのかと尋ねると、カリナは大きく頷きます。

私を忘れてほしいから

特に伯爵は、私の亡骸を見るまでは病を信じないでしょう

冷たく動かなくなった私を見て、やっと僅かばかりの後悔をするのでしょうね

そしてすぐに、怒り出すはずです。

どうして今まで黙っていた、この親不孝者!不満があるなら言えば良かったのだ、と。

悲しそうにその話を聞くフェリオール。

カリナが必死に訴えた時には一度も振り向いてくれなかったと言います。

画家「カリナ」になるために

その時、

妹のアベリアが扉にもたれかかって眠っているのを見つけました。

大慌てで駆け寄るカリナに、眠っているだけだから心配はいらないというフェリオール。

内心元気そうで良かったと安堵すると、カリナはこの子を運ぶのを手伝って欲しいと言います。

フェリオールが快くそれに応じると、ぬいぐるみや本のたくさん置かれた可愛らしい部屋のベッドに寝かせます。

優しい眼差しで妹を見つめるカリナ。そしてフェリオールはサイドテーブルに置かれた3枚の紙に注目します。

これらはいつかアベリアがカリナの部屋から持ち帰ったもの。

それを伝えようと振り返ると、彼女は妹の耳元で何かを囁いているのでした。

部屋から出ると、ご家族とは仲が悪いのではなかったのですかと尋ねるフェリオール。

それほどでもないと答えるカリナ。

特に傍目からは幸せいっぱいの家族に映っていたことでしょう。

それが誰かの犠牲の上に成り立っているとは知らず・・

カリナは言いました。

私は平凡で言うことを聞く長女だった
一方、妹は病気。兄は優秀、弟は悪戯っ子

だから私は、この家で自分のために生きることができなかった。

せめて最後くらいは自分の好きなように生きたい。

カリナはフェリオールに、自分の作品を残したいと言いました。

誰かの姉だとか、どこの家の長女とかではなく、画家「カリナ」として。

そのためにこの場所を忘れ、別れる必要があると言うのでした。

別れの手紙

暫くすると伯爵は、一体何が起こったのかと使用人に説明を求めます。

おかしなことですが、屋敷にいた全員が一定時間眠ってしまったと言い、 皆楽器の演奏を聴いた後から記憶がなくなったと説明する使用人。

そこにふと、一枚の封筒が置かれていることに気がつきました。

今日は手紙など届いていなかったと言う使用人に、怪我人や無くなった物を確認する伯爵。

はっきりとは思い出せない印章に、名前の書かれていない封筒

使用人から問題ないと報告を受けると、早速手紙の内容を確認します。

あなたは今、私が誰なのか頭を悩ませていることでしょう

確かに見覚えのある字。

でも誰だか分かりません。

機会があれば言いたいことは山ほどありました。ですが、もう手遅れです。

(・・まさか)

私は病を患っています。
だからもう、屋敷には戻りません。

カリナか?

伯爵はようやく手紙の主に思い当たるのでした。

余命わずかの脇役令嬢 31話の感想

どうしてだろう。

ここに来てもカリナの父、レオポルト伯爵にイラッとしてしまいます。

本当に娘と向き合わないまま、カリナが天国に行ってしまってもいいのか。

母親や兄弟、ノクターンたちにもムカッとしたことがありましたが、やはりこの人物がカリナを大切にしなかったことで、周囲もカリナを軽く扱っていいと想う様になっていったのではないでしょうか。

カリナの言う通り、残りの人生は本当の自分、そして画家「カリナ」になるための道を迷わず進んでいって欲しいです。

これ以上、何かにつけてカリナを悪者にしないでください。久しぶりにそんな気持ちになった31話。

ひとまず、手紙を読み終えた伯爵がどうするのかが気になります。

早く続きが見たいです!

まとめ

今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ31話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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