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悪役するのもめんどくさくて・ネタバレ8話と感想!本気の手合わせ|選ばれし子孫へのメッセージ

ピッコマで独占配信中のマンガ「悪役するのもめんどくさくて」原作 FBI WARNING先生、作画 SEMI先生、文 SAN先生)8話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
カイルはダニエルに、デイジーが恋をしているのは本当かと聞きます。
おそらく、と聞き驚くカイル。
ダニエルはそれより、あれからオリビアの様子が変わったしまったと感じ、ジョルジオが好きなのではと考えます。
オリビアはデイジーの好きな人は紅い鷹騎士団の人だと推測します。

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→→「悪役するのもめんどくさくて」ネタバレ全話・リストはこちら

悪役するのもめんどくさくて 8話のネタバレ込みあらすじ

本気の手合わせ

夜、剣術の稽古をするオリビアを、父ジェラドと兄カイルが見守ります。

ビアにはまだ早いのではと言うジェラドに対し、次の討伐後は一人でスマハルアカデミーに行くことになる為、学んでおいた方が良いと言うカイル。

見事な手さばきでオリビアが稽古を終えると、カイルはやるじゃないかと拍手を送ります。

・・と思ったのも束の間。

剣を抜いてオリビアに突きつけると、次からは全力で行くべきだと言います。

いつもの妹を溺愛するカイルは何処へやら、今日は手加減なしだと言ってオリビアを見据えるのでした。

普段の兄とは違うと感じるオリビア。

思い切って地面を蹴り間合いを詰めると、2人は素早く剣を振り下ろします。

金属音が響き渡る中、必死で兄の太刀を受け止めるオリビア。対してカイルは好戦的な表情で妹を見つめます。

(一体どうしたって言うのよ)

いつもとは確実に違うスピードに、オリビアはどうにか食らいつきます。

(今までは手加減していたって事・・?)

悔しさからぎゅっと剣を握り構え直すと、隙を見て懐に飛び込みます。

!!!

そしてオリビアはカイルの剣を巻き上げると、勢いよく弾き飛ばしてしまうのでした。

カイルの剣が宙を舞って地面に突き刺さった途端、オリビアの剣が赤い光を放ち始めます。

(これは・・?)

代々受け継がれる武器に選ばれ

その後3人はベルサチェ城のとある扉の前に向かいました。

父ジェラドが触れるとそれは開き、3人は地下の通路を抜けていきます。

すると開けた場所に通じ、父は1人奥に進むとある箱を持ってオリビアの元に戻って来ました。

これを受け取りなさい。

そう言って箱を開けると、ブルーの宝石が輝く指輪が納められていました。

ジェラドはこれを一族に伝わる武器だと言い、好きな指にはめる様にと言いました。

オリビアが左手の小指に装着すると、サイズはピッタリ。

代々受け継がれる武器というのは、オーラを持つ人間を選ぶもの。お前が選ばれたんだ。

そう教えてくれたのはカイル。彼はいつもの優しい兄に戻っていました。

とはいえ、指輪が武器って!どうやって戦うと言うのかと疑問に感じるオリビア。

すると父は、オーラを吹き込むことで思いのままの武器に姿を変えると言います。

なるほど・・オリビアは関心した様に頷き、これのおかげでどうにか生き延びられる可能性が増した様だと思うのでした。

父は奥の本棚にオリビアを呼び寄せます。

そしてベルサチェ伯爵家の帝国史を取り出し机に置くと、鷹のマークに自身のオーラを吹き込む様にと言うのでした。

家長以外がこの様な事をするのかと尋ねるオリビア。

すると他の家門とは異なり、ベルサチェはオーラを発現した子に伝える秘密の記録がある
言うのでした。

これにより、後継者争いも皆無だと言うジェラド。

(と言うことは、能力制みたいなもの?)

オリビアはスッと鷹のマークの上に手を置くのでした。

12年征服戦争の英雄の行く末

すると・・メッセージがオリビアに向けられます。

12年に及んだ征服戦争の後ー

カマヒ1世の宣言によってデカランは帝国となり東西南北4つに別れていた。

東部の首長は「サンビヌ公爵家」
西部の首長は「クラシャン公爵家」
南部は大公領として独立
北部の首長は「辺境のベルサチェ伯爵家」

12年征服戦争の英雄「紅い鷹」のパトリシア・ド・ベルサチェ。

彼女の率いる軍は戦争が長引くにつれシンボルとなり、兵らは遠い神に祈るより、近くに紅い鷹を頼りに縋った。

・・が、戦争が終わるとパトリシアが女性であること、そして出身を理由に爵位は与えられず、皇室はベルサチェ家を警戒。

卑怯な皇室はスマハルアカデミーを貴族の絶対条件とし、ベルサチェ家の後継者を続々と首都に呼び寄せた。

このことによって後継者たちは貴族文化に染まっていき、辺境の故郷を嫌うようになっていった。

婚姻などで西部・東部に行く者がいる一方で、故郷に残るものは反逆で滅び、最後まで北部に残ったのは、紅い鷹軍の団員のみであった。

2年後、ようやく爵位を授けられたパトリシア。

彼女に許された婚姻はと言うと、同等かそれ以上の家柄の者。

そして継承権は無しと言う条件で与えられたのが、カマヒ1世の側室と座だったのです・・・

読み終えたオリビアは唖然とします。

そして怒り心頭で、最低なクソ野郎たちね!!!と叫ぶのでした。

悪役するのもめんどくさくて 8話の感想

親しみやすくて人当たりも柔らかな雰囲気のカイル。

鋭い表情や攻めの姿勢を強く感じた8話でした。

おそらくカイルもここまでオリビアが成長しているとは思わなかったでしょうね。

でも、彼だからこそオリビアの力を引き出せたのかもしれません。

パトリシアですが、ようやく与えられたのは褒美ではなく屈辱ですよね!仕打ちでしかない!と感じました。

オリビアが○○野郎と叫んだのがすごく分かります!

まとめ

今回の記事では、悪役するのもめんどくさくて・ネタバレ8話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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