ピッコマで独占配信中のマンガ「もう見て見ぬふりはしない」(原作 Yulbi先生、絵 Lee Jae Hyun 先生、脚色 DAMA先生)16話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
川に飛び込み女性を救出したブライアント。
愛する婚約者を亡くした不幸な彼女の体には、夫による無数の痣が・・
見覚えのある彼女を調べたオピリアは、カミーラ・マルテン子爵夫人だと分かります。
回復した彼女に両親からの手紙を渡すと、愛されていた事を知り涙を流します。
→→ 前話「もう見て見ぬふりはしない」ネタバレ15話はこちら
→→「もう見て見ぬふりはしない」ネタバレ全話・リストはこちら
もう見て見ぬふりはしない 16話のネタバレ込みあらすじ
判決の日
遂に離婚裁判の判決当日を迎えたオピリア。
裁判官は2人に向かって、判決を言い渡しました。
まず、オピリアに対しては慰謝料としてスティーブンが担う5つの事業のうち4つ、そして首都の外れにある屋敷と別荘2棟。その他にも複数の利権を提供すること。
そしてスティーブに対しては、直ちにヘブンウォーカー家を出て別居する様にと命じます。
厳しい内容に顔を顰めるオピリアと、ニヤリと笑みをたたえるスティーブン。
こうして裁判は幕を閉じたのでした。
その頃、ブティックではマダム・ケイトがオピリアのために、膨大の量のドレスやコートを鞄に詰め込んでいました。
裁判の結果、夫人の損害が想像以上に大きかったと助手が心配そうにしますが、ケイトはこれが傷ついた奥様への私なりの励まし方だと言ってヘブンウォーカー家へと向かうのでした。
1人静寂の中、執務室の椅子に腰掛けるオピリア。
するとメイドが、マダム・ケイトがお見えになったと声をかけます。
前向きなオピリアの姿にケイトは
扉が開くとパッと笑顔を輝かせ、新作をお持ちしましたと元気いっぱい挨拶するケイト。
どれもきっと奥様にお似合いですと気合い十分にドレスを広げます。
するとオピリアはふらりと立ち上がり、確かに素敵だけれど、これはケイトの作品ではないと言うのでした。
不安な気持ちに襲われるケイトでしたが、オピリアは実にイキイキとした表情をしていました。
!!
そして私が欲しいのはこんなに派手なドレスではなく、伸縮性にこだわったあなたのドレスだと言います。
思わずあっけに取られてしまうケイト。
さらにオピリアは、不足している物があればいくらでも援助すると言ってケイトの手をギュッと握りしめます。
自分が励ますつもりだったのに逆に励まされ、ケイトは感激してしまうのでした。
奥様・・思わずそう尋ねると、裁判のことなら別居が出来から満足だと言うオピリア。
そしてスティーブンは控訴しているが、私には他にまだまだやることがあるから落ち込んでいられないと言うのでした。
ケイトはブティックに帰ると、早速助手にヘブンウォーカー家での出来事を話しました。
やるべきことを見つけ今を懸命に生きる、成熟したオピリアの姿に励まされたこと。
その影響を受け、今すぐ作業に入りたいと情熱的に語るケイト。
私たちこそ奥様を見習わなくては!
ケイトの言葉に助手の女性は残業を覚悟するのでした。
精算と新しい一歩
執事のジャクソンがコーヒーを運ぶと、 オピリアは第二王子からの手紙に目を通していました。
コティス男爵主催のチャリティーイベントに是非来て欲しいと書かれていると伝えると、どうされるのかと尋ねます。
誰かのせいでダウンした一族のイメージ回復と、社交界での認知度を上げるためにはうってつけの機会だと言い、オピリアは参加を決意します。
ただ、この手紙は何かがおかしいのよ・・
若干違和感を覚えつつ、明日に備え今日は寝ることにしたのでした。
寝室に戻る中、久しぶりに静けさを取り戻した屋敷に、 オピリアの心も表情も穏やかさが溢れます。
判決後すぐにスティーブンを追い出したのは正解!
あの時のポカンとした彼の顔ときたら、哀れそのものもだった。
(でも、スティーブンは1人ではない)
あれほどアリエルとの生活を夢見ていたんだもの。これでよかったのよ。
オピリアは屋敷の門の外に出る馬車を窓から見つめ、そっとさよならを告げていたのでした。
裁判以外ではもう2度と会うことがない様に、と願って。
チャリティーイベントの同伴者
翌日ー
メイドのアンナが大慌てでチャリティーイベントの同伴者の方がお見えになったと駆け寄ります。
・・・?
すると、ブライアントが訪ねて来ていたのでした。
聞けば、皇子殿下がいけなくなったので代わりを頼まれたと言うブライアント。
それを伝えにきたのだと言うのでした。
(あの手紙の違和感はこう言うことだったのね!)
合点のいったオピリアは快諾し、離婚後初の社交界への第一歩を決意します。
ブライアントは後ほど改めて迎えに来ると言い、一旦屋敷を去っていくのでした。
もう見て見ぬふりはしない 16話の感想
離婚の慰謝料って!逆じゃないですか!?
しかも割合がおかしすぎる・・それを堂々と言い渡すなんて腹立たしい!!
でも、そこまで多くを手放して代償を払ったオピリアにはこれから幸せが待っていると思います。
逆に、人を蹴落とし傷つけ、本来言うべき言葉も支払うべき対価も甘んじて、現状に執着するスティーブンとアリエルは、今のままではこれ以上の人生はきっと望めないでしょう。
心の皺を伸ばして明るく努め、前を向いて行動するオピリア。
ケイトだけでなく、多くの同じ立場の女性たちの希望になりそうですね!
まとめ
今回の記事では、もう見て見ぬふりはしない・ネタバレ16話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「もう見て見ぬふりはしない」ネタバレ17話はこちら
→→「もう見て見ぬふりはしない」ネタバレ全話・リストはこちら