ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)28話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
リリエンの言う謝罪と兄がダミアンに言い放った言葉。
兄妹の温度差を感じるダミアン。
本棚が傾き倒れかけると、咄嗟にリリエンを庇い、覆い被さる格好に。
ダミアンはどうにか理性を保ちますがどんどん脆くなっているのを感じます。
ある日リリエンは兄に帳簿が見たいと言いー
リリエンの処世術 28話のネタバレ
領主としての命令
セドリックに話を打ち切られてしまったリリエン。
しかし彼女は諦めてはいませんでした。
帳簿を開くとサラサラとペンを動かし、改めて複式簿記の無い世界のやり方を非効率だと感じるのでした。
セドリックがリリエンの体を心配をする様に、リリエンもまた唯一の家族である彼の負担を減らし、力となりたかったのです。
そして数日後、兄の前に現れたリリエンは、整理を終えた帳簿を持参しました。
ダメだと言ったはずだと言うセドリックに、命令の背いたのだからどんな罰でも受けると返しますが、自分のために働いたリリエンを簡単に罰することは出来ません。
実はリリエンのこの行動も計画のうちだったのです。
妹の溺愛っぷりを噂する下の者たち。
噂くらいならまだ良いものを、虚実こもごも言われたのではたまりません。
使用人たちにも1度、リリエンを厳しく罰するセドリックの姿を見せておいた方が良いと考えたのです。
しかしセドリックは不問とすると断言し、リリエンに対し小ざかしいことはするなと言うのでした。
命令に従わなかったのがお前の意志ならば
それを不問に処したのが僕の意志だ。
ではせめて謹慎か予算削減でも・・なんとか申し出を受け入れて欲しいリリエンですが、領主の決定への口出しは禁止だと言われてしまうのでした。
セドリックからの罰
しかし、そこまで言うのなら・・
そう言ってセドリックが提示したのは、今回の大和議での予算倍増。
これでは罰ではないと言うリリエンですが、セドリックは譲りません。
書類が良く出来ていたことを理由に上げ、授業料だと思いなさいと言うと、今度こそ話を切り上げてしまうのでした。
セドリックはしょんぼりするリリエンをこっそりと盗み見ると、クスッと笑みをこぼします。
しかし、彼はある大切なことを2つ見過ごしていました。
1つ目は、リリエンは気持ちに左右されることなく、冷静に次の行動を考える事が出来ること。
2つ目は、その計画はセドリックの想像を絶するものである事・・
後日
改めて予算が2倍に、しかもご丁寧に複式簿記で書かれた書類を確認するリリエンとリタ。
チューリンのお金は無駄には出来ない
リリエンはお金をどの様に使うかを考えます。
既に考えておられるのでは?とリタが尋ねると楽しげに笑い声をあげ、そっと計画を耳打ちします。
聞き終えると青くなり、ゾッとした様子のリタ。
セドリックが知ればきっと、浪費してくれと言って泣かれそうだと感想を述べます。
するとリリエンは今一度計画を考え直すのでした。
亡き兄にダミアンが伝えたこと
その頃、ダミアンは出窓に腰掛けぼんやりと考え事をしていました。
今までは、自分が怪物であることをどこかで楽しみながら生きてきたこと。
自分が望んだ人生でないとは言え、したい様にすればいいだけ。
人目さえ気にする必要がなかったのです。
しかしそんな彼に亡き兄は言いました。
自分が人間であると言うことを忘れてはならない、と。
わざわざ呼び出したかと思えばこんな話か・・ため息混じりに返すダミアンに、お前も皆と同じように年をとって死んでいくのだろうと問う兄。
その時ダミアンは、自分の様な存在がごく普通に年老いて死ぬなんて・・それこそ悲劇だと返すのでした。
黙ってこちらを見つめる兄。
その兄が亡くなってもう7年。生きていたらいちいち口うるさかった事だろうと思うのでした。
ダミアンは空を見上げ「他の人たちと同じ様に・・」と兄の言葉を頭の中で繰り返します。
そして自分もついに、そばにいて欲しい人が出来たと言うのでした。
リリエンの処世術 28話の感想
セドリックからの罰がまさかの予算倍増・・
リリエンは一体お金を何に使うのでしょうか?
セドリックの想像をはるかに超えるものであることだけは確かですね。
大人しそうでちょっと大胆な彼女の計画に期待したいと思います。リタの反応からもかなり面白いことが起こりそうですね!
そして亡き兄を思い出し、ある告白をしたダミアン。
彼の変化は最終的にどんな感じに落ち着くのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ28話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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