ピッコマで独占配信中のマンガ「悪役するのもめんどくさくて」(原作 FBI WARNING先生、作画 SEMI先生、文 SAN先生)16話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
一足先に歓迎パーティーを後にし、ダニエルに声をかけられたオリビア。
一方レナルトは、もし令嬢が他の男を選んだらどうするかとジョルジアに尋ねます。
父にエスコートされ誕生日を祝っていると、ダニエルはカイルに皇太子が来ていたとを報告します。
するとカイルはダニエルに・・
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悪役するのもめんどくさくて 16話のネタバレ込みあらすじ
オリビアが少女から主君になった日
これまで、不在がちなベルサチェ伯爵とカイルに代わり、家長代理をつとめオリビアを守ってきたダニエル。
しかし今、ダンスを踊る彼女は皆の愛と尊敬を集めるかけがえのない存在なのでした。
3年前、オリビアが15歳の頃
演武場でダニエルが出会ったオリビアは、彼の知る伯爵夫人によく似ていました。
彼女のひたむきな真剣さがダニエルをときめかせ、大人びた雰囲気の彼女がいつもとは違う姿を見せてくれる事も楽しく感じていました。
ダニエルは特にオリビアとの実践練習が好きで、手加減されるのが大嫌いな彼女に対し彼自身も真剣に相手をしていたのです。
そこには、この役柄を他の奴らに渡すわけにはいかないという気持ちもありました。
練習と実践は同じようにするもの
不純な気持ちで相手をするのは無礼なこと
なぜなら敵はオリビア様が女性であっても、子供だったとしても手加減をしないから。
こちらが真剣に教えると彼女もまっすぐにそれを返し、向上心あふれる前向きな姿を見せてくれます。
あの日からダニエルにとってオリビアは一人の少女ではなく、主君となったのでした。
思いを伝えるオリビアですが・・
宴会場・伯爵家専用の休憩室にて
慣れないヒールで何度も踊ったことから足を痛めたオリビア。
カイルへの不満を漏らしながらヒールを脱ぎ捨て、赤くなった足に手を当てます。
するとノックの音が聞こえ、ダニエルですという声がしました。
中に入るように伝えると、足を痛めたと聞きましたと言うダニエル。
オリビアはカイルをバカ呼ばわりし、兄と踊りたくないから痛いと言ったと打ち明けました。
そういう事情でしたかと納得したダニエルは飲み物を持ってきますと言いますが、オリビアはそれを遠慮し、座ってくつろいで欲しいと言うのでした。
ソファーに並んで座る二人ですが、なんだかモジモジしてしまいます。
しかしオリビアは、恋人たちのための場所にダニエルと二人きりでいると言う現実に、パッと顔を輝かせて笑顔になるのでした。
どうかしましたかと急に振り返るダニエルに、あわあわしながら素敵な曲がかかっているなと思って・・とごまかし、伝えるべき言葉を心の中で確認しながら決意を固めます。
(私がアカデミー行ってる間にダニエルが結婚してしまったら・・)
するとオリビアは、私は明日アカデミーに出発するけれど、ダニエルは何とも思わないのかと尋ねます。
???
きょとんとするダニエルを見て、質問の仕方を間違えたと感じたオリビア。
私たちはもう会えなくなるけれど、もし他の誰かから告白されてもその人のところに行って欲しくない。すぐに戻るからここで待っていて。
顔を見ながらダニエルに伝え、早ければ1年で戻って来れると言うオリビア。
しかしダニエルはそれでは困ると言って表情を曇らせます。
思ったような答えがもらえず、これでは不利だと考えたオリビアは、この場を退散するか話題を変えようと考えます。
そして突然すくっと席を立ち上がると、ダニエルをダンスに誘うのでした。
願いが叶う瞬間
(成功ね!)
そして演奏者の男性に、あの曲を始めて!とウインクで合図を送ります。
するとバンドはそれに気がつき演奏を始めます。
通常貴族のパーティーではかかることのないその曲。北部で人気その曲にダニエルもすぐに気がつきます。
曲名は、求愛のダンス
男性からでも女性からでも、好きな相手をダンスに誘い、それを受け入れるということは告白を受け入れるという意味をもち、周囲に恋人同士だとアピールするダンスなのでした。
この瞬間を心待ちにしていたオリビアですが、何とダニエルは次の曲から踊りませんかと言い出します。
オリビアは絶対に踊りたかった曲だと伝え、ダニエルが断るのなら ・・そう言ってその場を離れ、別の男性達がいる方向に歩いて行ってしまいます。
(絶対にこのダンスは未来の夫のダニエルと踊りたいのに・・!)
すると瞬時にそれを止め、ダニエルはオリビアの手をつかまえます。
一緒に踊りましょうと言うダニエルに、ちょっぴり意地悪で断ったんじゃなかったのかと聞くオリビア。
するとずっと前から踊りたい曲だったと言い、彼はオリビアの目の前に跪いて手を差し伸べます。
あなたと踊る名誉をいただけますか
ダニエルはそう言ってオリビアを見つめるのでした。
悪役するのもめんどくさくて 16話の感想
手加減が大嫌いなオリビアに、お互いに真剣に全力で剣術の腕を磨く日々。
彼女のひたむきさと、この時にしか見れない一面にダニエルは心を奪われたのですね。
想像するだけでもとても有意義な時間だと思いました。
また、舞踏会でのオリビアの駆け引きも、彼女が純粋にダニエルを強く想う気持ちを感じ、計算高さやあざとさと言ったものは感じられず、恋にも一生懸命という気持ちだったわってきました。
ずっと願っていた瞬間が訪れることとなりそうです。
ダニエルの手を取るこの瞬間を、一緒にドキドキしながら見守りたいと思います。
まとめ
今回の記事では、悪役するのもめんどくさくて・ネタバレ16話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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