ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」(原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)23話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
温厚なノクターンに初めて優しさを味わうカリナ。
しかしある日書斎の本棚が倒れ、彼は何も聞かずカリナを叱責。
あなたの方に倒れて良かったと言います。
死んだ妹とアベリアを重ねる彼。
ウィンストンが事実を知り、ミリアンもカリナのこれまでの言動とその訳を理解します。
余命わずかの脇役令嬢 23話のネタバレ込みあらすじ
カリナが魔獣「ヘルタ」を描いた訳
カリナは窓辺に座り、自分の描き上げた絵を眺めていました。
そこに描かれていたものは魔獣「ヘルタ」
昨日ミリアンと村の視察に行った際、彼と戦った巨大魔獣の姿でした。
あとは色を塗れば完成です。
カリナは自分を本気で心配してくれるミリアンの力になりたかったのです。
少し寿命が縮まるだけ・・大丈夫。
そう呟いて引き出しを確認すると、持参した画材もあとわずかであることに気がつきます。
ミリアンに頼もうかしら・・
いいえ、彼に迷惑をかけられないわ
1人葛藤していた矢先、テーブルに置かれたネックレスが目に入りました。
両手でそっと手に取ると、石の部分のハロンが美しくキラキラと輝いています。
北部の風習では、体が弱いものが持てば健康になるという言い伝えがある
ミリアンの言葉を思い出しながら、手の中のハロンを見つめていると、どうしてなのか今日はとても気持ちが良いと感じます。
カリナは瞼を閉じると、まるで魔法の様だとつぶやくのでした。
再び2人で村へ
馬車は雪道を走ります。
1人でも良かったのにと言うカリナに、昨日は魔獣のせいで視察出来ず、カリナに冬服を買うことも叶わなかったと言うミリアン。
ところで今日は起きれなかったのか、と尋ねます。
一瞬何のことか分からずキョトンするカリナに、今朝は視線を感じなかったと言います。
いつの間にか早朝訓練をするミリアンの姿を絵に描くのが日課になっていたカリナは、それを聞き、思わず顔を赤らめてしまうのでした。
モジモジしながら、昨夜遅くまで絵を描いていたので起きられなかったことを伝えると、ミリアンは絵の具は足りているかと聞きます。
するとカリナはアタフタした様子で、鉛筆があるので大丈夫だと答えるのでした。
熟達者は道具に頼らないと聞いていたミリアンは、その言葉に関心します。
そして、北部ではそなたが使うような洗練された品は手に入らないが似た様なものは買えるだろうと言うのでした。
ニコリと笑い、それで十分ですと返すカリナ。
実は自宅にいた時も、父の耳に入る可能性もあり、上質な物は使ったことがなかったのです。
ミリアンはカリナの体調も気にも気を配り、何かあればすぐ私に伝える様にと言いました。
念の為、言ったらどうなるのかと尋ねると、すぐさま帰ると即答するミリアン。
カリナは苦笑いをするのでした。
シフォン・ブティックに到着
馬車はブティックの前にとまり、ミリアンは先に降りてカリナの手を取ります。
歩きながらミリアンはカリナに、そなたは運が良いと言います。
芸術病(途中話より、芸術症→芸術病に表記変更)に詳しいウィンストンの訪問、それに私の親友も来てくれそうだ
ミリアンの親友・・
気にかかったカリナが尋ねると、カルロス家当主の彼は逸材の発見に関心があり、先日カリナが見せてくれた絵を送ったと言います。
すると大慌てで、あの程度の絵を見られるのは恥ずかしいと訴えるカリナ。
ミリアンはどこが恥ずかしいのかと聞くと、彼は芸術病にも詳しいからきっとそなたの力になると言うのでした。
その時、店主が姿を見せペコリと挨拶しますがカリナは話に夢中です。
そして、謙遜ではなく他人に日記を読まれるような気分だと説明するのでした。
配慮が足りなかった・・ミリアンはすまなかったとカリナに伝えました。
すると、ちょうどブティックの店内に到着した3人。
シフォン・ブティックの店主、アリアがスカートの裾を持ち上げ、丁寧な挨拶をしました。
ミリアンの紹介を受けカリナも名を名乗ると、カリナと呼んで欲しいと笑顔を見せます。
気軽に話して欲しいと言うアリアに頷くと、ミリアンは冬服スーツと普段着、そして作業着も見たいと伝えました。
多過ぎますと遠慮するカリナに、ドレスでは不便だろうと穏やかな表情で返すミリアン。
アリアはカリナをジーッと見つめながらどんな種類の作業着が必要かと尋ねました。
すると爽やかな顔で高いもの全てと答えたのは、本人ではなくミリアン。
そこまでしていただかなくても本当に大丈夫ですと遠慮して袖を引っ張るカリナに、好きなだけ選ぶ様にと満面の笑みを見せるのでした。
恥ずかしさで思わず
アリアは初めにデザインを選び、次にサイズを合わせていくと言います。
(もうっ!ミリアンは頑固なんだから!)
(・・どうせ長くは着られないのに・・)
店員に採寸されながらため息をつくカリナ。
ふと視線に気がつくと、椅子に腰掛けたミリアンが頬杖をつき、こちらをじーっと見ているではありませんか。
カリナは恥ずかしさが入り混じり、思わず顔を背けてしまうのでした。
余命わずかの脇役令嬢 23話の感想
前話では、馬車から降りたカリナがミリアンに、次も楽しみにしていますと言っていましたね。
それ位のことは幾らでも叶えてやろうと心に決めたミリアン。
早速有言実行です!!
カリナにとってミリアンは、自分に新しい人生を与えてくれた人なのかもしれません。
だから自分の寿命を削っても魔獣の絵を描き、彼の力になりたいのでしょう。
カリナの気持ちに胸がジンときつつ、ミリアンはカリナが自分のために寿命を削っていると知ったら、、、少し心配にもなりますね。
絵を描いても寿命が減らないで済む方法が見つかるといいと心から思ってしまいました。
それよりもショッピング^^ カリナもミリアンも1日1日を幸せに楽しんで欲しいです!
素敵なドレスを着た時のカリナの表情、気持ちが早く知りたいです!!
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ23話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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