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悪役するのもめんどくさくて・ネタバレ9話と感想!聡明なパトリシア|オリビアに惚れてしまったジョルジオ

ピッコマで独占配信中のマンガ「悪役するのもめんどくさくて」原作 FBI WARNING先生、作画 SEMI先生、文 SAN先生)9話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
オリビアと手合わせするカイル。
普段と違うカイルの様子に戸惑うも、オリビアは隙を突いてカイルの剣を弾き飛ばします。
すると剣が光り、父は城の地下室へオリビアを連れていくのでした。
代々の武器に選ばれ、帝国史にオーラを吹き込むオリビア。
そこで知らされたメッセージとはー

→→ 前話「悪役するのもめんどくさくて」ネタバレ8話はこちら

→→「悪役するのもめんどくさくて」ネタバレ全話・リストはこちら

悪役するのもめんどくさくて 9話のネタバレ込みあらすじ

ずる賢い皇族

一番の悪は皇帝だと声を荒げるオリビア。

命がけで12年を捧げて、側室だなんておかしすぎるわ!

拳で思い切り机を叩くと、イライラは最高潮に達します。

デカランの皇族なんてそんなもんだ。

カイルが冷めた口調で言うと、ジェラドはお前の母さんは違うと言うのでした。

すると、母上はアルゴナ王族だと言うカイル。

(それはお婆様!正確にはお母様はデカラン姓の皇族よ)

オリビアは心の中で突っ込み、黙って父と兄が揉めるのを見届けると、お兄様は馬鹿だから仕方がないと諦めるのでした。

ジェラドはオリビアに、一旦最後まで帝国史を読む様にと言います。

読む程にムカついて仕方がないと苛立つオリビアですが、おばあ様がやられっぱなしだと思うのか?とカイル。

オリビアはその通りだわと気を取り直し、続きを読み始めるのでした。

聡明なパトリシア

パトリシアはカマヒ1世に3つの約束を取り付けました。

1つ目は「辺境の伯爵」と言う爵位。
2つ目は「帝国の守護剣の権利」
3つ目は「血の誓い」

これらの詳細まで読んだオリビアは、皇室の保護は義務なのか、祖母の手に入れた権利は有益な物なのかと尋ねます。

ジェラドは大きく頷くと、この爵位によりベルサチェを軍の総司令官とし、他の誰も干渉出来ない軍事力を作りあげたと言います。

(もっと簡単に書いてよね!)

他にも皇帝を保護することに関しては、ベルサチェ一族に軍を宮殿に率いる権利をくれた・・つまりは皇帝がベルサチェを信頼している事を示していると言います。

オリビアはパトリシアの聡明さに関心を寄せます。

するとジェラドは、私たちが深く胸に刻みつけるべきは最後の言葉だと言ってその箇所を指さしました。

皇室を守っても、決して彼らを信じるな

ハッキリとそう書かれていたのでした。

オリビアに惚れてしまったジョルジオ

その頃、1人静かに読書するレナルトの元に、段々と足音が近づいてきます。

音がピタリと止まったと同時に扉が開き、ジョルジオがレナルトを呼びます。

今度は一体なんなんだよ。

部屋に入るなりドサリとソファーに倒れ込むジョルジオに、レナルトは呆れたように言いました。

すると、風邪で調子が良くないと言う返事が届いて以降、手紙が来ないと言うジョルジオ。

相当具合が悪いのか?と、目の前でオロオロしています。

(コイツは俺をなめてんのかよ)

レナルトはため息をつくと、状況整理をするから良く聞けと言います。

前にジョルジオが手紙を送り、その後オリビアから返事がきた。

ちなみに内容は、まだ風邪で体調が悪いです のたった一行・・

その後を確認すると、3通の手紙を送ったと言うジョルジオ。

ちなみに返事は、おかげさまで私は今も体調が悪く風邪気味です。だったとの事・・

レナルトは言います、最初の返事は社交辞令やマナーだろう、と。

しかしその後返事がないとしたら、確実にお前に興味がないからだよ!!

スバリ指摘されたジョルジオですが、なぜか急に得意げな様子でレナルトの机の上に腰掛けると、彼女は「私は」だの「おかげさまで」だと言うタイプではないと断言します。

だいだい、嫌いなら返事を寄越さない物だろ?

独自の解釈でほんのりポジティブさを醸し出すと、最後は勝手に結論付けて、そういう型にはまっていない、わざと守らない所が彼女の魅力だと微笑むのでした。

理解不能なレナルトは、一体そんな彼女のどこに惚れたのかと聞きました。

するとジョルジオは幸せそうにキッパリと、信じられないほど性格が悪い所だと答えるのでした。

壮大な世界

その頃、カイルは最後の文章を読んで何か感じないかとオリビアに尋ねます。

答えが言いたいことになかなか辿りつかないオリビアに、つまりはそのおばあさんは誰かに似ていないかってことだと言うと、オリビアは再び真剣に考え込みます。

(え・・・)

顔を上げたオリビアは、まさか私のことかと言いました。

するとジェラドとカイルは、読んだ直後からそう感じていたと言い、血は争えないものだと満足そうに笑うのでした。

その日ベッドに入ると、オリビアはパトリシア・ド・ベルサチェの事を考えます。

とてもかっこいい女性。
他の小説なら主人公レベルよね。

(それも全てこの体を死に誘導する設定なのが問題だけど)

オリビアはベルサチェに秘密の書があったことに改めて驚き、小説では書かれていなかった部分や話が壮大かつ厳密に作りこまれている所に圧倒されるのでした。

ここはただの小説の世界ではない。

初めてそう感じたオリビア。

想像すると武器になると言う指輪だって小説にはなかった。その背景には鳥肌もののストーリーがあったと言うのに。

それとももしかして、私が忘れているだけなのかしら。

オリビアはこれ以上考えると頭がこんがらがりそうだと言って毛布をかぶり、大好きなあの人と細く長く一緒に過ごしたいと考えて眠りにつくのでした。

その頃、父と兄はオリビアのアカデミー入学について話をしていました。

これが最善の選択かと考える父に対し、カイルは行った方が良いと思うと断言するのでした。

悪役するのもめんどくさくて 9話の感想

ジョルジオ、まさかのオリビアに惚れちゃったんですね!

しかも性格があまりにも悪い所に惚れたなんて!予想外の展開でしたが、私にとっては彼が親しみやすいキャラに変わりました(笑)

小説で見てきた世界。書かれてない部分や実際にそこで生きて感じた物事に深い衝撃を覚えるオリビア。

自身がその登場人物の1人であることは紛れもない事実。その運命をここからどうやって生き抜いていくのでしょうか?

まとめ

今回の記事では、悪役するのもめんどくさくて・ネタバレ9話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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