ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」（原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生）12話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
食べ物の好みを尋ね、カリナをガラスのドームに案内するミリアン。
カリナはミリアンの気遣いに感謝し、連絡なしに訪問したり勝手に彼を怖いと決めつけた自分を申し訳なく感じます。
翌日、つい約束を破り、夢中で絵を描くカリナ。
ミリアンは彼女を毛布に包みお説教します。
余命わずかの脇役令嬢 12話のネタバレ込みあらすじ
カリナの絵を素晴らしいと言うミリアン
人間湯たんぽの様なカリナは、もう１時間も毛布を被っていました。
ミリアンはカリナが手に持っている絵に注目し、見ても良いかと尋ねます。
大したものではないですがと言ってそれを差し出すカリナ。
剣術に優れ、皇帝直属の騎士団に入団した兄のインフリック
一度目にしたものは何でも再現出来る弟のフェルダン
刺繍の技術が素晴らしい妹のアベリア
兄弟のこれらに比べたら、私の絵などは十人並みの物だろう
ちょっぴり恥ずかしそうにするカリナの目の前で、食い入るように絵を見つめるミリアン。
するとそなたは謙遜し過ぎだと言うのでした。
首を傾げるカリナに、私は芸術に精通しているわけではないが、この絵は素晴らしいと思うと断言するミリアン。
カリナが驚きと嬉しさとで顔を赤くしていると、あの景色がこれほど美しいと感じたことはないと言うのでした。
初めての褒め言葉に戸惑うカリナに、ミリアンはもっと誇りを持って良いと言い、心から完成を楽しみにしていると言いました。
カリナがお世辞であっても嬉しいと言えば、そんなものを言うタイプではないと答えます。
そしてミリアンは、完成した絵は私にくれないかと言うのでした。
そして芸術面に詳しい知り合いに評価をして貰うつもりであると言います。
するとカリナは笑って頷き、但し誰かに見せるために描いたわけではないので評価はいらないと付け加えるのでした。
（寂しさを紛らわす為に描いていたなんて言えないわ）
カリナを診察する医師、マリア
そしてカリナが毛布を取ってもいいかと尋ねた時、扉をノックする音がしました。
部屋に入ってきた白衣を着た男性は、マリアだと名乗ります。
カリナを見るなりミノムシは閣下の趣味かと尋ねると、からかうな！とミリアン。
彼女は長旅で疲れた上に一日中屋根の上にいたと説明し、診てやってくれと言うのでした。
しかし、マリアがスッと近づくとカリナは毛布の中に隠れてしまいました。
！？
・・困惑する２人。
ミリアンが声をかけると医者はお断りだと言ったはずだと言い、受診しなくても休めば治ると言い張ります。
するとミリアンは強制的にカリナをつかまえ、毛布ごと抱え上げるとベッドに連れて行ってしまうのでした。
ご令嬢に対してなんてことを！！
大騒ぎするマリアですが、ミリアンは「なんだ？」と言った様子で自分としては丁寧にしているつもりだが..と不思議そうにします。
それのどこが！
兵士をつまみ出す時みたいだと嘆くマリア。
そして南部の人と北部人を同じ扱いをしてはいけませんとミリアンにお説教します。
まるで自覚のないミリアンですが、悲痛な叫び声を上げるマリアに戸惑い、謝るのでした。
マリアはカリナに無礼を詫びると、少々手を見せて欲しいと言います。
そして差し出された手を取ると脈を測り始めたのです。
！！
一瞬目を見開くマリア。目の前で毛布にくるまるカリナは呼吸を荒くし汗ばんでいる様子。
診察の様子を尋ねようとするミリアンに「静かに」とジェスチャーで伝えると、疲れている様ですのでお休みくださいとそのままベッドに横にさせます。
するとカリナはまもなく目を閉じ、眠りにつきました。
マリアの診断と芸術症について話す２人
カリナが眠ったのを確認したマリアは、深刻な表情で彼女を見つめます。
頬杖をつき、症状は良くないのかと聞くミリアン。
マリアは首を縦に振ると、かなりご無理をされたようだと伝えました。
脈は不安定で弱く、心音も聞こえづらい・・思った通り斑点も見受けられる
マリアはミリアンを振り返ると、北部では珍しいことだが芸術症にそっくりだと言いました。
聞き返すミリアンに、 軍人が多く、割と新しく征伐された北部に対し、首都や南部には優秀な芸術家が多く、アイオス帝国は芸術の祝福を受けた国だと説明します。
そこまでは知っていると言うミリアンに、稀にその祝福の限度を超越してしまう子が存在すると言うマリア。
彼らは芸術によって、神の領域とも言える「奇跡」を起こすのです。
すると、フェリオールが演奏した曲には癒しの力が宿っていたと思い当たるミリアン。
マリアは腕組みをする彼の向かいに立つとその通りだと頷き、カルロス家は帝国でも有名な芸術一族であると言いました。
ミリアンは、タコ・・と言いかけレオポルト嬢と呼び直すと、彼女もまたそんな芸術家なのかと聞きます。
マリアはそれを肯定し、先程腕の内側に確認した斑点がよく見られる症状の一つだというのでした。
確かに・・芸術には詳しくない私でもあの絵の素晴らしさに鳥肌が立った
普段見慣れた景色があそこまで美しいと感じたことは、これまでなかったことだ
ミリアンは、あの絵を見るなり彼女の見た風景がそのまま自分に伝わってくるようだったと感じたのです。
そしてどれ位深刻な状況なのかと尋ねると、相当であることは分かるものの、種類は自分の力量では何とも言えないと言うのでした。
聞けば、芸術病はいくつかの種類に分類され、症状は軽いもので体力低下。次は感覚や四肢の一部を失うこと。
そして一番稀なケースでは、命が代償となると言うのでした。
余命わずかの脇役令嬢 12話の感想
カリナが長時間屋根の上にいたことでミリアンが心配し、マリアの診察で芸術症の疑いが判明・・
カリナは打ち明けるかを迷っていましたが、ミリアンが医師のマリアの説明を聞きながらそれを把握出来たのは良かったのでは、と思いました。
カリナの兄弟もそれぞれ才能がありそうですが、兄と弟は芸術症ではなさそうですよね。
もしかして病弱な妹も芸術症？種類的にはカリナは一番稀なケースなのかと思いました。
どうにかカリナにとって有効な手段が見つかるといいです！
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ12話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
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